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2008年2月の22件の投稿

またオーバブッキング

ううう、またやってしまった。

来週は、仕事関係の会食が二つ、同じ日の同じ時間帯に入っていた(汗)

手帖に書き込むのを忘れていて、「うーん、もうどこも空いてないなぁ・・・あ、一日だけ空いてた!」と安易なミスを犯したのである。

せっかくの手帖も、書き込むのを忘れてたんじゃ意味がないよね・・・。平身低頭で再調整しないとダメだぁ。

***

本日のJAM THE WORLDは、アニマルポリス設立に尽力されているkanakoさんをお招きして、日本と海外の動物愛護の実態について詳しく伺います。

私も猫好き科学作家である以上、避けて通れない問題です。(そして、あまりこの国では重視されていない問題でもあります。)

みんな、聴いてね!

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花粉は講演の敵

今週は二回講演がある。

今日の講演は、ここ10回ほどでは最低の出来だった。うーん、完全に花粉にやられていて、熱っぽいし喉はガラってるし、頭がボーッとしていて精彩を欠いた。

マスクで完全防備しているが、「奴」はどこからでも体内に入ってくる。

しばらく花粉との攻防戦が続くことになりそうだ。

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『トンデモ仮説の世界』の見本が来た。かなり笑える内容になっているが、はたして、読者の反応はどうだろう?

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理系R25

25日配布予定の理系R25に「文科系のための科学力検定」を寄稿しました。

どうか、お見逃しなく!

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今日は福島県まで

今日は福島県まで日帰り講演。

独りでバックパックと小道具を担いで行くのだが、パソコン回りが重くて、意外と中年男の肩に食い込んでくる。二キロの差が大きいなぁ。しばらく「待ち」のつもりだったが、背に腹は代えられないので、MacBook Airは早期導入か・・・。

今週から来週は、ふたたび土日完全返上のスケジュールとなったので、体力勝負である(涙)

十日に一度くらい、完全休養の日を入れたいぜ。

それでは、行って参ります。よっこらしょ。←中年男は「かけ声」が出る

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キレる謎に迫る

クレーマー、暴走老人、ウェブ炎上、車内暴力・・・今、キレる大人が増殖中。

明日のJAM THE WORLDは、特別ゲストをお招きして、その原因と対策を詳しく(楽しく)伺います。

え? ゲストは誰だ? 今週は内緒です! オンエアをお楽しみに!

(うーん、オレも年に二、三回キレてるかも(汗)キレない方法を伝授してもらおう・・・)

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航空用語の英語って

新千歳空港でのJAL機のニアミス事故だが、テレビで見たかぎりでは、管制官が「Expect immediately take off」とか「Traffic landing roll」とか指示したらしいが、実におかしな英語だ。

誰がどう考えたって、「Expect immediate take off」(即時発進を予期せよ=直訳)が正しいし、「Landing roll aircraft, in front of you」(着陸滑走機、前方にアリ=直訳)とか言わないと意味不明だろう。

百歩譲って、航空管制用語は特殊だとしても、単語だけつなげて精確に通じるわけがない。

ようするにカタコト英語で管制しているから誤解が生じる。世界共通にしないといけないから仕方ないのだろうが。

管制官と機長に英語の訓練をしたらニアミスが回避できるかも(汗)

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インフルエンザ再考

本日は「公研」という雑誌で国立感染症研究所の岡田晴恵さんと対談。

JAM THE WORLDのゲストとしても二回、来ていただいたが、今回は1時間半にわたって新型インフルエンザの「裏事情」を詳しく伺うことができた。

以下、私の文責で論点をまとめてみたい。

1 厚生労働省が出している死者17−64万人という数字は、過去の弱毒性インフルエンザの致死率を元に算出した数字であり、強毒性のH5N1型にあてはめるのは科学的・論理的とはいえない。

2 プレパンデミック・ワクチンで対処するスイスと、パンでミックワクチンで対処するアメリカ・カナダのちがいは、ヨーロッパの真ん中で「隔離・籠城」ができないスイスと、国土が広大で自給自足の生活が比較的可能なアメリカ・カナダの国情のちがいから来ている。

