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ベストセラー狙いの罠

最近、出版社の倒産が相次いでいる。自費出版大手の新風舎についてはよくわからないが、ブログの出版なども可能となって、顧客が減ったのか、それとも、価格を下げざるを得なかったのか。

草思社については、ベストセラー狙いで危ないと思っていたが、案の定、行き詰まってしまった。一冊ベストセラーが出ると、それで何十冊分も稼ぐことができるので、次もベストセラーを狙う癖がつく。ベストセラーにするためには、当然のことながら、巨額の広告費を投入したり、初刷を大幅に増やして本屋さんの店頭にあふれさせたりしないといけないから、読者にそっぽを向かれたときには打撃が大きい。

ふつうの本の商売であれば、数冊、売れなくても大丈夫だろうが、ベストセラー狙いで続けて数回失敗すれば、会社が潰れてしまう。

ふつうに本を出して、読者の支持を受けて売れたなら、プロモーションをかけてベストセラーにもっていく、というような堅実な売り方のほうが、長い目で見れば健全な出版界になるような気がするが・・・。

ロングセラーの本をもっていない出版社は、いざというときに体力がないから、すぐに潰れてしまう。毎年、数千冊ずつ増刷されるロングセラーを馬鹿にすると痛いツケを払わされることになるのだ。

どんな商売でも同じなのだろうが。

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草思社が東京地裁に民事再生法の適用を申請したと、9日の朝日新聞が報じていました。 [続きを読む]

受信: 2008年1月20日 (日) 07時32分

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