なぜ捨てる
講演行脚で危機一髪。
東北新幹線に乗るため、朝、横浜から東京まで東海道線で移動した。降りる前に新幹線の指定席の切符を取り出して手にもった。原稿のストーリーを夢想しながら新幹線の改札まで歩いて来たとき、手にもっていたはずの切符がないことに気づいた。
発車まであと10分。乗り遅れると次の新幹線では絶対に間に合わない。まずい。かなりまずい状況だゾ。
必死に脳内検索をした結果、東京駅についたときにジュースの紙パックを捨てた「残像」を思い出した。そういえば、掃除のおじさんもいたっけ。
(す、捨ててしまった・・・大事な切符をゴミと一緒に捨ててもうたあぁぁぁ〜)
ぐぉおおお! 東海道線のホームまで駆け上がり、掃除のおじさんの姿を探したが、もういない。ゴミ箱はカラッポだ!
ふたたび新幹線の切符売り場まで怒濤のごとく駆け戻り、係員に向かって叫びながら、自由席の切符を買い、改札を抜け、ホームに駆け上がり、ぎりぎりセーフで乗ることができた!
***
そういえば、よく飛行機に乗るときも、汗びしょになりながら駆けていることが多いよなぁ。
一人で旅行すると、いつも危機一髪になってしまうが、どこか人格的な欠陥があるのではなかろうか。←もちろん夢想癖が原因だよ
(昨日は岩手で、今日は山形へ移動なのだが、絶対に切符をなくさないよう気をつけないと。ホームにも1時間前には上がっていないと心配だ!)
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