変な数式美術館
懸案だった「変な数式美術館」が、あと数篇で脱稿!
***
ここ数年、原稿がなかなか書き終わらないことが多く、なぜだろうと考えているのだが、やはり活動範囲が多岐にわたっており、純粋に執筆に割く時間が減っているのが一番の原因のようだ。
その証拠に「集中作」が出ていない。
丸々半年かけて書いた本もあるし、それは、一日5、6時間の執筆時間で、ほぼ毎日書き続けた計算だ。逆に、一日8時間以上も書き続けて、一ヶ月で仕上げた本もある。
そういった集中度の高い作品は、残念ながら、密度が濃くなってしまい、ほんの一部の読者にしか受け入れてもらえなかったから、売り上げという点からはオレの首を絞め続けた。
皮肉な話ではある。
実際、そういった作品の2、3割の労力で書いた作品のほうが売り上げは良かったりする。
***
「変な数式美術館」は、そのどちらでもない。
いわゆる短編集になっており、書いたり書かなかったりのくりかえしで、ある意味、だらだらと書き続けてきたからだ。
しかし、(二年前から増えている)テープ録り形式ではなく、自分の手でひたすら書いたという意味では、オレらしい作品といえるかもしれない。
大学の先生からの「皮肉」をこめた叱責メールを頂戴しないよう、自分で校閲係を頼んで、まちがいをなるべく摘み取るよう努力している(笑)
乞うご期待!
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント