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2009年12月の12件の投稿

今年の総括?

今年見た映画・DVDのベスト1は「アドベントチルドレン・コンプリート」。五回くらい見てしまった。で、ワースト1は「GIジョー」。映画・DVDは基本的に文句を言わない質だが、「GIジョー」には参った。ここ数年で初めて、「時間の浪費」という言葉を思い出してしまった。あと、「攻殻機動隊2.0」は、みんなが書いている通り、改悪かなぁ……。

今年やったゲームのベスト1は(古くて申し訳ないが)「ファイナルファンタジーVII」で、「クライシス・コア」も楽しめた。まだゲーム歴半年の超初心者なので、ワーストはなし。まだ、よくわからないから悪口は書けないよね。

今年読んだ科学書のベスト1は「マンガでわかる有機化学」。大の化学アレルギーなので、あくまで個人的な評価だが、いい本に巡り合った。ワーストはなし。なぜなら、イマイチだと思った本は、そもそも読むのをやめてしまうから。

今年のカメラのベスト1は「オリンパスE-P1」。もう一声で買いたくなるカメラは「シグマDP-1s」。一度、使ってみたい気がするが、購入に踏み切れないでいる。あと、ニコンがあるので、凄くいいと思ったけど買わなかった一眼レフは「ペンタックスK-7」。うーん、カメラは二年に一度くらいしか購入に踏み切れないよ。

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今年は6月に大阪で倒れてしまい、あまりいい年ではなかったが、来年はがんばっていい年にしたい。

本の仕事では、来年に向けて「アインシュタインと猿」と「ディオニシオスの耳」が復刊されるのが嬉しい。どこまで手を入れるか悩むところだ。

科学ファンタジーにも力を入れるつもり!

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鳩山論文を読む(番外編)

『鳩山由紀夫の政治を科学する』から洩れた原稿をアップしておきます。

ちなみに、原論文には図がないので、ちょっとわかりにくい。「hatyoyama_senkei_01.gif」をダウンロード

「hatyoyama_senkei_02.gif」をダウンロード

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本日のJ-WAVE JAM THE WORLD

本日のJ-WAVE JAM THE WORLD、15ミニッツのゲストは、年末恒例、大川豊興業の大川総裁に「今年の選挙」について総括していただきます。

裏話もお楽しみに!

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桐生高校

昨日は群馬県立桐生高校で講演会。題目は「理系バカ、文系バカにならない方法」。

質疑応答の時間には「リーマン予想」の話まで出て、手応え充分だった。先生方に「アインシュタインと猿」や「ファインマン物理学を読む」、「シュレディンガーの哲学する猫」などのサインを求められ、ホロリときたところに、「コマ大見てます」「JAM THE WORLD聴いてます」という生徒さんが楽屋を訪れてくれて、なんだか、科学コミュニケーター冥利に尽きるなぁ。

奇遇だが、校長先生は、20年前、もしかしたら教育実習で世界史を教わったことがあるかもしれないことが判明。世界は狭いものです。

それにしても、J-WAVEを桐生で聴くことができるのは不思議だ。FM局のネットワークがあるのだろうか?

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冗談で「いつもおっちょこちょいで、切符を捨てたりするんですよー、ふわぁーはっはっは!」と笑っていたら、なんと、帰りの電車に乗り遅れた。

なぜか逆のホームで待っていて、小山行きの電車が入ってきたのを見て、慌てて階段を駆け降りて、駆け登った所で電車が無情にも発車。

うぉおおおおー! また、やってもうたぁあああー!

次の電車は40分後ということなので、高崎経由に切符を変更したが、今度は電車が通学ラッシュとなり、座ることができず(涙)

ホント、この飛行機や電車の移動に関する「バカ」だけは治りませんなぁ・・・。誰かに講演で教えてもらわないとダメかも(笑)

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WOTAKUマンガ(その30)

作:藤井かおり
画:春吉86%

Wtk200911_3

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告知

J-WAVE JAM THE WORLD、12月18日(金)のゲストは・・・

儲け話や、出会い系などなど、「迷惑メール」を実際にクリックしたらどうなるのか?
気になりませんか?
じつは、実際にそんなユニークな体験取材を敢行した、ルポライター多田文明(ただ・ふみあき)さんが今週のゲスト。
「迷惑メール」のその先に広がる、恐るべき世界について、お話を伺います。

うーん、怖い・・・けど聞きたい・・・。

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鳩山由紀夫の政治を科学する(こぼれ話)

高橋洋一さんから、こんなメールが来た。

***

私にとって当たり前でも他人に話すと驚かれることがあります。
本「鳩山由紀夫の政治を科学する」に載せなかったのは残念と編集のAさんに言われましたので、竹内さんのブログでも載せて、本の販促活動にしましょう。



事業仕分けは何だったのですかといわれるときは、このような話をするのですが、ある人から「事業仕分けは自民党の要求を役人が通そうとするのを切るから面白い」といわれて面食らった。

事実関係を言えば、自公政権での概算要求は8月末に出されたが、政権交代したので、概算要求はやり直しで、10月15日に民主党政権の概算要求が出された。その概算要求は、要求官庁にいる民主党議員の政務三役が財務省に出したものだ。

