社保庁のどこが問題なのか
テレビやラジオでは言えないことだが、社保庁の構造的な問題については、事情通の人が指摘する点が二つある。
1 歴代の長官は、厚生労働省の出世コースからはずれた「元」エリートであり、そもそも、本気で年金の仕事をやる気などない
2 労働組合が強く、なるべく仕事をしないための「闘争」に明け暮れていて、外部から来た幹部職員も、匙を投げてしまう
ようするに、長官は、早く退職金をもらって、それから何箇所も天下りの「渡り」を続けて、次々と退職金を得る算段しかしていないのだ。
労働組合が、組合員の労働条件を守るのはあたりまえのことだが、その結果、仕事が「ずさん」になり、国民が被害をうけるとなれば、そんなものは、もはや「労働」とは呼べないだろう。
いずれの要因も、「本末転倒」なのである。
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となると、天下りではなく、外部から「やる気のある」人をトップに起用することが肝要だし、労働組合については、旧国鉄の解体と同じような手法で「手術」するしかあるまい。
まじめに働いている職員もいるのだから、悪い構造を改革すべきだと思う。
なお、友人のソフトエンジニアによれば、一年で5000万件の照合なんて不可能だそうだ。(てゆーか、原本が破棄されているわけだし・・・)
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