奇跡の脳
ジル・テイラー博士の「奇跡の脳」の見本が届いた。
自費出版から全米で50万部売れたというのも驚きだが、とにかく、脳科学者の脳が壊れるというショッキングな「事件」、壊れていく過程の生々しい描写、そして、八年のリハビリを経て完全復活するまでのヒューマン・ストーリーに心打たれた。
これだけ翻訳したいと思った本は、これまでにない。私としては、現時点でこれ以上は無理、というところまでがんばって翻訳をした。どうしても、著者の「想い」が伝わる日本語にしたかったから。
著者が語る「脳卒中で発見した<右脳>の世界」はきわめて神秘的だ。宇宙と一体化する感覚とはいったい何なのか・・・。
一人でも多くの読者に手にとってもらいたい本だ。
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