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2007年9月の41件の投稿

ここのところ何してた

木曜は作家の鈴木光司さんと横浜で会食。

延び延びになっている「エッジシティ」は、本腰を入れて完成させるそうだ。早く完成原稿を読みたいものだ!

***

今日は平成教育委員会のスペシャルの収録に行ってきました。

ウォー! 中学入試の問題って、難しくて全然解けねぇじゃねえか! か、漢字もわからねぇー! どうなってんだ、オレ。←帰国子女なので小学校の真ん中が完全に抜けてる

オレの学力では、中学入試は通らない、ということである。

脂汗が出たぜ・・・。

コマネチ大学とちがって、なにせ初の生徒役だから、それなりに緊張した。うーん、悪夢の小学校時代を思い出したよ。

バラエティというのは人間模様が実に面白い。若い俳優さんたちや年輩の俳優さんたちは、さすがに状況に応じた演技ができるみたいだ。お笑いの人はお笑いの人で、ツボを心得ている。

生徒役の大変さが身にしみてわかった。

火曜はフジテレビの新しいスタジオでコマネチ大学の収録。迷わず行かねば!

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産経連載

産経新聞の連載「竹内薫の科学・時事放談」(毎週土曜)では、初めてユーモアを前面に押し出して書いてみた。

これまでは科学知識の「えっ?」という驚きを中心に書いてきたので、意外に思う読者もいるかと思うが、今後、1ヶ月に1回くらいはユーモア系も交えるつもり。

どんどん新機軸を打ち出して「進化」していかないと!

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名著再読

ファイヤアーベント本はかなり進行が遅れているが、ミルの『自由論』とヴィトゲンシュタインの『青本』を読み返している。ともにファイヤアーベントの作品や論文に登場するキーマンたちだ。

大学のときに読んだきり、きちんと読み返すのは二十数年ぶり。

体力も脳力(!)も当時とは比べ物にならないくらい衰えたが、二倍の年月を生きた今、いったい、二冊の本がどのような印象を与えるのか、興味津々だ。

おそらく、若かりしときとは全くちがう読み方になるのだと思う。

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なぜ制裁に踏み切らぬ

ミャンマーで、カメラマンの長井健司さんが射殺された事件だが、今日のNEWS ZEROの送別会でも弔意が示された。報道の最前線で凶弾に倒れたジャーナリスト魂に敬意を表したい。

流れ弾ではなく、至近距離から殺意をもって心臓を撃ち抜いた残虐な行為が、全世界に映像で配信された。

軍事政権は「群集を解散させようとしたが抵抗され、最低限の武力を行使せざるをえなかった」と述べているようだが、映像は冷徹に軍事政権の嘘を暴露している。

中国とロシアは、これでも、独裁政権をかばうのだろうか。日本は、これでも制裁措置に踏み切らないのだろうか。船出したばかりの福田政権は、早くも決断できるか否か、厳しい視線を浴びることになる。

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iPod touch

iPod touchは、いろいろ大変なことになっているようだ。

Windowsにソフトがインストールできない事故があり、その対処法のメールが届いた。ま、オレはマックだから関係ないが。

当初、申し込み順に28日までにお届けします、ということだったように思うが、さきほど来たメールでは、「当初の予定通り10月2日までに」と書いてあった。全然、聞いてないんだけど(笑)

誰かが始末書書くか、クビになるんだろうなーコレ(汗)

注文も多すぎたんだろうが、かなり現場が混乱していて、大勢のお客さんが怒っている雰囲気が伝わってくる。

オレは、マック教徒なので、待つ分、別に楽しみが長引くだけで依存はない!

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芋虫

これまでに二度ほど芋虫の体験をしたことがある。(まるでカフカみたいだが!)

最初はNYから帰ってきた小学校高学年のとき。当時は日本人学校なんて洒落たものは存在しなかったため、国語も社会も二年間の完全ブランク状態で、学年でビリの成績に泣かされた。(本当に泣いていた(笑))

二度目はいきなり文系から物理学科の三年に学士入学したとき。簡単な問題も解けなくて恥のかきっぱなしで(やはり)成績がビリで泣かされた。(さすがに大人なので実際には泣かなかったが。)

飛べない芋虫状態である。

そして、今回のNEWS ZEROの一年は、三度目の芋虫体験となった。経験値がなさすぎて、しょっぱなからついていかれなかったのである。村尾さんも最初は経験値ゼロに近かったはずだが、毎日と1週間おきというペースの差もあり、あっという間に背中が見えなくなってしまった気がする。

現在、それで落ち込んでいるかといえば、実は、そうでもない。

過去二回は、その後、めでたく羽が生えて、それなりに飛び立てたからである。ただし、二回とも、「場」が変わって始めて脱皮できた。だから、今回も、一度卒業して、仕切り直さないと、そのままの環境では羽が生えてくることはないのだ。

理系の比喩を使うのであれば、固体の氷の温度がマイナス何十度からマイナス1度まで上ってきても、何も変わらないが、零度を超えたとき、突如として液体となり自由に動き回れるようになる。(あんまりいい比喩じゃないね。)

もうニュースをやる機会はないと思うが、自分の中の経験値レベルは、まさに零度近くまで上ってきていて、いずれ、予期せぬ形で大空が飛べるのではないかと勝手に考えている。

ただし、はたして芋虫が蝶に脱皮するのか、蛾になるのかは、オレにはわからない!

