核融合の記述に疑問符
カガクのニュースで、そろそろ未来のエネルギーとして「核融合」を採り上げたいな、と思って検索していたらウィキペディアの項目が出てきた。
しかし、読んでいて、頭に疑問符が浮かぶ記述内容だった。
高レベル核廃棄物がなくなることや、連鎖反応がないので暴走しない点などのメリットと同列に欠点が書いてあったが、著しくバランスを欠いているようにしか(私には)思えなかった。
物理の基礎知識がない人が書いたのだろうか。
科学には定性的な議論と定量的な議論がある。もっとも困るのは、定量的であるかのごとく「数値」をあげているにもかかわらず、実質的には感情論になっているような場合だ。
英語版に飛んでみたら、かなりバランスよく性能評価をしていて、やはり「科学関係は日本語のウィキペディアは危ないな」という思いを強くした。
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