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文句の嵐

年末だからなのか、いろいろな方面からの「文句」が押し寄せてきて、気持ちが切れそうになる。

もともと、本を出せば、必ずと言っていいほど、「私が望む本じゃない」というメールが届くものだが、なぜ、わざわざ著者にそういうメールを送り付けてくるのか、少々、理解できないところがある。

オレだって、本をたくさん買うが、10冊に1冊でも自分の望む本があればいいほうだし、残りの9冊の著者に「自分に合うものをなぜ書かないか」というメールを送ることなどないもんな。

もっとも、満足した1冊の著者に「あなたは私の望む本を書いてくれた」と感謝のメールを送ることもしないが。

見ず知らずの他人から、いきなり文句メールをもらうのは気分が落ち込む原因になるが、家族と電話していても、ほとんど文句ばかり言われるのはなぜだろう。別にオレが家族をないがしろにしたつもりもないが、常に「足りない」何かについて文句を言われる。

今日は、さきほどから、4件連続で、読者、視聴者、家族、家族と文句を言われ続けているので、段々と腹が立ってきた。最初のうちは、丁寧にメールに返信して「申し訳ない」とか書いているのだが、最後のほうになると、徐々に防衛本能が働いてきて、反撃し始める自分が怖い。

もともと、「つくる職業」の人間は、常に批判にされされる宿命だが、一日に受け入れることのできる文句の数にはおのずから限度がある。

明日はコマネチの特番の収録で、準備もしないといけないのだが、精神エネルギーが枯渇してしまったので、ちょいと横になって、復活しないとダメだ。

人間、怒気を発散してもいいことないよね。にこやかに笑わないと運が逃げちまうゾ。誰か、オレに楽しく笑えるメールを送ってくれ!

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