総会と懇談会のと後出しジャンケン
自民党は、負け戦に突き進んでいるような悲壮感があるが、まるで太平洋戦争末期の日本軍みたいなイメージがある。(あえてそう言わせてもらう。ラジオやテレビでは決して言えないが・・・)
それにしても、「総会」のための135票が、提出後に「署名撤回」が相次いで、懇談会になったのには驚いた。これもラジオやテレビでは言えないが、「まるでイランの総選挙みたいだな」と感じた。
執行部(総会の事務局)に提出する前の「署名撤回」なら話はわかる。でも、一度、正式に受理された後に撤回なんて、まるで「後出しジャンケン」じゃないか。
135名の村人が選挙で投票した後、反対派が個別訪問により投票を撤回させたら警察に捕まるだろう。それと同じで、署名集めの段階での綱引きはかまわないが、提出後はダメだよ。
まあ、百歩譲って、「甘言に惑わされて署名した。騙された」という議員が多かったとしよう。でも、そんなに簡単に騙されて署名してしまうあなたは、国会議員にふさわしくない。
「みんなで決めた手続き」を守るのが民主主義の根幹だ。党内手続きだからといって、「後出しジャンケン」は許されないはずだ。
戦国時代の合戦を見ていればわかるように、負け戦では、有力な武将たちが大勢、討ち死にすることになる。自民党は、必敗の戦いをどうやって凌ぐつもりなのろう。(もちろん、戦国時代には、完全な負け戦を起死回生の策で逆転した例もあるわけだが・・・)
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