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無関心と無神経さが蔓延っている

イラン人のアミネ・カリルさん一家の強制退去処分にも、私は、下に書いた「無神経な権威主義」と同じ臭いを感じている。(「無神経な権威主義」は自己嫌悪に陥ったので削除しました。)

前に、仏頂面でやる気のない入国管理官が成田空港の「顔」であることの無神経さについて書いたことがあるが、あの体質は、法務大臣から始まり、法務省全体に蔓延っている気がする。

日本人なのに、日本人であることに誇りも持たず、何もやる気のない連中は大勢いる。

一方で、日本語をゼロから勉強し、日本で一所懸命に生きて行こうとしている外国人家族がいる。

「我が国にとって好ましくない外国人を強制的に国外に退去させることにより,健全な日本社会の発展に寄与しています」(入国管理局のホームページより)

そもそも、我が国にとって好ましくない外国人とはなんなのか。このイラン人家族はスパイなのか、それともテロリストなのか。

その非人道的かつ硬直化した対応により、健全な日本社会の発展を阻害しているんじゃないのか。

こういうのを「感覚の麻痺」という。

***

そんなことをいえば、毎年、何十万頭の犬・猫を窒息死させている「ペットのアウシュビッツ」だって同じ根っこかもしれない。

人間様は偉いけど、犬・猫なんて、余ったら捨てて窒息死させちまえばいい。これこそ、無神経な権威主義の最たるものだろう。

ようするに全てが「無神経な権威主義」に端を発するのだ。

そして、意味のない抽象論がまかりとおっている。

誰も具体的な行動を起こそうとしない。

***

アミネ・カリルさん一家は、このまま、強制退去処分になるだろう。
日本語しかしゃべることのできない子供たちは、イランで路頭に迷うであろう。
そして、日本人のほとんどは、それを意にも介さないだろう。

来年も再来年も、悪徳ペット業者が「生産」した犬や猫が何十万匹も「処分」され続けるであろう。
だが、悪徳ペット業者が処分されることないだろう。

***

いったい、この国のどこが「美しい」のだ?

少しずつでいいから、変えていかないと、この国は、本当にダメになっちゃうんだよ。
そう思いませんか・・・。

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