コマネチNY珍道中(1)
日曜は筑波大学附属小学校若桐会で午後2時から3時半まで講演会。
それなりにうまくしゃべれたと思うが、5分早めに会場を出て、校門からタクシーに乗り込もうとしたら・・・車がいない!
あれだけマネージャーさんに「時間がないから」と念を押しておいたのに・・・。マネージャーさんが焦ってタクシー会社と連絡を取るが、どうやら学校の住所を誰かが間違えたらしい。ちょっと離れた所にいるのだと。それから、延々と電話でやりあったあと、しまいには春日
通りまで走っていって、3時45分にタクシーに乗った。もう、泣きたくなっちゃったよ。
途中、事故渋滞に巻き込まれそうになったが、運転手さんの機転で経路を変更して、なんとか5時前には空港に到着。ホッ。でも、汗だくだぜ。
ラウンジにシャワーがあったので使おうかと思ったら順番待ちで、10分待って5分で浴びたのだが、浴びている最中に「最終搭乗のご案内」になってしまい、ふたたび荷物を背負って通路を駆け出した。←ホント
77番ゲートて、一番端っこにあり、あまりの長さに、もうNYには到達しないのではないかと不安で一杯になった。もちろん、無事に滑り込みセーフだったが、汗だくになり、こういういのを「元の木阿弥」というのかと感じた。
飛行機に乗って乗務員に「タキシードがあるんですが」と言うと、「そこに掛けておくか、荷物入れに入れるしかない」と言われ、ムッときた。掛ける場所は狭く、半分折りのままになってしまうからだ。サービス悪いぜ、この航空会社。
おまけに、椅子に座ってしばらくして異変に気がついた。なんだか、背もたれが「ゆるい」のだ。実際、飛行機が離陸態勢に入るやいなや、オレの椅子だけどんどんリクライニングになってしまい、映画館の中に担架があるような気まずい状況に。みんな、信じてくれ、オレのせいじゃないんだ。椅子が壊れているだけなんだ。
背もたれが直立をキープできない状況は改善されず、オレは、終始150度の傾斜で機内生活をするはめになった。ムカッ。
そうそう、言い忘れたが、タクシーの運転手さんはがんばって成田に辿り着いてくれたが、空港に着いてからもトラブルがあった。(故あり、それについては後日)
***
NYに着いたら、日本レストランで前夜祭を行なうこととなり、14名全員集合。これは番組でやるかもしれないので、やはり、書かないでおく。
ところで、たけしさんも空港では大変だったようだ。なんらかの手違いで、飛行機の時間が一時間まちがっていて、オレよりさらに遅く空港に着いたのだそうだ。空港に着いたら、もう、航空会社の係員が入口で待ちかまえていて、最短時間でつききりで飛行機まで案内されたんだって。
なにしろ、この飛行機に乗り遅れたら、肝心のたけしさんが国際エミー賞に出席できなくなっちゃうから大変なことろだった。
これ以上は秘密なので書けないが、なんか、みんな走り回っていた感がある。
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笑ってしまうのは、先発隊でNY入りした制作スタッフと中村センセ。
なんでも、空港に着いたら「タクシー?」と怪しげな親父が声をかけてきたのだそうだ。それって、いわゆる不法営業の白タクだろ? で、ふつうならマンハッタンまで50ドルのところ、なんと160ドルも取られたのだそうだ(汗)
総勢6名だったから、二台のタクシーに分乗して100ドルのはずだよね。
しかも、その値段が、最初は95ドルと言っていたのに、運転中に徐々に値段が上っていって、最終的に160ドルになったというから驚きだ。
ちなみに、オレは、一人で空港に着いて、声をかけてきそうになった親父は睨み返したら何も言わずに去っていったから、普通のタクシーでチップ込み55ドルでホテルまで到達した。
ここら辺、小学校のときしか住んでいなくても、帰国子女の面目躍如というところか。←たかがタクシーだろ!
***
本日は、前夜祭で酒を呑みすぎて二日酔いで頭がガンガンするが、これから中村センセをセントラルパークに連れていく予定。雨が降っており、気温が0度に近いのだが(笑)
みんな、舞い上がってお上りさん状態の、こんなオレたちを笑ってくれ!
「たけしのコマネチ大学数学科」では、賞を受賞してもしなくても、特番を予定しております。乞うご期待!
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あと、火曜のJAM THE WORLDにはオレがNYから電話で闖入する予定也。(うーん、朝の6時すぎなんだよね・・・おそらく、ろれつが回らない)
お楽しみに!
(コマネチ大学、NYレポート、続く予定)
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