薫日記

伊香保温泉に講演の仕事で行ってきた。

数日前に降ったという雪が残っていた。

いい意味で鄙びた温泉で、こりゃ、一泊して温泉に浸かりたかったなぁ。

帰りのタクシーの運転手さんが観光案内をしてくれたので、山を降りるときに見えた前橋のノッポな庁舎や、中曽根元首相のお兄さんの材木屋（？）など、いろいろ見聞になった。

予定より一時間ほど早く高崎駅に着いたので、新幹線の時間変更をしようと「みどりの窓口」の周辺をウロウロしていたら、JRの係員の人が声をかけてきた。券売機が混んでいたら、すぐに改札近くの別の券売機まで案内してくれて、実に手際よく、変更も全てやってくれた。おかげで５０分も早く帰宅することができた。

今どき珍しく心をこめたサービスに驚かされた。JR高崎駅全体がそうなのか、この人が個人的にがんばっているのか知らないが、日本じゃなかったら、「金を巻き上げようって魂胆か！」と疑心暗鬼になるくらい親切だった。ありがとう！（某高級ホテルとは大違いだな）