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パット・メセニー!

メセニー&メルドー、行ってきました!

パットのコンサートもライブも国内はほとんど皆勤のオレだが、今回も「進化」が体験できて、凄くよかった。

最初の三曲くらいはメセニー&メルドーのデュオだったが、スタンダードの「All the things you are」なんて、全然スタンダードっぽくなくて新鮮だった。

理由はわからないが、三曲目あたりで、なぜか涙がポロポロでてきちゃったよ。

干からびて萎(しお)れた心に、恵みの水のように、パットのギターとメルドーのピアノが染み込んできた。

(今週、もう一度行く予定(笑))

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〆切

ええと・・・これから1ヶ月のスケジュール帳を見ていて、思わず気が遠くなりかけた。

「〆切」という字が14個もある・・・。

いつのまに、こんなことになっておったのだ!

NEWS ZEROにエネルギー使いすぎて、本職の作家業がお留守になっていたのかもしれない。

反省するとともに、怒濤の突き押しで〆切を守っていく所存。ウォー!←雄叫びじゃなくて悲鳴

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敗戦の弁

NEWS ZEROは、最後まで、噛み噛みで終わった(汗)

さすがに最終日ということもあり、組閣の日の慌ただしさの中、どうもリハーサルに集中できなかったなぁ。

ま、オレらしくていいかもしれない(笑)

一年やった正直な感想は、やはり、生放送のプレゼンテーションは、蓋を開けてみないとわからない、ということだ。カンペを読むパターンの人はいいのだが、そうではなく、その場でアドリブを交えてしゃべる場合、その日のコンディションが決定的だ。

コンディションのいい日は、噛まないし、ユーモアも入れられるし、画面が出なくても慌てない。

コンディションがいまいちの日は、どうしても噛むし、余裕がないから、何かあっても機転がきかない。

一週間に一日だけ、夜の11時からの1時間に頭の回転と舌の回転のピークをもってくるのが、これほど難しいとは思わなかった。

ちなみに、今日の最終回は、コンディション調整は、微妙に失敗気味だった!

***

結果的に、民放での科学キャスターという「ありえない」挑戦は、視聴率の壁に阻まれて敗戦と相成った。文化とカネが両立しないことを、これほどひしひしと感じたことはない。だが、もともと、商業出版の世界で生きているオレだから、この敗戦は、そのまま正面から受け止めるしかない。

ま、オレの人生、挫折の連続だし(笑)

それにしても、(中年の)新兵がいきなり戦場に放り出されて、必死に生き延びようとがんばった、というような一年だった。手持ちの武器じゃ、戦えなかったということだ。

以上、敗戦の弁。

***

1年間、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました!

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ケーブル入れたら、

ここのところ、ナショジオとかディスカバリーチャンネルばかり見ている。

ナショジオの「都市伝説」シリーズからハマった感がある(笑)

K妻が「生き物系」が大好きなので、気がつくと、テレビがナショジオかディスカバリーになっていることが多いのも一因。

***

今日は、いよいよNEWS ZEROの火曜キャスターの最終登板。

あまり気張らずに楽しくやりたいものだ。

***

あと、金曜日のJAM THE WORLDは、一回お休みです。(こちらは引き続き登板します(笑))

***

10月からコマネチ大学のスタジオがお台場に移るので、がらりと生活が変わりそうだ。占いの本も書くことになったし(笑)←ホント

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映画試写会

ラジオで映画の話ばかりしているせいか、ここのところ、急に映画の試写会の案内が届くようになった。

中には「そそられる」映画もあるのだが、必ず「お一人様」と書いてあるので、行かずじまいになってしまう。

たいてい、マネージャーさんかK妻(=こちらは書籍のマネージャー)と出歩いているわけで、一人の時間など存在しないから、仮に試写会に行く時間ができても、
「じゃあ、オレは中で見てくるから、二時間、ここで待っててくれ」
というわけにはいかないよね。そんなことしたら干される(=マネージャーさんに)か殺される(=K妻に)ぜ。

かといって、
「試写会の案内に一人で来いと書いてあるけど、もう一人、なんとかならんか」
と電話で交渉するのもめんどっちい。(どーゆー言葉遣いだ)

だいたい、そんな交渉して入れてもらって、映画の紹介をしなかったら罪悪感に苛まれるだろうが。そしたら、ホントはつまらない映画だったのに、「いやあ、映画っていいもんですねぇ」なんて言わなくちゃいけなくなって、いっぺんに信用を失いかねない。

くわばら、くわばら。

ま、もともと映画好きで、いつも自分で券を買って観に行っているわけだし、これからも、そうすっか。(試写会のずっと後でも、ロードショーの一週間前の先行上映で観るだけで、人に勝った気分になるんだよね(笑))

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明日24日のJ-WAVE

金曜の放送のお相手の小林まどかさんが9時間のスペシャル番組のナビゲーターを務めます!

