罠
猫の自動トイレ導入は成功だった。
あちこちにおしっこをしてしまい、こまっていたニャー君(にゃあちん)が、ちゃんとトイレでおしっこをするようになったのだ。
これは大きい。
ウレタンの入ったソファを風呂場で丸洗いして、数日かけてベランダで乾かす必要もなくなった。
ただし、ニャー君がトイレ以外でおしっこをしなくなったのが、トイレが自動になったせいなのか、それとも、猫砂が細かいものに変わったからなのか、理由は定かでない。
***
オレ「自動トイレの導入で気苦労が一つ減ったな」
K妻「おしっこの掃除、しなくてよくなったものね」
オレ「わーはっは! どうだ、オレの決断は正しかったろう」
K妻「見直したわ」
オレ「ふわぁーはっは」(ふんぞりかえる)
K妻「あなた、そろそろ、自動トイレの袋を交換してくださいね」
オレ「あ? うん・・・そうだな・・・たまには、おまえやってくれよ」
K妻「あたしは機械類は苦手ですから」
オレ「そうか」
そうだ、オレは、一つ重大なことを失念していた。
これまで、猫のトイレは、ほとんどK妻が掃除していたのだ。
だが、自動トイレの導入以後、袋の交換も、砂の交換も、はてまた自動トイレそのものの定期的な掃除も、すべてオレの役回りになってしまったのだ。
オレ=機械いじりが好き、K妻=機械類が苦手、という、単純極まる分類による、恐るべき罠にオレはハマッた・・・。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント