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雨ときどき月

昼間は秋葉原で元日銀副総裁の藤原作弥さんとお会いした。

日立評論という技術雑誌の連載の仕事だったが、御著書「わが放浪」をいただいて、サインまでもらってしまった。

満州での悲惨な出来事のお話に心打たれ、幅広い見識に驚かされた。

藤原作弥さんは、元経済記者なので、科学ジャーナリズムの悩みを打ち明けると、「一流の料理人は、包丁一本でどんな料理でもつくる」とアドバイスされた。
ハッと自分に足りなかったものに気がつかされた。

きわめて温厚な紳士で、とてもよい取材になった。

***

夜は朝日カルチャーセンターで「科学インタープリター講座」の第一回目。

文部科学省の向こうを張って(笑)、一匹狼のオレが実務家の意地を見せてやろうと企画したもので、書籍、雑誌、新聞、テレビ、ラジオ、インターネットといった、さまざまな媒体の話から、翻訳苦労話まで、とにかく「現場」における「本物」の科学インタープリターの生き様を紹介する。

科学技術インタープリター志望の学生さんが一人来ていた。

おそらく、文部科学省の何億円もの予算のついた講座よりも、オレの朝日カルチャーセンターの講座からのほうが、科学インタープリターがより多く巣立つことになるだろう。(実際に仕事も紹介するし(笑))

いくら金をバラまいても、「科学インタープリター魂」と縁がない教授どもが抽象論を教えていては、一人の科学インタープリターも育てることはできまい。

英語がしゃべれない先生に教わっても、生徒が英語をしゃべるようにならないのと同じである。

オレは、単なる予算消化の道具である、文部科学省の科学技術インタープリター養成講座に、自分が半生を賭けてがんばってきた職業を踏みにじられた、という気持ちが強い。
だから、絶対に「金や権力にまみれた教授どもより、一人の侍の志のほうが強い」ところを見せつけてやるつもりだ。

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» 科学インタプリタ [アマチュアサイエンティスト]
今期の朝日カルチャー竹内薫講座は科学インタプリタ。 そんなで受講生集まるんかなと [続きを読む]

受信: 2007年1月29日 (月) 09時55分

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