どうか、みなさま、メールで応援してあげてください。

テーマは「アナタの忘れられないドライブは?」です!

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キャラ対決

麻生さんがしきりに「キャラが立っている」という言葉をお遣いになるが、福田さんがテレビ出演の前に楽屋で「キャラって何?」と質問しているシーンがあって爆笑した。

いや、オレは、麻生さんの江戸っ子(?)キャラも好きだが、とぼけた福田さんのキャラも好きだぜ。

実際、麻生さんは言葉の遣い方がまちがっている。なぜなら、福田さんはキャラが薄いどころか、逆に際立っているように思うからである。

ブラックでそこはかとなくユーモアが漂うキャラは、「渋い」し、いい味出してると思うよ。

福田さんに二年くらいやってもらって、それから麻生さんでもいいのではないか・・・「外野」でそんなことを考えている。

***

K妻「どうして福田さんの肩を持つの」
オレ「別に」
K妻「キャラが似ているからじゃないの?」
オレ「馬鹿いえ、どこが似ているというのだ」
K妻「だって、中学校のときに周囲から渋い、渋い、って言われてたんでしょ」
オレ「どうしてそんなこと知っているのだ」
K妻「だいたい、いつも家ではブラックなコメントばかりしてるじゃない」
オレ「わかった。おまえの言うことは全部正しい。福田さんとオレは似ている」(もっとも、K妻のほうがオレよりよほどブラックだと思うがな・・・)

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ユーモアがないとうまくいかない

おかげさまでJ-WAVEの前回のレーティングはいい数字で、しばらくナビゲーターを続けることができそうだ。

ようやく本領発揮に近くなってきたので、引き続き、応援よろしく!

オレの本領は何かといえば、科学書でもラジオでも「軽いユーモア」だと思う。オレの科学書を買ってくれる本当のファンは、シュレ猫談義とか微小説で「クスリ」と笑って喜んでくれる。「ねこのきもち」の連載も同様だ。ラジオのコーナーもゲストとの笑いを交えたかけあいがウケているらしい。

ブログは、ちょっと色合いが違うが、K妻からのツッコミが意外に面白いと言われることが多い。

そういう意味では、NEWS ZEROでは、ほとんどユーモアを発揮する場面がなく、かなり苦しかった。カガクのコーナーでユーモアが出せたのは、それこそ10%くらいしかなかったような気がする。

現実のニュースは、あまりに深刻で、悲惨で、ユーモアで包み込むことなどできないのかもしれない。

うーん、産経新聞の連載も、もう少しユーモアを入れていかないとダメだろう。次回から少々筆のタッチを変えるつもり。

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ダイエット

昨日のJ-WAVEのゲストは岡田斗司夫さん。

117キロから65キロまで体重を落としたというのは驚異的で、思わず「負けた」と言ってしまった。

オレの過去の体重変化は、75→90→78(現在)という感じで、さらに3キロほど落としたいのだが、岡田さんは、オレのお腹を見て、
「それくらいだったら、レコーディングダイエットで4ヶ月もあれば落ちますよ」

だって。

記録すればいいだけだという。

ちなみに、昨日のJ-WAVEの後の打ち上げで食べたものを列挙すると・・・。

333ビール2本
じゃこサラダ
生春巻き1個
揚げ餃子2個
ピータンなんとか1個
焼きそば少々
ジンジャエール1本
プリン1個

たしかに、こうやって書いてみると、かなり食べてるな(汗)

とりあえず、今日はビリーをやってエネルギーを消費する!

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つないでやる

Willcomは、途中で一度、電話番号を変えたが、意外と長く使い続けている。MacBookを持ち歩くことが多いので、ネットにつなぐとき、DDが便利なことと、W-SIMを抜いて電話端末に入れれば通話もできるということで、なかなか手放せない。

今回の端末(nine)もミニマルデザインで使い心地はグッドである。

W-SIMの性能もかなりアップしているようだ。

***

HotSpotも契約しているが、あまり使えないので、契約をどうするか考え中。

Docomoのハイスピード端末も気にかかるが、Bluetoothでつなぐしかないんだろうなぁ。

よくマレーシアのランカウイ島に行くので、そこで安定した通信環境を確保したいのだが、まだ、いい方法が見つからない。いっそのころ、現地で端末を契約したほうがいいのかもしれない・・・。

なにしろ、この前ランカウイに行ったときなど、SoftBankの携帯を持って行って、Bluetoothでネットをしていたら、10日の滞在で請求が20万円以上来て、目ン玉が飛び出そうになったからな。

***

いつも、どこでも、効率よくネットにつなぐ方法ばかり考えている。

ちょっとビョーキかもしれない。

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しがらみ

フリーランサーでしがらみがないから記事を書いてほしい、という依頼がきて驚いた。

原発の事故の分析やサイエンスライター養成の裏事情など、誰も書かないことを平気で書くからだという。

なぜ、驚いたかというと、自分では、そんな大仰なことではなく、ホンネをそのまま吐露しているだけだからだ。

うーむ、もしかしたら、世の中のほとんどの人は、言いたいことも言わないでいるのか・・・。だから2ちゃんねるとかでホンネを吐露するのか・・・。

でも、こうやって実名で好き勝手に書くと、いたるところでバッシングされるぜ(笑)

意外と打たれ強いのかな、オレって。(実は打たれ弱い。弱音も吐く)

でも、たとえば日経新聞の書評などでは、一つだけ気をつけていることがある。それは、「本当に面白いと思ったものを採り上げる」という方針だ。そんなのあたりまえじゃないか、と思われるかもしれないが、ほとんどの新聞の日曜の書評は形骸化してしまっている。しがらみで本を採り上げているからだと思う。

だから、先生が弟子の本を紹介したり、狭い内輪の本を紹介してしまう。そんな本、いったい誰が金出して読むんだよ!

