薫日記

正月休みをほぼ完全に返上して、原稿書きに邁進した結果、ようやく原稿を二本仕上げた。（実際には、両方とも７割程度の仕上がりだが、ゼロから比べたら、格段の進捗である。）

それにしても、元日しか休まずに、毎日１０時間以上も執筆を続けた結果、ここにきて、身体に異状が生じた。肩こりと冷えが生半可でないのだ。マッサージにいっても、「爪先が氷みたいに冷たいですねえ」とか、「肩胛骨の下に指が入らないほどカチカチですねぇ」などと言われる始末。

しかし、正月から、恩師の名物授業を本にした『心にグッとくる日本の古典』が出て、非常に気分がいい。

今年は、イクメン本やカメラ本も控えていて、とにかく「楽しい」本作りができそうだ。

がんばるぜ。

筑波大学附属高校（旧・東京教育大学附属高校）のときの恩師である黒澤弘光先生と、『心にグッとくる日本の古典』（NTT出版）を上梓した。

足かけ２年。依頼原稿ではなく、完全な持ち込み企画なので、出版社探しから始めて、かなり苦労が多かったが、大変満足のいく出来になった。

野村萬斎さんには「筑波大学附属高の名物、クロサワの古典。」という帯の推薦をいただいた。野村萬斎さんも黒澤先生の古典の授業を受けていたのだそうだ。

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