カメラの言霊
たまに「日本の製造業って素晴らしい」と感じる瞬間がある。
他人様の国のことで申し訳ないが、デジカメのニュースをチェックしていたら、こんな記事に遭遇した。←高すぎるだろ
ライカファンを敵に回すのを覚悟で言わせてもらうが、これって、どう考えても適正価格の2倍から3倍の価格設定じゃなかろうか。
日本人は、舶来物に弱いところがあるけれど、高性能な製品を安価に提供する、という意味で、日本は世界で最も「良心的」な先進工業国だと思う。
大金持ちでなくても、高性能な製品を買うことができるんだから、世界は、もっと日本の良心的な商売を褒めてくれてもいい。
***
ヨーロッパは、とにかく「ブランド」を育てるのがうまい。価格の半分以上は「イメージ」料になっていたりする。
***
カメラ好きのボクも、カメラ会社のブランド・イメージが頭から離れない。パナソニックがライカと組んで「ルミックス」ブランドを育てた苦労は、並大抵のものじゃなかったのだろう。
ブランドは実に不思議なもので、ミノルタαシリーズだと食指が動くのに、ソニーαシリーズと言われると、最初から選択肢に入ってこなかったりする。←ソニーはビデオだろ、という意識が働いてしまう
カメラメーカーの「純正」レンズだとタムロンのレンズの倍の値段で売っていたりもする(純正も実はタムロンがつくってOEM供給しているんだけど)。
人間は、言葉のイメージに大きく左右される生き物なのだなぁ(ため息)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント