インターネットの「関所」
世界がインターネットでつながっていると言っても、いたる所に「関所」があるのも事実だ。
日本に暮らしていて不便だと思うのは、世界中で売っている製品が(たまに)半年遅れとかでないと買えないような場合。
今、個人的に、デジカメ本体から現像ソフトへ興味の中心がシフトしていて、あらゆる製品のお試し版をダウンロードして、使い勝手や性能を比べているのだが、ようやく決めて買おうと思ったら、なんと日本在住者だけ買えなくなっていて驚かされた。
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検討したのは、Silkypix、Capture NX2、Aperture、Lightroom。後者2つの場合、プラグインとしてColor Efex ProとVivezaが必須という結論に達した。←このプラグインのインターフェースは秀逸
ただし、言い訳しておくと、全機種を完全にマスターして検討したわけじゃない。
たとえば、Silkypixは使い勝手が良かったが、写真の一部を選んで調整する方法が直観的にわからなかった。←説明書読めよ、オレ
あるいは、ApertureはiPhotoからの読み込みで新たにコピーをつくるらしく、ディスクが足りなくなった。←カタログだけ作る方法もあるんだろうけど、すぐに挫折
そして、Capture NX2は、そのままでVivezaの機能は組み込まれている感じで、プラグインはColor Efexだけでいいから便利なことこの上ないのだが、一万枚くらいある写真の整理・表示機能はLightroomに及ばない←もともと整理用のソフトじゃないのに文句言うな!
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結局、個人的には、LightroomでこれまでのiPhotoの写真を「整理」した上で、簡単な調整もやってしまい、微調整をプラグインにまかせるのが、いちばんやりやすいという結果に。
で、15日のお試し期間も過ぎようとしていることだし、Color EfexとVivezaのほかのプラグインも含めたComplete Collection-Aperture andLightroomを購入しようとしたら、住所を打ち込むときに「Jamaica」の次が「Jordan」になっていて、思わず「ジョーダンかよ」と叫んでしまった。
ボク「Japanだけ除外されてるんだぜ、酷いだろ」
K妻「Nipponになってるんじゃないの?」←そう言われて、マジでNipponも探してしまった
頭に来たので、アメリカのアマゾンで購入しようとしたら、「この商品は、あなたの住所へはお送りできません」だと。
日本では、10月22日発売なので、あと1ヶ月は待たないといけないらしい(涙)
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うーん、カメラ王国日本のはずなのに、日本人だけ買えない現像ソフト(のプラグイン)が存在するというのも、奇妙な話だよねぇ。
あと1ヶ月も我慢できないので、なんとか「インターナショナル版」を購入できないか、抜け道を探すことにする。
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