カルデロンのり子さん
あまり政治的な発言はしないことにしているんだが、今回ばかりは、本当に頭に来た。
麻生さんは役人のいうことを何一つひっくり返せない、つまり、指導力がない、ということなんだろう。いったい、なんのための総理大臣だろうか。
法務省の役人も本当に「マニュアル人間の集合体」なんだと思う。非人道的だけれどマニュアルにしたがって行動し続けるしかないんだとしたら、いっそのこと全員、コンピューターに代えてしまえばいい。
でも、役人が規則にしたがって行動するのはあたりまえなんだから、問題は、全く政治裁量を行使できなかった森法務大臣にある。政治家として「決断」ができないなら、はっきり言って、いらないよ。
オレは、幼少時の体験もあり、こういった問題に敏感すぎるのかもしれないけれど、法務省の言っている、
「一人だけなら残してやってもいい」
って、よくある役人のウソだよね。
どうやって子供が一人で生きていかれるのか、理解に苦しむ。というか、マスコミ対策のために、できないとわかっていて、ウソをついているだけなんだよ。「われわれも少しは人道的なんです」という陳腐なパフォーマンス。
実に汚ないやり方だ。
なんだか、嫌な国になっちゃったね。
***
でも、オレみたいな「お涙ちょうだい」(←皮肉です)の意見は、この国ではどうやら少数派らしい。たとえば・・・
もしかしたら、派遣切りとか内定取り消しとか年間三万人の自殺とか鬱病とか、そういった問題についても同じく「お涙ちょうだい」って嗤っている人が多いのだろうか・・・。「他人の不幸は密の味」っていうことなのか。
***
いや、でも、同情心のない人たちは、本当は少数派であり、やはり、日本人の大部分は、今回の決定に対して怒っているのだと信じたい。でないと救われないよ・・・。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント