ファイナルファンタジーXは、ドラクエVIIIと同じく120時間あまりかけてクリア。
シンとの最終決戦前に、武器のレベルアップやミニゲームに何十時間も時間を費やしたので、本来なら80時間程度でクリアできたのではないかと思う。
49歳にして現代RPGの世界にデビューしてしまったわけで、ボクはかなり「異色」のプレーヤーだろう(笑)
まだ2つしかプレイしていないのだが、いろいろと考えさせられることが多い。
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アドバイスをくれる人のほとんどは、おそらく小学校から高校あたりにプレーしていたらしく、ドラクエもFFも3、4、5あたりに「ピーク」があったと教えてくれる。
そこでリメイク版をいくつか買って、出だしの部分だけ吟味したのだが、今のところ、ドラクエV(DS版、PS2版)とFFIV(DS版)は、プレイする気になった。
逆に「無理」と感じたのは、FFのPSへの移植版。居間のテレビにつないで見ると、ポリゴンの粗さだけが強調されてしまい、どうしてもプレイする気になれなかった。
ええと、結論からいうと、DSとPS2用にリメイクされている作品は大丈夫だが、PS用のリメイクをPS2でやるのは、かなり辛い感じだ。
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アマゾンのコメントなどを眺めていると、FFもドラクエも、最近の作品を目茶苦茶にけなす人が多いのには驚かされる。「3、4、5、6あたりと比べて、映像だけがよくなっていて、中身は見る影もない」という意見が非常に多い。
これはよく理解できる心理だ。ゲームじゃなくてTV映画の話になるが、ボクもサンダーバードの実写映画を見たときには、映画館を燃やしてしまおうかと思ったし、スタートレックの新しいシリーズもピンと来ない。
でも、逆にボクより世代が下の人は、オリジナルのサンダーバードを見ると「このぎこちない動きの吊り人形のどこがいいわけ?」とか、「攻撃されてブリッジが揺れてるんじゃなくて、出演者たちが身体を揺らしてるだけだよね」などと言うのである。
リアルタイムで見た(やった)人には、映像の粗さや特撮のちゃちなところは関係ないから、物語だけが心に残っているのに対して、現代の視点から過去の作品を見ている人には、映像や音楽などの「解像度」が壁となってしまう。
というわけで、49歳にして、初めてRPGファンタジーにハマったボクは、いったいどうすればよいのであるか?
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実は、これを書いている今、すでにFFXIIに入っていて、10時間ほどプレイしたところ。
なぜ、FFXIIに行ってしまったのかといえば・・・。
ボク「よし! FFXは不完全ながら、クリアしたな! 最終決戦もアーロンを小出しにしたおかげで、充分に堪能できた。最後はちょっぴり涙が出ちゃったよ」
K妻「ふう、ミニゲームのほとんどをクリアして、七曜の武器を最強にしてあげたのは誰だったかしら?」
ボク「ははぁー、すべてK妻様のおかげでござりまする・・・早速だが、次にどれをプレーするか吟味しようぜ」
てな具合で、大人買いしてためてあるたくさんのゲームの出だしを眺めていて、ボクの中ではドラクエVかFFIV、もしくはテイルズシリーズの「アビス」か「龍がごとく」(←ジャンルが違うだろ)に飛ぶ手を考えていたのだが、K妻は大昔にドラクエVもFFIVもプレーしてしまっているので、いまいち乗り気でない。
テイルズシリーズも、いまいち絵柄が合わないし、ヤクザには興味がないという。そして・・・
K妻「これはアタシ的にはアリだわ。少し続けてみる?」
と、インターフェースも洗練されていて、映像も綺麗なFFXIIをやり始めてしまったのだ!
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いずれ、ドラクエVもFFIVもやることになると思うので、とりあえず、「FFXIIなどやるな」とアドバイスしてくれた皆様、ごめんなさいぃぃぃ!