新聞記者や読書家の人たちから、「新聞書評はダメになった」という話をよく聞く。

読者に信頼される書評家と無視される書評家が大きく分かれているらしい。本屋さんもそのことはわかっているようだ。

オレはフリーだから、読者の信頼を失ったら、もうおしまいなのだ。だから、自分で読んで、面白いと思ったものを採り上げ続ける。それしか、読者の信頼を勝ち取る方法は存在しない。

(たまに、義理でしかたなくて、サブで本を紹介するけどな(汗))←これも事実だから書く

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さらなるつづき

メールでの返答と同じ文面をコピペしておきます。

***

ダイヤが1にあるとしましょう。
可能性を列挙すれば、

選択肢1でモンティは2を開ける。
選択肢1でモンティは3を開ける。
選択肢2でモンティは3を開ける。
選択肢3でモンティは2を開ける。

の4つになるので1/2という計算ですね?

でも、確率というのは、数多く繰り返したときに何回起きるか、を意味しますから、仮に3万回放送があったとしたら、理論的には、

選択肢1でモンティは2を開ける=5千回
選択肢1でモンティは3を開ける=5千回
選択肢2でモンティは3を開ける=1万回
選択肢3でモンティは2を開ける=1万回

になります。それが、選択肢1でモンティがランダムに2と3を開ける、ということの意味です。鞍替えがなければ、当たるのは(5千+5千=)1万回です。鞍替えすると、当たるのは(選択肢2と選択肢3が選択肢1になるので、1万+1万=)2万回です。つまり、1/3と2/3ということになります。

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夕刊フジ

コンビニで夕刊フジを買ってきた。

7面の「アイウィッシュ」(I Wish)にK妻が登場。見出しは「アウトサイダー人生を救う、文章・言葉で気持ちのスイッチON・OFF、五感をとぎすまし、バランスを」。

是非、ご一読を!

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つづき

ベイズの図の出典の本も持っているが、残念ながら英語である。

そこに、追加の解説が出ている。

3つでわかりにくいのであれば、たとえば100個のカップにしてみればいい、というのである。

クイズの回答者がカップを1つ選ぶ。モンティは、選ばれなかった99個のうち、98個を開示してしまう。

この状況なら、最初の選択は1/100のままで「固定」されているのに、99個から98個が開示されて残った1つのほうは、文字通り99%、当たっていそうではないか?

数が増えれば、直観は裏切らない。

***

ベイズは、どうも「思想的」な人が多いので、厄介だ。

数学を楽しむのではなく、怒りのエネルギーに変えてしまう人がいるのは、残念なことである。

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ベイズふたたび

今、ベイズについて再び書いていたのだが、「問題が発生しました」と表示が出て、すべて消えてしまった(汗)

ホント、ブログも鞍替えしたほうが確率が上るのではあるまいか、などと考えてしまった(笑)

***

今度は消えないように別のところに文面をセーブしてから投降する。(やれやれ)

***

昨日の講演会でを用いてモンティ・ホールを説明したら、
「モンティが空のもう一つのカップを選ぶ選択肢1’もあるのでは?」
という質問をいただいた。

的確な質問だ。ただ、その場合、選択肢1’の図だけを足して計4つの選択肢ということにはならない。なぜなら、選択し1と選択肢1’は両立しないからだ。そこで、同じような図で選択肢1を選択肢1’に変えたものを描くことになる。で、回答者が選択を変えるのと変えないのとで、当たる確率は、それぞれ1/3と2/3になる。

***

産経新聞の本日のコラムでもモンティ・ホール問題を書いたが、すぐに携帯メールで質問が来た。

むかし、アメリカで話題になったときも、大学の数学科の教授が何人もまちがえたくらいだから、なかなか納得するのは難しいのだろう。

***

この本
のベイズの章は非常にわかりやすいので、もやもやが解消されない人は、ご一読をオススメしたい。

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携帯関係

PHSは、コレからコレに変えたのだが、不思議と機能充実からシンプルへと飛んだ。

前の機種は決して悪くなかったのだが、最近、老眼のせいか、字が小さいと見えなくて、あまり使わなくなってしまったのだ。

今日は軽井沢で企業セミナーの講演をやって、とんぼ返りで東京へ、そのままJ-WAVEのスタジオに入った。

講演ではPPTを使うのでMacBookを持ち歩くのだが、そのほかにも大荷物で、もう肩が痛くて泣きたくなった。

うーん、もっと軽いPCを購入すべきかなぁ。たとえば、こんなの? ほかにいいのがあったら誰か教えてくれ!

