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チャンドラー

「ロング・グッドバイ」村上春樹訳を読書中。

そもそも英語でしか読んだことがなかったため、今さらながら、比較のために「長いお別れ」(清水俊二訳)も購入。

ほんと、自分でも呆れるくらいオタクである(笑)

英語版は、いつもVintage版を持ち歩いて読んでいるが、全集版(全二巻)も持っている。
朗読は、エリオット・グールドが吹き込んだやつを持っている。
チャンドラーの関連本の中でオレのお気に入りは、この写真集。実に雰囲気が出ていていいのだ。

***

え? 村上訳と清水訳のどっちがよかったかって?

うーん、清水訳は形容詞なんかをすっ飛ばして訳しているけれど、ハードボイルド調だと思うよ。
村上訳は精確で、あえて、清水訳と「かぶらない」ように気をつけて訳していると感じた。

原文の心地よい「リズム」を感じるためには、結局のところ、原文をそのまま読むしかない。あの不可思議な心地よさは、清水訳も村上訳も再現できていない、というのが正直な感想だ。グールドの朗読が、心地よい本物のリズムであり、誰でも比べてみれば、すぐに違いがわかる。(英語と日本語だから、あたりまえだが・・・)

もともとハードボイルドが好きな人は、文句なしに清水訳だろう。

村上春樹ファンと、上品な文章が好きな人は、村上訳を楽しめばいい。

そして、これはウルトラCの読み方だと思うが・・・村上春樹訳で一章読んで、すぐに原文を読めば、(村上訳が精確であるがゆえに)原文のリズムと語感を楽しむことができる! ついでに、グールドの朗読も聞けば、もう、あなたは、立派なチャンドラー中毒ということになる(笑)

とりあえず、オレは、訳には五月蝿くないし、チャンドラーならなんでもアリなので、素直に村上訳を楽しんでいるところ!

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