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きわめて個人的な見解2つ(腹が立つ人は読まないでほしい)

オレはラジオでコメントするときは、公正な報道になるよう、意見のバランスを取るようにしているが、ブログでははっきり自分の意見を書くことにしている。

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カルデロンのり子さんの問題は、一部のリベラル勢力による政治劇という見方もあると思うが、東京や埼玉の弁護士会が相次いで、入国管理局の「親子を引き離す」という法の「運用」を非難したところをみると、一部の政治的に偏った勢力だけが騒いでいるのではないことがわかる。(ちなみに、このオレだって、いろいろな面で、立派なタカ派だ。全然、リベラルじゃない。)

改めて、「子供の権利に関する条約」を読んでみた。入国管理法より上位に位置づけられる国際条約を、今、無視するのであれば、そもそも「国際条約」を結ぶ意味などない。

法を守るはずの法務省が、結果的に法を守っていないことになるとは、実に皮肉な話だ。森法務大臣は、弁護士会の批判に少しは耳を傾けたらどうか。なんにも行動しない大臣は、はっきり言って「いらない」大臣だ。

もっとも、一番怖いのは、ネットのいたるところに書き込まれる「人種差別的な罵声」の数々かもしれない。こんなに多くの人が、人種差別的な発言を「匿名」で書き込みしている現状は、何を意味するのだろう。自分の人生がうまくいないことの腹いせなのか、それとも、根っからの差別主義者が蔓延っているのか。

以前、911のときにも感じたことだが、人の不幸をみて、「ざまあみろ」と言う日本人が非常に多い。しかも匿名で。憶病者と卑怯者のオンパレードだ。

今の日本の精神状況はどこか狂っている。オレには、これが亡国の第一歩のように思えてならない。

心ある日本人は、もはや、絶滅危惧種なのだろうか。いや、良心も良識もある日本人も、まだまだ残っているにちがいない。そう考えないと希望がもてなくなってしまう。

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話はがらりと変わるが、薬のネット販売を禁止する厚生労働省の省令も実にばかばかしい。これこそ役人が特定の勢力と仕組んだ政治劇ではないのか。

たとえば、薬害の被害者を表にたてて、反対意見を封じようとする・・・実に頭のいいやり方だ。だが、薬害を引き起こした薬は、ネットで販売されたものではない。巧妙な論理のすりかえが透けてみえる。

舛添厚生労働大臣は、森法務大臣のようなダメ大臣じゃないから、すぐに行動に移し、「公聴会」を開いている。形式的でない、実のある議論が尽くされることを望みたい。

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