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土曜の夕刊フジ

土曜の夕刊フジに藤井かおりが登場します。

「猫はカガクに恋をする?」の著者インタヴューです!

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早とちり

あは、納品書を読んでみたら、開通は14日の午前2時だって(汗)

いくらいじってもダメなわけだ。電源入れたらすぐに開通すると思い込んでいた!

うーむ、もう、問い合わせメールを送ってしまったんだよな・・・。

説明書とか納品書とか、読まない習慣がついている。何時間も「壊れてる!」と怒っていたが、完全に時間の無駄だったな。

明日は軽井沢で講演をやって、夜はJ-WAVEだというのに、かなり体力消耗(笑)

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PHS

PHSを手軽な機種に変更したのだが、なぜか、電話がつながらない!

同梱の新しいW-SIMを入れたが、電波状態の表示も出ない始末。

試しに古いW-SIMを入れてみたら、電話できた。

電話番号は同じままなのだが、新しいW-SIMが「電番未登録」らしい。

電話を機種変更して、電話ができないというのは、なんともフラストレーションがたまるものである。やはり、ネットで買うんじゃなかったなぁ(反省)。お店に行けば、ちゃんと動作確認してくれるもんな。

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幸福の暗号

いわくつきの本である。

かなり前に徳間書店から出た本で、村上和雄さんに私がインタヴューをした。

第一巻は「ナイトサイエンス教室」と銘打ったが、あまり部数が伸びず、第二巻は「幸福の暗号」という題名になって、かなり焦った憶えがある。(「生命の暗号」と題名が酷似していてサンマークの人は怒っていたが、もともと村上先生の本なので、問題にはならなかった。あたりまえだが)

この本が、なんと、台湾で違法出版されているというのだ。海賊版ということである。

それ自体が驚きで、これから法的に対処するそうだが、なんとも面白い事件ではある。

ここのところ、私が関係した本が韓国語と中国語に翻訳されることが相次ぎ、なんとも不思議な感覚だ。英語のバイリンガルなのに、本は、やはりアジアへと拡がる。いや、案外といい傾向かもしれない。

海賊版が出たことがきっかけで、「幸福の暗号」は文庫に入ることになった。

不幸なのか幸福なのかビミョーな線である。

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明日

ちょいと暗いこと、書いちゃったな。

たまに、自分のやっていることに自信がもてなくなる瞬間があるんだ。

わけもわからず、胸が苦しくなる。

さ、元気を出して、歩き続けよう!

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心境

最近、いろいろと心境の変化が著しい。

オレの科学コミュニケーターとしての活動は、ほとんど関連する業界からは認められていないが、なんだか、それはそれでいいや、と感じるようになった。

夜のニュースの科学コーナーという、本来、成立しえない活動を一年やったが、それが科学ジャーナリスト関係やサイエンスライター関係の人々から認知されることもなかった。

50冊を優に超えるサイエンスライティングの仕事も、新聞での科学書の紹介も、コマネチ大学での解説も、さらには、ラジオでの科学者ゲストとのトークも、「科学振興」のプロたちからは、完全に無視されている。

ホント、これだけ活動していて、これだけ「シカト」される人間も滅多にいないと思うよ。

15年間、科学について書いて、科学についてしゃべって、それだけで突っ走ってきた。

次・・・オレは、何をやるべきなのかなぁ・・・ここのところ、毎日、そんなことばっか考えてる。

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iPod touch

話題のiPod touchを早速、注文した。どんな使い心地か、届くのが待ち遠しい。ワクワク。

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あと二回だ!

NEWS ZEROの「カガクのニュース」も残すところ、あと二回。

三ヶ月ほど前から、9月で番組を降りることがわかり、急に楽になった。人間というのは不思議なもので、開き直りとでも言うのだろうか、リラックスして、最後までみんなに楽しんでもらえばいい、という心境になったのだ。

それまでのプレッシャーはいったい何だったのかと、実に不思議な気がするが、そこには、おそらく番組制作スタッフや出演者との関係性など、複雑きわまる要因があったのだと思う。

あと二回。猫好きカガク作家のニュースも、これで見納め。どうか、応援よろしく!

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お別れ会

阿久悠さんのお別れ会に行ってきた。

実は、6月に阿久さんのご病気を受けて、ピンチヒッターで数回だけ、産経新聞の土曜版にエッセイを書くことになった。数回だけの予定というのは、もちろん、阿久さんの静養中だけ、という意味だった。

しかし、その後、7月に入っても阿久さんは連載に復帰せず、そのままお亡くなりになった。

お別れ会には、大勢の人が集まっていたが、私は、もちろん音楽業界に知っている人がいるわけでもなく、会場でポツンと一人でウーロン茶を飲みながら、阿久さんを偲ぶライブ演奏や詩の朗読に耳を傾けていた。

