結婚式行ってきた
妻の従弟の結婚式は伊豆修禅寺のラフォーレというところで行なわれた。
遠いし疲れてしまう、という読みで、前日からそこのホテルに宿泊。
ふつうの温泉のほかに水着で入れるプール温泉もあって、ゆっくりと暖まることができた。
風呂から出て、ひとりで廊下を歩きながら、窓に映るおのれの体形を見て、
「貴様、そのポッコリお腹、いずれ、なんとかせねばなるまい」
と、時代劇調で呟いて、たぬきのようにお腹を勢いよくポンと叩いた瞬間、数メートル先の暗がりに人の気配が!
見ると、電気の消えた喫茶店の椅子にアベックが寄り添うように座って、こちらを見ているではないか。
二人の表情は、嗤っているようにも見え、また、凍りついているようにも見え、いずれにせよ、あまりオレのことを尊敬していない目つきであった。
あのなー、どうして、そんな営業終了後の喫茶スペースに座ってるわけ?
まあ、独り言の癖をもっているオレも悪いのだが。
むかしから、夢想癖があり、小学生高学年のときも、飛行機になって「ブーン」と言いながら道を飛んでいたら、後ろを歩いていた女子高生に大笑いされて、ハッと我に返った苦い想い出がある。
部屋に戻って、その報告をすると、K妻が、
「暗がりで顔は見えなかった?」
と訊ねるではないか。
「あまり見ないでそそくさと帰ってきた」
「実はね、このホテルは周りにコテージがあるのよ」
「ふむ」
「新郎新婦は、コテージに泊まっているらしいのよ」
「それで?」
「ホテルに泊まっているアベックなら、自分の部屋で寄り添えばいいわけよね」
「・・・」
「コテージに泊まっている新郎新婦が、ホテルのプール温泉にやって来て、その帰りに涼んでいた可能性もあるから」
「・・・」
翌日の結婚式で、新郎新婦が、わざと視線を逸らしていたり、通常ではない笑みを浮かべたいたように感じた。
かなり疑心暗鬼なオレ。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。





















コメント