花咲じいさんの意味?
最近、いろいろな人から訊ねられるので、わしが、なぜ「花咲じいさん」と呼ばれているか、みなに教えてしんぜよう。
わしは、昔から、あまり自分の立身出世とかには興味がない。(そんなはずはなかろう、と笑う人は、立身出世に興味がある人だと思うが、世の中には、いろいろな考えの人がいるものなのじゃよ。)
身近な人が幸せになると、わしは、気持ちがいい。だから、仕事もお金も、できるだけ身近な人の幸せのためにやる・振る・使う。
身近な人というのは、家族に始まり、友人関係のことをいう。(そんな狭い了見でどうする、と笑う人は、宗教家になれる人だと思うが、世の中には、いろいろな器量の人がいるものなのじゃよ。)
わしの身近な人の多くは、有名になったり、本が売れたり、お金持ちになったりする。わしの文章講座に集まってくれる仲間たちも、ひとり、またひとりとデビューしつつあり、五年もたてば、何人もの売れっ子作家が活躍することになるだろう。
本当は、わしと全く関係なしに、その人の実力や運のせいでそうなるのかもしれないが、他人は、それを見ていて、「竹内翁は花咲じじいなのだ」と噂する。
この前は、テレビで実際に花咲じいさんを演じてみて、われながらはまり役だわいと笑うてしもた。
それにしても、「喧嘩竹内」という異名と、「花咲じいさん」という異名が両立するのも、奇妙な話ではある。
いや、花咲じいさんだって、なにかを護るためには、喧嘩だってしなくちゃならんのさ。それだけのことじゃよ・・・。
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