« 新年 | トップページ | 1月4日のコマネチ大学は感動するぜ!(宣伝) »

ホワイトカラー・エグゼンプション

なんでも横文字にすりゃあ、いいってもんじゃない。

白襟免除・・・漢字でも意味不明だ。

そもそも、「免除」するってのも、怪しいもんで、実際には、これまでよりお給金が減って、労働時間だけが長くなるんじゃないのか?

***

オレのような自由業の人間は、むかしから、エグゼンプト(免除)されてきた。

だから、まるまる3ヶ月かけて本を書いたとしても、それが売れなければ、半年後に銀行口座に25万円くらいが振り込まれて終わり、てなこともある。(たまにある)

逆に、同じ3ヶ月かけて本を書いて、運よくベストセラーになったなら、一ヶ月後に何百万円も振り込まれることもある。(たまにある)

ようするに、労働時間は関係なくて、本の出来(=自己評価や出版社による評価)も関係なくて、最終的に町の本屋さんで売れるかどうかで、すべてが決まるのだ。

結果だけが重要なのであり、過程は関係ない。

それが、労働時間に比例した報酬から「免除」される、ということの意味だ。

かなり前のことだが、何ヶ月もかけて、かなり精魂込めて書いた本の印税が、編集者の一ヶ月分の給料よりも少なかったことがあり、オレは不条理を感じた。
それが数冊続いた時点で、オレは、「この流れを変えないと、骨までしゃぶられて、荒野に屍を晒すことになる」と、大いなる危機感を抱いた。

それまでは、「いい本を書けばいい。限られた読者のために良書を提供し続けるのがオレの仕事だ」などと、理想論をぶっていたのだが、生命の危機に瀕して、オレは考えを変えた。

結果(=ベストセラー)を出さなければ生きてゆかれない。

オレは仕事の方法を根本から変えた。

それがオレやオレの読者にとって、よかったのかどうか、わからない。

***

ホワイトカラー・エグゼンプションが本当に可能なのは、各業種ではたらく人々の数パーセントに過ぎないように思われる。

アメリカの制度をそのまま日本に導入することには無理がある。

あくまでも個人的な意見だが、慎重に議論を重ねたほうがいいと思うよ。
でないと、大勢の人が過労死で亡くなるよ。

あくまでも個人的な意見だが・・・。

|

« 新年 | トップページ | 1月4日のコマネチ大学は感動するぜ!(宣伝) »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136278/13314083

この記事へのトラックバック一覧です: ホワイトカラー・エグゼンプション:

« 新年 | トップページ | 1月4日のコマネチ大学は感動するぜ!(宣伝) »