連載とインフルエンザ
一年にわたり日本の科学者を取材してきた「諸君!」の「サイエンティスト異能列伝」は、発売されたばかりの6月号で連載終了となる。雑誌媒体の休刊に立ち会う形となった。
個人的に、バトンタッチのようにして始まったのが「週刊新潮」の新連載「サイエンス宅配便」だ。一回目は、(当然だが)キャラの紹介とシュレ猫談義と相成った。二回目以降は「ニヤリ」と笑えるエッセイを立て続けにお見舞いするつもりだ。
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WHOは「新型インフルエンザ」を「インフルエンザA(H1N1)」と呼ぶことを宣言したようだ。「豚」から「新型」、そして「A(H1N1)」。こうコロコロ名前が変わっては、マスコミも一般市民も混乱してしまう。でも、他の新型インフルエンザが登場する恐れもあるし、一応は正体がつかめてきた、ということなのだろう。
カナダから戻った横浜の高校生がインフルエンザA(H1N1)に感染しているかどうか、気にかかるところだ。カナダの英会話学校などではメキシコからの留学生も多いから、そこで感染した可能性もあるだろう。まだ情報が錯綜していて、正確なことは何もわからないが、同じ横浜に住む身としては、そろそろ外出時のマスクは欠かせない、という感じがしてきた。
いつもは花粉対策に「ぬれマスク」をしているのだが、そろそろ戸棚の奥から「N95マスク」を引っ張り出さないとだめかもしれない。
一般向けのニュースでPCRという専門用語を厚労大臣が連発するなんざ、事態の深刻さを如実にあらわしているよねぇ。
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