3 日本はスイス型のほうが向いているが、今の計画では、来年になっても3千万人分しか用意できない。アメリカ型にしようとしても、今の日本のワクチン製造技術では、スピードが確保できず、いつまでに何人分という確約ができない。

4 一人あたり千円でプレパンデミック・ワクチンは受けられる計算だが、現状では、いくらお金を出してもプレパンデミック・ワクチンは一般人には回ってこない。

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まず、64万人という論理破綻した推計を撤回し、アメリカのように現実と正面から向き合い、数千億円の予算を投じて、プレパンデミック・ワクチンを全国民分、備蓄するのが最良のリスク・マネジメントだろう。結果的にワクチンが使われない事態が生じたとしても、千円のために命を危険にさらしたい人はいないから、無駄遣いとそしられる恐れはない。(無駄遣いなら他にいくらでもある。)

いずれにせよ、すでに60%の致死率で世界中で鳥インフルエンザの犠牲者が出ている以上、スイス、アメリカ、カナダ並みに徹底した対策を講じる必要がある。それも緊急に。

与党の作業チームは発足したが、どれだけ迅速に結果が出せるだろうか・・・。

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本日のJAM

本日のJAM THE WORLD、ゲストはノンフィクション作家の柳原三佳さんです。

日本の「司法解剖」の問題点を徹底的に解剖します。

乞うご期待!

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重版御礼!

おかげさまで『ゼロから学ぶ超ひも理論』(講談社サイエンティフィク)が重版となりました。

みなさまのご愛読に感謝いたします!

(誤植など、お気づきの点がございましたらメールをお願いいたします!)

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なぜか「歯」に縁がある。

ここ一年間、歯科医師会の会報にエッセイを連載していたのだが、気がつくと、同級生で歯医者さんになっている人が多い。

子供のころ、歯並びが悪いのが凄く嫌で、あまり人前でしゃべらない癖がついた。

大学に入ってから矯正してもらったが、「見栄え」というのは人間の精神形成に大きな影響を及ぼすものである。

歯が気になるせいか、ついでに口臭なども凄く気にするたちで、歯ブラシも取り替えてばかりいる。(ちなみに今使っているのはコレ。)

昨年は左下の奥歯をセラミックに換えてもらったが、なぜか、その一カ所でセラミックへの移行は頓挫している。治療が小刻みで時間がとれないのと、かなり痛かったので、あと二本をやってもらう気力が失せたのが原因だ。

これだけ科学技術が進歩しているのに、歯の治療が痛くならないのは、実に不思議なことである。

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この小説は面白い

ガスコン研究所で紹介されていて、気になったので注文した『夜中に犬に起こった奇妙な事件』という本は、自閉症の子供が「探偵」として冒険を重ねる物語だが、驚くほど面白い。

モンティ・ホール問題に始まり、数学のパズルがたくさん入っていて、数学ファンにもオススメの一冊だ。

もうすぐ読み終わる。

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もろもろ

R25のウェブ版にパラレルワールドの記事が出ています。(取材を受けました。)

「猫の手帖」3月号「ニャミリー訪問」に竹内家のシュレ猫たちが登場しました!

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重版御礼!

おかげさまで『「場」とはなんだろう』(講談社ブルーバックス)が重版(9刷)となりました。

読者のみなさまのご愛読に深謝。

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収録

NHKラジオあさいちばん「著者に聞きたい本のツボ」の収録で渋谷のNHK放送センターへ。

アナウンサーの野口さんは高校の大先輩であることが判明。

放送は(おそらく)23日(土)の早朝だが、放送後は、ネットでも聞くことができるらしい。

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水曜から身体がだるく、お腹の調子も悪い。

風邪気味だと思うが、今日は暖かくして早めに寝るつもり。



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オーバーブッキング

やってしまった。

よく飛行機でオーバーブッキングというのがあるが、テレビでも「同時間帯に他局の番組には出ない」という不文律がある。もちろん、講演会や打ち合わせのオーバーブッキングというのもある。

