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オコプター

子供のころ、庭のブランコを漕ぎながら、空を見上げて「オコプター」と叫んでいた。なぜ、そんな記憶が残っているのか不思議だが、一つだけたしかなのは、「ヘリコプター」という発音がなかなかできなかったことだ。

アナウンサーの人は、発音とか滑舌というものは「顔の筋肉だ」というが、オレの素朴な感覚では、脳ミソの配線も大きく影響する。

オレの頭蓋骨は左の後方が極端に凹んでおり、以前、病院で脳をスキャンしてもらったときも、お医者さんに「ずいぶん凹んでるねぇ」と言われた。赤ん坊のとき、いつも左を向いて寝ていたからだ。これでは脳の言語野が常に圧迫されてしまう。

あるいは、小学校に入ったばかりのころ、自転車を買ってもらったのだが、ブレーキの存在を教えてもらう前に漕ぎ始めて、そのまま坂をまっさかさまに下って、坂の下のT字路のコンクリート壁に激突し、病院に担ぎ込まれたこともある。おでこから血が噴き出していたそうだが、あのとき、オレの脳ミソは打撃を受けなかったのだろうか。

オレの滑舌の悪さと「つっかえ」の原因は、もしかしたら、こういったさまざまな脳ミソへの圧迫が原因かもしれない。

毎日、お風呂に浸かりながら、顔の筋肉を訓練すべく、「あえいうえおあお」と叫び続けているのだが、事態は一向に改善されない。

とりあえず、次回のラジオで「ヘリコプター」のことを「オコプター」と言い間違えないよう、気をつけなくてはなるまい・・・。

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