ちなみに、自公政権での概算要求はシーリング(要求上限)があったので88兆円、民主党政権の概算要求はシーリングがなかったので95兆円。

事業仕分けは、シーリングからはみ出し部分を削るという役目がひとつにあったが、結果からみれば、そのカッターは不十分だった。この意味で、シーリングをはめておけば要求しなかったものを、要求させておいて、一部の1.7兆円を公開で切った(本来切ってはいけないところも切った)といえるのが、事業仕分けだ。

また、要求を公開で切るというは評価できるが、そのメンツは政治主導をいうのであれば、要求官庁の局長クラスの役人ではなく政務三役と、行政刷新会議側になるべきでしょう。

政務三役は逃げたといわれてしかたない。行政刷新側が議論に勝つのは当然だ。

もし、政務三役が出ていれば、行政刷新会議側の国会議員は官職なしの無権限人なので、官職名ありの権限人である政務三役のほうが勝った可能性が高い。

昔はボコボコにするときには、体育館の裏に来いというのが相場だったが、今では体育館の中に来いというのだ。

ところで、今、国債発行額がどうなるかで、話題になっている。本の中の言葉で言えば、制約条件の中での最適解になるが、制約条件がどんどん変わっていて解がだせないようだ。

要するに、民主党は、10月15日の概算要求でシーリングを設けなかったこと、その後の予算編成の中で予算組み替えを行わなかったこと(事業仕分けなんかに時間を割くのであれば、予算組み替えにもっと時間をかけるべし)など、予算編成をみていると、ORをほとんど使えていない。

しかも、11日(金)に2010年度の税制改正大綱ができるはずだったが、小沢陰関数が中国に大訪中団とともに行っていて日本不在で、1週間くらい先送りになるらしい。

ということは、政策は政府に任せるなんて、小沢陰関数はいっていたが、党からも政府に要望を出すのだろう。あらためて小沢陰関数のすさまじさを思った。

***

以上、「こぼれ話」でした!

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ディオ

『ディオ』は加筆修正中だが、うーん、やはり「物理」をなくすのは、難しいかもしれない。

もともと物理の観点から推理していくストーリーなので、いきなり脳科学者に差し替えて、脳科学の観点から推理するようにストーリーを変えるのは不可能だということに気がついた(汗)←一箇所変えると、それが数十ヶ所に飛び火する

ボクは20年間、物理書を書いてきたわけだし、主人公の名前を変えた上で、本当に修正が必要だと感じた部分を直すほうがいいかもしれない。

思案中。

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重版御礼!+『ディオ』復刊

おかげさまで『奇跡の脳』が重版になりました。

みなさまのご愛読に感謝いたします!

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湯川薫デビュー10周年ということで『ディオニシオスの耳』が文庫で復刊されることになりました。

もともと湯川薫というペンネームは、ボクが敬愛する湯川秀樹博士から「湯川」とつけたものです。主人公の湯川幸四郎も「マッギネス大学」で物理学を専攻していて、祖父は天才物理学者という設定でした。

しかし、東野圭吾さんの『ガリレオ』が大ブレークし、主人公の湯川学がメジャーとなっている今、『ディオニシオスの耳』を元々の設定で復刊させるのは無理だと判断し、加筆修正により、リメイクしている最中です。

自分の専門である物理学の設定をやめるのは辛いところですが、逆に思い切ってリメイクできる、いい機会かもしれません。作者も竹内薫とし、主人公の名前も変えます。

うーん、今、読み返してみると、(初めての小説だったこともあり、)かなり粗が目立ちますなぁ(汗)

はたして、『ディオ』は、どんな形で生まれ変わるのか? 乞うご期待!(来年の春か夏に出版予定です)

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もろもろ

今日は雨で寒い一日だった。雑色にある都立六郷工科高等学校の先生向けに講演(研修)。校内を案内してもらって、とても面白かった。

乗り換え駅で、同行したK妻が、
「急行が来てから降りればいいわよ。寒いから」
というので、鈍行の席にそのまま座っていたら、先に鈍行が発車することとなり、あわてて降りた……K妻だけ(笑)
ボクの前で無情にもドアは閉まり、独りで鈍行で横浜まで帰ることになった。そこで暇なので一枚撮影したような次第。

Photo

「鳩山由紀夫の政治を科学する 帰ってきたバカヤロー経済学」の表紙が届いた。今回は経済から政治にシフトして、裏事情をどんどん書いた本になった。鳩山政権が倒れたら、「再び帰ってきたバカヤロー経済学」もやるかもしれない(笑)

ここのところ、ド素人のボクが専門家に話を聞く本が増えてきた。

9784861908293

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WOTAKUマンガ(その29)

作:藤井かおり
画:春吉86%

Wtk200911_2

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殺処分ゼロとNEWS ZERO

今日の「NEWS ZERO」で熊本市の犬・猫の殺処分ゼロの取り組みを特集していた。

他の自治体でできなかったことが、なぜ、熊本市で可能になったのか。

とてもわかりやすい放送で、「やるじゃないか、NEWS ZERO」と感激してしまった。

熊本市の取り組みが全国に拡がってくれればいいと心から思う。ちなみに、来年の2月にはK妻が熊本市の動物愛護センターに取材にいく。この試みを紹介する本をつくろうというのだ。

映画「犬と猫と人間と」もすばらしかったし、今日のNEWS ZEROの特集もすばらしかった。

こうやって、みんなが問題を知ることにより、少しでも「殺処分ゼロ」に近づくといいなぁ。

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