阿久さんのコラムは、阿久さんの大勢のファンが楽しみにしていたはずだ。

それが、妙な縁で、心の準備もないまま、いきなり私にバトンが渡された。

会場は、各界の名士や業界関係者で、賑やかに盛り上がっていたが、おそらく、阿久さんのやりかけの仕事をそのまま渡されたのは、私だけだったろう。

帰り際、会場に飾られた阿久さんの遺影が、

「オレのコラムなんだ。いい加減に書いたら承知しないゾ」

そう私に語りかけていた・・・。

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成功例と失敗例

科学技術立国の将来像の一つとして、研究開発を支える税金を払っている国民への「説明義務」は欠かせない。

科学者が全員、自分の研究成果をうまく表現して国民に伝えることができれば、それに越したことはないが、たとえば科学読み物を書く場合には、それなりの文章力が必要とされる。

素人が数学者の計算ができないのと同様、あるいは、素人が生物学の実験ができないのと同様、素人が作家並みの文章を書くことはできない。(できたら、その人は「作家」で食べていかれる!)

そこで、文部科学省は、多額の税金を使って、サイエンスライター(コミュニケーター、インタープリター)の養成を始めたわけだが、実状を窺い知る立場にいる私から見て、北海道大学の事例は成功であり、東京大学の事例は失敗である。

北海道大学では、(私が見るかぎり、)サイエンスライターを養成して、さまざまな科学成果を掘り起こして世に「表現する」ことを目指しているのに対して、東京大学では、科学者の文章伝達力をアップさせることを目指している。

海外の事例を見ていると、ここのところ、一流の研究者が、一流のサイエンスライターと共著で本を出して成功することが多い。(たとえば「脳のなかの幽霊」)あるいは、実際に読める科学雑誌として成功している「New Scientist」もサイエンスライターが記事を噛み砕いて書いている。

たしかに、過去にも作家顔負けの科学者はいた。中谷宇吉郎、朝永振一郎、養老孟司・・・しかし、そういった科学者たちは、もともと驚くほどたくさんの本を読んでいて、養成講座なんかなくても、文章表現力があった人たちなのだ。

文学作品をほとんど読んだことのない科学者に「付け焼き刃」で文章技巧を教えて、それでうまい文章が書けるのであれば、同じようにして、ほとんど科学の素養のない人にちょっと訓練をして科学者に仕立てることも可能だろう。

文部科学省は、やがて、北大と東大の成果を「評価」することになる。残念ながら、その結果は東大に軍配があがる仕組みになっている(ように私には思われる)。なぜなら、文部科学省から東大に天下りが行なわれているからだ。

北大の養成講座からは、すでにポピュラーサイエンスの単行本も出ていて、目に見える形で成果が出ている。東大の講座からは、私の知る限り、なんの成果も出ていない。

もし、官学癒着の構造により、立派な成果が無視されて、評価が歪められるような事態になった場合、私は、なんらかの方法で癒着と不正を告発せざるをえない。

逆に、公正な評価が下されるのであれば、もちろん、日本の科学コミュニケーター界にとって朗報となろう。

数年後、どうなるのか、今から注目している。

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巨人のために髭を落とした

巨人の小笠原選手の真似をして、床屋さんで髭をきれいに剃ってもらった。

オレ「巨人優勝を祈願して髭を落とす! バッサリやってくれ」
床屋「いいんですか? トレードマークじゃないんですか?」
オレ「髭なんて、ここ数年のことだからね。今は、巨人優勝のほうが大事だ」(馬鹿丸出し)

一時間後。

床屋「印象が変わりましたねぇ」

たしかに、素顔(?)を見るのは3年ぶりだが、なんだか、あるものがなくなると、別人の顔みたいで不思議な感覚だ。

全体にのっぺりとして、卵みたいな感じである(笑)

一度、リセットして、ふたたび伸ばすつもりだが、巨人の優勝まではこのままか?

ここ3試合は、胃がキリキリと痛くなるような展開だったが、まだまだ、これからだ。

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農水省の呪い

最近の農水大臣の自殺・辞任劇を見ていて、ふと、諌早湾干拓事業の呪いではないかという考えが脳裏をよぎった。

いや、そんな気がしただけである。

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ベイズ確率(その2)

事前確率が等確率である例として、有名なモンティ・ホール問題の計算をやっておこう。

問題 ドアがA、B、Cの3つあり、そのうち1つの背後には賞品がある。ゲームショウの司会のモンティは「どれか1つ、扉を選んでください」とあなたに言う。あなたは(たとえば)Aを選ぶ。すると、モンティは(たとえば)Bを開いて「Bの扉には何もありませんでした! さあ、このままAでいいですか? それともCに変えますか?」と訊ねる。AのままとCに変えたときの当たりの確率は?

補足が必要だろう。

モンティは、どの扉に賞品が隠されているかを知っている。だから、仮にあなたが選んだ扉がカラッポだとしたら、残りの2つのうち、賞品がないほうの扉を開示する。仮にあなたが選んだ扉が当たりだったとしたら、残り2つの扉のどちらかをランダムに(=1/2の確率で)開ける。

***

計算である。

あなたが扉を選ぶ前の事前確率は、情報ゼロなので、

Aが当たり=1/3
Bが当たり=1/3
Cが当たり=1/3

になる。あたりまえだ。(コマネチの問題とのちがいに注意! 全部ハズレという可能性はない!)

