なぜ今さら堰を切ったように
中川元財務大臣に関する報道には、正直言って驚きを隠せない。
もともと報道関係者には、中川元大臣にアルコールの問題があり、これまでにもいろいろな事件があったことは周知の事実のはずだったのに、外国メディアが「日本の大臣は酔っ払いだ」という報道をするまで、ほとんど「表」には出てこなかった。
ところが、海外で報じられたのを機に、まるで「解禁」になったかのようにいっせいに中川元大臣の「醜態」をこれでもか、これでもかと報じ始めた。
今回、お付きのはずだった財務官僚たちが国会答弁で「私は知りません」と素っ気ない態度に終始しているのも、ようするに「中川元大臣の問題行動は、前々からわかっていたこと。我々の責じゃない」と暗にほのめかしているわけだ。
私は科学畑だから、政治に関するコメントはラジオやテレビでも最小限しかしない。だが、この一件では、「報道」について、いろいろと考えさせられた・・・。(うーん、だから、一般の人が裏情報を得るためには週刊誌やスポーツ新聞を読まないとダメなんだな・・・)
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