満身創痍
今日は東大の駒場に行って、学生の進学ガイダンスで「科学史・科学哲学」という分野の魅力を熱弁。
昔とちがって、大学も学生を「お客さん」と位置づけて、宣伝と呼び込みに奔走しているようだ。それは、いい傾向だと思う。適度な競争原理は場を活気づける。
帰りに渋谷駅で湘南新宿ラインの時間がぎりぎりだったので、早足でホームまで歩いていって、最後、駆け足になった途端、左脚の脹脛(ふくらはぎ)に異変を感じた。
ビキッという鈍い音とともに、オレの脚は・・・。
***
帰宅後ーー。
オレ「脚が! 脚が! オレの脚が!」
K妻「はいはい、大変でしたね」
「事態がわかっておるのか? 脚が・・・」
「運動不足だから、つったんでしょうが」
「おまえにこの痛さがわかるか?」
「あたしはいつも運動してるからつらないもん」
「おまけに寝違えた首も痛い! 痛い! 痛い!」
そのとき、仔猫のニャー君(ちん)がソファに座っているオレの傍に寄ってきた。
「お、おまえはオレの痛みがわかるのか? ニャー君・・・」
すると、ニャー君は、オレの隣で、そのままジョーっとおしっこをして、何事もなかったかのように去っていった。
ううう・・・満身創痍・・・四面楚歌・・・おじさんの孤独な戦いは続く。
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