次に、「あなたはAを選び、モンティはBを開示した」という新たな情報が付け加わる。この時点で確率はガラリと変わる。計算してみよう。

Aが当たりで、モンティがBを開ける確率=1/3×1/2
Bが当たりで、モンティがBを開ける確率=1/3×0
Cが当たりで、モンティがBを開ける確率=1/3×1

Aが当たりなら、モンティが開けるのはBでもCでもいいので、Bを開ける確率は1/2である。また、Bが当たりでモンティがBを開けることはない。そして、Cが当たりでモンティがBを開ける確率は1(Aはあなたが選んでいるし、Cは当たりなので開けられないから、Bを開けるしかない!)。

コマネチの問題で「どこにも忘れない」という可能性が消えたのと同様、モンティ・ホールの問題では、真ん中の可能性が消えてしまった。だから、確率の総和は1にならない。つまり、再規格化が必要になる。

最終的に、

Aが当たりである確率=1/3×1/2÷(1/3×1/2+1/3×1)=1/3
Cが当たりである確率=1/3×1÷(1/3×1/2+1/3×1)=2/3

つまり、あなたは、扉を変えることにより、当たる確率を二倍にすることができる!

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コマネチの問題と比べてみてほしい。

事前確率が等確率かどうかはちがうが、まず、当初の情報でできる(総和が1の)確率計算があり、次に、新たな情報の追加(=状況の変化)により、ある可能性が消えてしまい、確率の総和が1より小さくなり、最終的にその総和を1に戻すことにより事後確率が計算できる・・・つまり、コマネチの問題とモンティ・ホールの問題は、構造は同じということだ。

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混乱した人は、ココを見てじっくり考えてみてね。

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結論:コマネチの問題文で「一箇所で忘れる」が誤解を生んだようだ。「忘れ物は一個」とすべきだったと思う。これについては素直に反省。ただし、一部、私の解説を執拗に批判している人がいて、その方には、スタジオで解説することと、それが放送されることは別である事情を理解してもらいたいと思う。怒りのエネルギーを私個人に向けないでほしい。数学とは、本来、怒るものではなく、楽しむものだと思います・・・そこんとこ、ヨロシク。

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ベイズ確率(その1)

ベイズ確率、ネットでかなり盛り上がってますなぁ。

一部の人からオレがやり玉にあげられているので(汗)、ちゃんと解説しておこう。

まず、問題は、
「5回に1回の割合で忘れ物をする癖のある人がいる。A・B・C・Dの4箇所を回って家に帰ったとき、忘れ物をしたことに気づいた。2番目のBに忘れてきた確率を求めよ。ただし、忘れ物をしたのはどこか1箇所のみ」
というもの。

番組では、事前に「5回に1回の割合で忘れ癖がある」という情報だけがあり、その後、立ち寄った四箇所の「どこかで忘れた」という新たな情報に気づいたので、確率が変化した、という点を解説したつもりだ。

肝心な点は、忘れたことに気づく前は、確率計算は、

Aで忘れる確率=1/5
Bで忘れる確率=Aで忘れないでBで忘れる=4/5×1/5
Cで忘れる確率=AとBで忘れないでCで忘れる=4/5×4/5×1/5
Dで忘れる確率=4/5×4/5×4/5×1/5
AからDで忘れない確率=4/5×4/5×4/5×4/5

であり、総和は1になることと、忘れたことに気づいた時点で、最後の可能性がなくなったことだ。確率は総和が1になるのが定義なので、AからDまでを足して、その可能性を「1」に規格化し直さないといけない。計算上は、Bの数値をAからDまでの和で割ればいい。

***

なぜ、この問題で議論が沸騰しているかといえば、「ベイズ確率は何を意味するのか」という思想的なことが関係している(ように思われる)。

競馬の例やモンティ・ホールの問題では、たしかに、馬の戦績や賞品が入っている場所の情報が皆無の場合、等確率から出発するほかない。事前情報がゼロだからである。

しかし、コマネチの問題の場合は、「4箇所のどこかで忘れる」というところから出発する必要はない。なぜなら、「1/5の割合で忘れる癖がある」という立派な情報があるからだ。そこから出発すればいいだけのこと。というより、「どこでも忘れない可能性もある」のだから、すべてが「1/4」という事前確率は・・・ダメだよね。

競馬やモンティ・ホールの場合は、必ず1つが当たり、という条件があるので、事前確率は等確率から始めることに意味がある。

コマネチでやった問題の場合は、事前にわかっているのは、「1/5の割合で忘れる癖がある」という情報だけである。

と、ここまで書いてきて、議論がかみあわない理由(?)にようやく思い至った!