2月に「白い仮説、黒い仮説」が出ることは前々から決まっていたのだが、1月に別の書店から「トンデモ仮説本」が2月刊と決まり、微妙なオーバーブッキング状態になっていたのに、まったく気づいていなかった(汗)

後者は、もともとD書房というところからの求めに応じて書いた原稿だが、一年間も放置されていたため、原稿を引き上げてT書店で出してもらうことにしたのだ。だから、今年になってT書店に私が持ち込んだわけで、すべて私の責任なのだが、昨日まで、同じ月に同じ「仮説本」が重なっているという認識がなかった。

先日、鈴木光司さんと昼食をとっていたときに、いろいろな人が講演会のオーバーブッキングをやってしまって関係者に謝罪してまわる、という笑い話があったが、単行本でやってしまうとは!

昨日、別の編集者との打ち合わせのときに、「ウチの○○が頭を抱えています」と言われて、急にオーバーブッキングという状況に気づいたのである。

1月の時点で気づいていれば、出版月を数ヶ月ズラしてもらえたと思うのだが・・・。

うーん、ゴメン! もう、なんとでも言ってくれ。全て私が悪い。

全くコンセプトも文体もちがうんだけどね・・・題名がかぶっているから・・・マズイだろうなぁ。

頭が痛いよ。

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オフィス2008導入は早計?

(しぶしぶ)マック用のOffice 2008を導入。

しかし、驚くべきことに新しいワードでは、Math Typeが使えないことが判明(汗)

どうしたらよいものかと、Math Typeのサイトを覗いてみると、「Office 2008の導入はちょっと待て」とあるではないか! マイクロソフトがVBA (Visual Basic for Applications)のサポートをやめたため、全く互換性がなくなってしまい、6月にMath Typeの新バージョンが出るまで、方策はないのだそうだ。

ええ!? 「変な数式」が書けないじゃないか! どうすんだ!

***

K妻のマックにはFusionを使って、ウィンドウズを導入。とりあえず、「筆王」は動くようになったが、じきに一太郎を導入することになりそう・・・。Fusionは非常にいいようだ。

***

マイクロソフトは、もう少しユーザのことを考えてもらいたい。ふんぞりかえって独占ばかりしないで、VBAのサポートを復活してもらいたい。(しないだろうが・・・)

文書に数式を使う別の方法があるのだろうか。(Math Typeの使用と「互換性」がある、なにがしかの方法があったら誰か教えてくれ!)

ここのところ、やたらとマイクロソフト製品に金を払ってしまったのに、仕事に支障が生じてしまい、かなり腹が立っている。(事前に充分にリサーチしなかったオレが悪いのだが・・・)

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フィンランド本

フィンランドの教育と日本の教育の比較だが、本としてまとめるには、いくつかのハードルがある。

第一は、ある統計データの「解釈」というか「原因究明」なのだが、どうやら社会学的な問題のように思われ、今後、かなり大胆な仮説と検証が必要になりそう。

第二は、実体験に基づいた「手記」のようなものが必要な点。

後者は、高校の同級生の娘さんがロータリー奨学金で現在、フィンランドに留学中だとわかって、協力してもらえることになった。非常にラッキーである。

夏頃までには原稿をまとめたいが、フィンランドの取材をいつにするか、他の仕事を休まないとダメかもしれないのでスケジュールを調整しないといけない!

