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夏の光

田村優之さんの『夏の光』を読書中。

田村さんは、数年前、某カルチャーセンターで「科学ミステリー講座」をやったときの生徒さんだ。

とはいえ、後に判明したのだが、当時、すでに田村さんは開高健賞を受賞していて、作家活動を始めるかどうか迷っていたらしい。

受賞歴がゼロの私のところに受賞者が授業を受けにくるというのも、世間的には理解し難い構図だと思うが、私は読者に支えられて作家活動を十五年以上続けているので、田村さんは、作家として生きるための秘訣を学びに来たのかもしれない。

実際、田村さんの提出作品を見て、私は驚いた。私もプロのはしくれなので、(自分でうまく書けるかどうかは別として、)文章を見れば、それがものになるかどうか、ある程度の検討はつく。田村さんの持ち味は、「ソフト」で「心温まる」文章表現にあった。文章表現に関しては、「けれん」についてアドバイスしただけで、後は何も教えることなどなかった。

田村さんの文章は、読んでいて心地よい。

今回、ポプラ社から単行本が出て、本当によかった。

田村さんは、おそらく、まだ未発表の原稿をもっているはずなので、できれば、次もまた本の形で読んでみたい。

まずは、『夏の光』を読み終えたら、ここに感想を書きますから、みなさま、参考にしてください。

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