おそらく「忘れ物をしたのは、どこか一箇所のみ」という表現が悪かったのではあるまいか。オリジナルの問題では「帽子」を忘れたことになっていた。問題文の最終表現がチェックできなかった責任は私にある。ロケのシチュエーションなどから、「帽子」とできなかったのが、あいまいな表現へとつながり、誤解を生んでしまった。素直に謝りたいと思う。

ココに問題のオリジナルと明快な解説があるので、是非、参考にしてみてください。(ただし、四軒ではなく三軒になっています。四にしたのはコマ大チームが四名だからです)

(続く)

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徹夜

うわぁ! 気がついたら徹夜だぜ。

原稿書きをしていると、たまに、こういう状況に陥る。もうちょっと、もうちょっと、と引っ張っているうちに、白々と夜が明けてくるのだ。

今日は午後からテープ録りなので、夕方になってから寝るしかないな(汗)

ここのところ、昼はテープ録り、夜は原稿書きというパターンが続いている。

***

NEWS ZEROの降板は7月初めにはわかっていたのだが、ちょうど、雑誌の連載が終わるような感覚だ。

雑誌の連載も人気連載とそうでないのとがあり、六ヶ月で打ち切りになる連載もあれば、長期連載もある。

カガクのニュースは、正直いって、不人気連載(笑)だった気がする。夜の12時近くに「カガク」という言葉を聞くだけで、チャンネルを変える人が続出していたのかもしれない。

生放送の経験値ゼロで、いきなり本番に突入したこともあり、さまざまな失敗をしてきたが、作家としては、ありえない体験をさせてもらって、今後の作品にも生かせるだろう。

報道の現場もつぶさに見させてもらったが、やはり、現場に「理系」の人材がほとんどいないことは、報道の偏りを生むから、今後、テレビ局が改善していく必要があると感じた。どんな組織も、常に「異分子」がいて「多様性」がないと、問題が生じてしまう。純粋にシステム論の話である。

それにしても、プロのアナウンサーの「凄さ」を実感させられ続けた一年だった。(運動音痴の人間が、運動神経抜群のプロ集団の中に入って仕事してた感覚(汗))

どんな世界も奥が深いよ。

いよいよ、あと三回。担当ディレクターのKさんにがんばってもらいたいものだ。

***

ある人から「J-WAVEで竹内さんの声を聞いていると不思議と癒される」というご意見を頂戴した。

ありがとうございますぅ!

少しリラックスしてできるようになってきたので、軽いユーモアと「癒し」をテーマにがんばってみます。NEWS ZEROではうまくいかなかったが、JAM THE WORLDでは、「竹内カラー」を出せるようにがんばります。

応援、よろしく!

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ベイズ確率

コマネチ大学の前回放送(ベイズ確率)は、解説がわかりにくかった、という声が多いようなので、暇を見て、ここで再解説(笑)を試みたい。

今は、(この時間にこれを書いていることからして)〆切の関係でダメなので、いつになるかわからないが、必ず解説しますので、「もやもや」している方は、乞うご期待。

そもそもベイズ確率の話を始めると、必ずといっていいほど、議論になるので、「ベイズの本質」というようなことには一切触れずに、とにかく問題の解説に集中して説明してみます。

モンティ・ホールの解説から始めるつもり。

事前に勉強しておきたい、という方は、この本のモンティ・ホールのところの解説を読んでおいてください。この方式で解説しますので。(よく使われる説明法です。)

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補助金ドロボーはなぜ許される?

農水族の国会議員が農水大臣になると、さまざまな問題が噴出するようだが、補助金って、こんなにも多くの人が群がっているものなのか。

厚労省や文科省の補助金も問題が出まくりだよね。

この問題でいつも疑問に思うのは、「なぜ、補助金を横領、着服したのに、返済するだけで許されるのか?」ということ。

これが会社のお金を使い込んだり、お店の商品を万引きしたのであれば、「返しますよ」で済むわけがない。逮捕されて牢屋に入ることだってある。

補助金だけ、なぜ、ドロボーしても返済すればお構いなしなのか、誰か、オレにわかるように説明してくれ!

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アスキー・ドットPC

アスキー・ドットPC」10月号の152ページの「デジタル履歴書」に登場!

オレのマック歴についてとうとうと語ったが、ファインピクス狂と(衝動買いのニコンD80)の話まで載っていて、思わず笑った。

これまでで、いちばん楽しいインタヴューだったように思うし、まとめ方もピントがズレていなくて「うまい!」と思わず手を叩いてしまった。

オレって、やはり、デジタルオタクなのかなー(笑)

(ううう、ここ数日、すでにファインピクスの新製品を何度もチェックしている・・・ヤバイ状況だ!)

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NEWS ZERO、9月一杯で降板します

一年間、やらせていただいたNEWS ZEROのキャスターですが、9月一杯で降板することになりました。

なかなかうまくできず、応援してくださった皆様にもご迷惑をおかけしましたが、残り4回、がんばって「カガクのニュース」をお伝えしますので、最後までよろしくお願い申し上げます。

夜のニュース番組は、生放送であり、秒刻みの時間との闘いでもあり、充分にニュースの背後にある科学技術についてお伝えできなかったことが心残りです。

うまく視聴率が取れなくてゴメン! しかし、個人的にとてもいい経験になりました。実は、ちょっとホッとしていたりして(笑)

10月からは、たまっている単行本の執筆に時間を割いて、ふたたび作家活動中心の生活に戻ると思います。(半年以内に10冊ほど〆切があります・・・(汗))

引き続き、応援、よろしく!

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