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よみうりペット

本日は「よみうりペット」(読売新聞の購読者が希望すれば無料配布される冊子)の取材。

ライター兼エディター兼カメラマンのIさんは、わざわざ奈良県から取材にきてくれたのだが、猫三匹と犬一匹を飼っている人で、しょっぱなから話が盛り上がってしまった。

「科学の終焉」から始まって、「99.9%猫が好き!」や「猫はカガクに恋をする?」など、本を何冊も読んでくれている人だったので、恐縮してしまった。

やはり、生き物を大切にする人とそうでない人は、どこかが違う。これは、仕事をする場合にいつも感じることなのだが。

Iさんは秋にかわいがっていた猫が失踪してしまったそうで、あちこち探しているが、みつからないのだという。

よみうりペットの2月号には、失踪した犬や猫の記事と「探しています」という写真がたくさん出ていて、いろいろ考えさせられた。

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暗中模索

最近、講演会などで「代表作」を紹介されるたびに違和感に襲われる。

自分で懇親の力作と思っていたり、うまく肩の力が抜けて書けた、と思っている本は、他人からみると、まったく代表作ではないらしい。

心理学では自分が抱いている自分のイメージと他人から見たイメージが食い違うことが問題になるが、それと似ているかもしれない。

下手な小説でも「虚数の眼」と「百人一首 一千年の冥宮」は、自分では、時間もかけたし、失敗も少なかったと思ったが、湯川薫が休業中ということもあり、講演会では紹介されることもない。

ネイチャーのNEWS AND VIEWSを翻訳した「知の創造」シリーズも徳間社長の逝去とともに終わった。日本の科学ジャーナリズムになにがしかの貢献をしたと思っていたが、現実には、箸にも棒にもかからなかったわけで、当時も今も落胆は大きい。

主力商品であるブルーバックスは、読者の評価も賛否両論で、過去に二回、「超ひも理論とはなにか」と「ホーキング虚時間の宇宙」が講談社の科学出版賞の最終候補にノミネートされたが、審査員からは低い評価を受け続け、そのことは、事実上の転職(=ラジオやテレビの仕事へのシフト)へとつながった。考えてみると、「科学の終焉」の翻訳も毎日出版文化賞の最終選考に残ったことがあるから、合計で三回、出版賞に落ちたわけで、それは科学出版界からの私の仕事の評価を如実に物語っている。

もう二十年近く、科学書を書き続けてきたのに、考えてみると、これといった代表作がない。

私は科学作家として大きな曲がり角に来ているのかもしれない。悩みが深い。

今年は、死んだカロアのために本を書いてやりたいと思う。宇宙の絵本だ。

もう一冊、宇宙論の本を書く予定だが、ありきたりの本にはしたくない。もちまえのユーモアを駆使して何か書きたいが、まだ、構想が完全にできていない。

暗中模索の日々が続く。

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裁判所もコケにされる時代?

日教組とは何の関係もないが、プリンスホテルが東京高裁の命令を無視したのには、かなり驚かされた。

法律論に入るつもりはないが、法治国家において、高等裁判所の命令というのは、それなりに重いものではないのか。強制力がないから守らなくていい、というものじゃないだろう。

みんなが真似して、法律なんぞ、守らなくともいい、ということになったら・・・。

何かが狂っているように感じたのは私だけだろうか?

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山の上ホテル

昨日のJAM THE WORLDのあと、タクシーでお茶の水まで移動して、山の上ホテルに宿泊。

今日の朝、土曜日ではあるが、すぐ近くの主婦の友社で、フィンランド教育の本のため、専門家の熊本大学W先生にインタビューすることになったため。

いやあ、ちょっと驚きました。

年末に泊まった「超高級・サービス低級ホテル」とはちがい、従業員の応対も心がこもっていて、部屋も小さいなりに落ち着いた雰囲気で、すっかり気に入った。

これは、旅館のコンセプトと西洋のホテルの利便性が組み合わさっているのだな。

チェックインが23時近くで遅かったのだが、部屋にお茶とお茶菓子をもってきてくれて、一服できた。

前に何度かレストランは利用したことがあるのだが、これからは宿泊にも利用したい。

最近、外資系の超高級ホテルが次々とオープンしているが、タカビーで勘違いの入った従業員に嫌な目に遭わされるくらいなら、こぢんまりとした古いホテルに泊まるほうがいいかも。

「毒舌ホテル評論家」竹内薫にしては珍しく、このホテルは、居心地がよくて、かなりのオススメである。

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本日のJAM

J-WAVE JAM THE WORLD、本日のゲストは、上野川修一さんです。ご存じ、

腸内微生物学の大家。

腸の不思議に迫ります。

どうか、お楽しみに!

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