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バカヤローの裏話

三省堂のトークショウでの「裏話」は、さすがにブログでも公表できないが、書ける範囲でボクなりの「見方」をまとめてみたい。

「バカヤロー経済学」の「先生」が高橋洋一さんであることは、事件の前にブログでもオフィシャルサイトでも何度も書いていたので、いまさら封印しても意味がない。「先生」の事件について、そろそろ、ボクなりの意見を書くべき時期だと思う。

ボクが個人的に抱いた疑問は以下の通り:

・わざわざ貴重品ロッカーに貴重品を預けておきながら、鍵を締めない人っているのか←どこにでもある暗証番号式

・奥様と一緒にスーパー銭湯を訪れた「先生」が、フロント横の、防犯カメラが目に付く貴重品ロッカーで窃盗をはたらく不自然さ←防犯カメラに気づかない?

・「いい時計だったので、どんな人が持っているのか興味があり、盗んでしまった」という供述の文章は意味不明←警察の作文だから無理がある?

・事件の数日前にテレビで「脱税であげられないようすごく気をつけている」と発言していた「先生」がよりによって窃盗であげられるなんて・・・←別の元財務官僚のMさんも以前、同じ発言をしていた

もちろん、事件当日、「先生」は徹夜の連続で疲れ切っていたうえにアルコールも入っていたわけだから、草彅君の泥酔事件みたいに、理性の抑制がはずれていた、というストレートな解釈をすることも可能だ。

でも、窃盗をはたらいてから、ゆっくり奥さんとお風呂に入ってリラックスし、出てきたらピンポイントで「あなた犯人でしょう」と警察に捕まるというシチュエーションが、どうにも想像しにくい。

あと、たとえば植草元教授の場合、前歴があり、警察にマークされており、その場で逮捕されているのに対して、「先生」は、なぜか逮捕されず書類送検されただけであり、起訴猶予になっているのも不思議といえば不思議だ。(後述)

***

個人的な話になるが、むかし、父親がバルブ崩壊の余波を受けて破産したとき、自宅に裁判所の執行官がやってきた。その男はたしかに裁判所の執行官だったが、
「このサラ金だけは払ったほうがいいですよ」
と一社だけ名前をあげ、奇妙なアドバイスをした。

それに従わないと、いきなり態度を豹変させて、家中の家財道具の差し押さえを始めた。
「これ(家電製品)は父ではなくボクの所有物ですから差し押さえしないでください。自分のカードで買ったので今すぐ証明できます」
と頼んだら、ニヤリと笑って、
「あー、残念だねー、裁判所に異議の申し立てをしてちょうだい。費用が10万円かかりますけどねぇ」
と言い放った。その家電製品の価格は数万円だったのである。ボクは泣き寝入りするしかなかった。

これは実話だ。日本は法治国家で、正義だけが行なわれているというような甘い考えは、そのとき、ボクの脳裏から消し飛んでしまった。世の中には正義の仮面をかぶった悪人どもがうじゃうじゃしている。

もっとも、この執行官の不可解な行動だって、ふたつの解釈が可能だ。

1 この執行官はそのサラ金と癒着しており、見せしめのために嫌がらせをした。

2 この執行官は親切心で一般的なアドバイスをしただけ。私の所有物を差し押さえたのも通常の手続きの一環にすぎない。

1は陰謀説であり、2はストレートな解釈である。ボクは解釈1を取ったが、みなさんだったら、いかがだろう?

***

そんな世の中だから、「言いたいことはある」という「先生」の言葉を聞いて、どうしても、何か不可解なことが起きたように思ってしまうのだ。

たとえば、「否認したら逮捕して長期の拘留になるよ。今すぐ認めれば身柄は拘束しない。書類送検だけで、おそらく起訴猶予ですむだろう」なんて言われたら、仮に濡れ衣を着せられていても、誰だって心が揺らぐのではあるまいか。←よく痴漢事件の冤罪で同じことが起きている

いずれ、時間がたって、「先生」が事の真相を語るまで、真実は薮の中だ。

***

編集者には「竹内さん、くれぐれも気をつけて」と言われている。(くどいようだが、ボクは政治色はないし、大丈夫だとは思うが・・・)

万が一ということがあるので、税金の申告にも気を遣い、電車内ではK妻と行動をともにし、両手をつり革にかけ、かばんが開いた状態ではお店に入らないなど、とにかく注意している。

来年までに、ボクが、なんらかの事件で社会的に抹殺されるか、無事でいられるか、「バカヤロー経済学」の読者のみなさん、注目していてください。←結構マジ

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» 立場変われば [hΛlの女好き日記]
■バカヤローの裏話: 薫日記先日、窃盗容疑で書類送検された元財務官僚の高橋洋一氏の件。自分の親しい知人、あるいはよく知ってる(と思ってる)人が同じ境遇に陥ったら、たぶん竹内さんと同じように高橋氏に同情的な見方をして、陰謀論も頭をチラつくんだろうなぁと思いつつ、第三者視点のストレートな感想としてはけっこう醒めたものになるかもしれません。竹内さんがブログの中で書いている疑問について一個一個、自分なりに考えてみました。・わざわざ貴重品ロッカーに貴重品を預けておきながら、鍵を締めない人っているのか←どこにで... [続きを読む]

受信: 2009年5月20日 (水) 08時38分

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