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2010年8月の6件の投稿

直前告知

J-WAVE JAM THE WORLD、金曜日のゲストは作家の島田雅彦さんです!

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リアル感が出てきたゾ

ここのところ急に生活が「リアル」になってきた。

ここ10年ほど、アタマの中の世界を文字として外部にアウトプットすることに明け暮れていて、生きた人間のリアルな感覚を忘れかけていたのかもしれない。

そのリアル感は、娘のオムツを洗面台でゆすいでいたり、ベビーカーを押して、親子三人でスーパーに買い物に行くことだったりする。

50歳で初めての子を授かったことも大きいのだろうが、それに合わせて視力回復手術に踏み切ったことも大きかった。まさに世界の見え方が(幼かった頃の、あの)リアルで刺激に富んだ感覚に戻ったからだ。

そのせいかどうか知らないが、家の中が急に綺麗に片付いた。これまで物置と化していた部屋は整理整頓された書斎に生まれ変わり、薄汚れた洗面化粧台も新調した。

近所に車庫を探して、15年ぶりに車も買うことにした(これまで、やたらタクシー移動が多かった)。

人生って不思議だなぁ。

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ネコを探して

原題は「ネコの通り道」とでもいう感じか。

フランス語の映画のわりには、取材されるのは日本や英国やアメリカがほとんど。

題名からは、なんだか「ほんわか」した感じのペット映画が想起されるが、見始めてすぐに「これはバリバリのドキュメンタリーだ」と気づく。夏目漱石を枕に、水俣病でネコが最初の「被害者」として社会に警鐘を鳴らした話や、英国鉄道の民営化にともなう「ネコの大量解雇」、日本のホームレス問題、ネコによる「介護」など、あまりに鋭い「文明批判」に目がスクリーンに釘付けになる。

監督の「意識の流れ」に沿って、いくつものテーマがつながっていて、つなぎの部分には、アニメが実に効果的に挟まれている。

ネコの目を通した文明批判は考えさせられることが多く、文句なしに五つ星だ。

単館上映で全国をまわるようだが、とても良質の映画なので、足を運ばれてはいかがだろう。(念のため、私はこの映画の宣伝には係わっておりません(笑))

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布か紙か

布おむつか紙おむつかという議論がある。

六浦の産科に行ったとき、おむつを替える必要が生じたら、その産科の助産師さんが「布かぁ」と溜息をついた。そこには、「思想的な理由で布にしている人って、たまにいるんだよねぇ、やれやれ」という感情が含まれていた。

でもさ、ウチは布と紙を使い分けていて、それは「赤ちゃんの気持ちよさ」、「おむつ替えの利便性」の2つの理由からきていて、どこにも「ナチュラルな布じゃないとだめ」というような思想性はないのさ。

ウチでは、ちょっと指を入れて触っただけで「替え時」かどうかがわかる布が重宝する。布おむつを替えたら、すぐに水でゆすいで、洗剤の入った「つけおき」の容器に入れておく。まとまったら洗濯機に入れて乾燥まで。

外出時には、交換が早い紙が重宝する。ウチに持ち帰って、紙おむつ処理器に入れておき、まとまったらゴミとして捨てる。また、大量のプーが予測されるときは紙にしておく。

ようするに、洗濯が簡単か、それともゴミ捨てが簡単か、という問題にすぎない。

赤ちゃんは、今のところ、この使い分けには無頓着のようだ。どちらも、すぐに替えてくれればいいらしい。

猫神亭では、チーもプーも貴重な成長過程として奨励しているので、赤ちゃんも遠慮がない。

一日25回くらいのおむつ替え、イクメン竹内が担当するのは、10回くらい。おまけに授乳もできないんので、せめてもの罪滅ぼしに、せっせと掃除・洗濯はやっている。しばらく、K妻には頭があがらない・・・。

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もう20年か・・・

監修した「タイムトラベラー」が本屋さんの店頭に並んでいる。マレット博士のタイムマシンは、これまでの机上の空論とちがって、地球上にある物質で機械が組み立てられる点が画期的だ。

そういえば、幻の迷著「アインシュタインと猿」も新装版として復活した。サイエンスライターとして書き始めてから、あっという間に20年たっちまったんだなぁ。なんだか感無量。

「ディオニシオスの耳」も小説のデビュー作の復刊で、ここのところ、10年、20年前の仕事の復刊ラッシュだ。

娘が生まれたこともあり、これからの20年は、専業のサイエンスライターではなく、少し別の仕事をするつもり。

***

南青山アイクリニックに検査に行って、J-WAVEの仕事まで2時間余ったので、車のショールームに入ったら、そのまま買う気になってしまった。

今持っている車は鎌倉の猫神亭においてあり、妹が使っているので、娘を病院に連れて行くためにはもう一台車が必要だ。先週は横浜駅のトヨタレンタカーで借りたが、さすがにこれからは横浜猫神亭も車なしではやっていけないだろう。

といっても、車の支払いは、年収の1割が「シーリング」になっているので、あまり豪華な車を買うわけにもいかない。カタログをにらみながら、思案の最中。

***

現在、半分育休にて、新規の原稿依頼は抑え気味に対処させていただいておりますが、あしからず。

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こんなプレゼント!

娘の誕生祝いにこんな素敵なプレゼントをもらった!

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それからかわいいおくるみも!

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とっても嬉しい。ありがとうございます!

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