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2006年12月の19件の投稿

数学おじさんの視点から見たコマ大の舞台裏

「コマ大数学科特別集中講座」の発刊を祝って(?)、独断と偏見で、数学おじさんの目から見た、番組の舞台裏について書いてみました。

どうか、ご覧ください。

(文責は全て竹内薫にあります)

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コマ大特番(1月4日)

さきほど、「コマネチ大学数学科」の1月4日放映分のビデオをチェックした。(事前に解説などをチェックするのも仕事のうちなのだ)

ところが、あまりの面白さに、内容に見入ってしまい、チェックなんかできなかった(笑)

いやあ、実際に放映をご覧いただくとわかるはずだが、とにかく「す、凄い刺客が来た!」ということに尽きる。

でも、マス北野の電光石火・・・あわわ、ネタバレになるから、これ以上書けないよ!

果たして、M(マス)1グランプリの行方は、マス北野か、東大生チームか、アンガールズ+シャカ植松か、数学オリンピック・チャンピオンの西本くんか、それとも孤高の数学侍、間中さんか?

これは、見逃したら、絶対に損だと思います。(ホント)

録画してもいいけど、(録画だと視聴率に反映されないので(笑))、できれば、観てね!

***

それから、「コマ大数学科特別集中講義」も絶賛発売中。是非、本屋さんで手にとってみてください。こちらも、絶対に面白いです!

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28日は大変だった

28日のNEWS ZERO特番は、まさに「てんてこまい」だった。

通常よりもかなり早い、4時半に局入りして、入念に打ち合わせをして、できていたビデオなども見て、8時半からはゲストとの打ち合わせ、9時からはみっちりと全行程をリハーサル・・・のはずだったが、そんな予定は、木っ端みじんに吹っ飛んでしまった。

代理出産を公にしている根津(ねつ)先生は、これまで、孤軍奮闘といった感があり、打ち合わせに入るなり、「この五年間で何も変わっていない!」と、いきなり感情的になられてしまい、抑えがきかなくなってしまった。

もともとテレビの時間の制限については、10月からこの世界に入った私自身が、身をもって知っているわけだが、根津先生が人生を賭けて勝負してきたことがらについて「5分では何もしゃべれないではないか!」という話になってしまったのだ。

結局、私と村尾さんと担当ディレクター、プロデューサーは、根津先生の興奮が収まるまで、四十分ほど、話を伺ったうえで、完全に練られた台本を破棄して、ゼロから仕切り直しを強いられることとなった。

村尾さんの説得力には驚かされた。いざとなると、対人関係で、村尾さんの「しゃべり」は威力を発揮する。

また、そんなギリギリの状況で、ビデオも替えて、台本も替えて、仕切り直してしまったディレクターとプロデューサーの臨機応変さにも舌を巻いた。

誤解のないように強調しておきたいのだが、私は、根津先生を責めているわけではない。
激昂する根津先生に、私は、「先生、われわれは敵ではないのです」とくりかえし告げていた。

医療技術は年々進歩し、代理出産の技術をもっている産婦人科の専門医は、日本だけでも確実に百人以上はいるにちがいない。
世界各国でも、賛否両論があるが、ある国が禁止しても、隣りの国が認めているのであれば、患者さんは、国境を超えるだけである。

それが現実なのだ。

他の問題でも、根津先生だけがカミングアウトしていて、他の産婦人科医たちが公にしていない医療行為もある。正直者が馬鹿をみるようなシステムがおかしいことは明白だ。

いずれにせよ、根津先生の興奮が収まってから、時間遅れのリハーサルに突入し、開始ギリギリになり、ようやく準備が整った。
危うく、トイレに行きそこなりそうになり、喉もからからとなり、「水をください!」と叫んでいたが、コメントする内容も充分に考える暇もなく本番に突入した。

***

私にとっては激動の一年だったが、来年は、代理出産、動物のアウシュビッツ、地球温暖化、エネルギー問題など、できるかぎり発信を続けていきたいと思う。

NEWS ZEROのブログに今年の総括を書いたので、そちらもご覧いただければと思う。

***

本番終了後、始めて、打ち上げがあり、テレビ局の一階ホールでビールを飲んだ。

そのビールは、この一年の喉の渇きを潤してくれ、とても気持ちのいい味がした。

K妻は、当日、「おしゃれ古布秋乃」の店長Oさんに届けてもらった着物を来て出席。こちらも、GOODであった。

***

29日は、久しぶりに何もしないで、グータラして一日を過ごした。

さあ、明日から、正月休みを利用して、遅れている原稿書きに邁進だ!

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なぜ、こんなことに・・・

いや、春山茂雄の話じゃなくて、携帯料金の話。

日本国内では、パケット定額制があるので、上限が決まっているのだが、国外でデータ通信をした場合は、適用外だったわけだな。

知ってはいたのだが、感覚的にしか計算していなかったので、せいぜい数万円と踏んでいたのだ。

横浜地下街の携帯ショップに3回ほど出かけていって、いまだに「家族割」の申し込みができないでいる。
もしかしたら、安くなる制度に変更させない、というようなマニュアルでもあるのではないかと勘ぐりたくなる。
最初の二回はシステム障害が原因だったようだが、3回目は、ふだんの日の午後6時に店に行ったら、もう受付が終わっていた。

携帯電話の料金体系って、まるで寿司屋の「時価」みたいだなぁ。不明朗会計。

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携帯料金に目が飛び出た

うぉおおお!

先月の携帯電話の請求書を見て、思わず叫んでしまった。

一、十、百、千、万・・・十万? ええ? 十五万円かよ(汗)

外国での取材旅行の間、バンバン使っていたことは確かだが、まさか、こんなに料金がかさんでいるとは知らなんだ。

愛用のマックをネットにつなげるために携帯は重宝だったが、一日あたり、一万五千円も払っていた勘定になる。

なんとも、とんだメリークリスマスである(笑)←笑い事じゃない

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春山茂雄氏が破産

春山茂雄氏個人と氏が経営する病院が破産

以前、たまたま救急でK妻が搬送されたことがあり、そのときのあまりに酷い病院事情に唖然とした憶えがある。(事の顛末はブログにも書いたが)

搬送直後、病人が高熱で唸っているのに、いきなり、
「私を知っていますか?」
と、付き添いの私に訊ねるのである。
「は? いいえ」
そう答えると、氏は、怪訝そうな顔つきになり、
「ほら、そこの売店でも私の本を売っていますよ。600万部も売れたんです」
と、一階ロビーの奥の売店を指差した。

ようやく、これが「脳内革命」の著者だと気づいたが、あまりの無神経さと自意識過剰さに、
「じゃあ、私を知っていますか?」
と、聞き返してやろうかと思ったくらいだ。(無論、聞き返さなかったが!)

その後、一週間にわたり、私は主治医の顔を見ることがなかった。なぜなら、一度も診察に訪れなかったからである。一週間目に、私は、「馬鹿にするな。医者はどこにいる!」と、ナースステーションに怒鳴り込んでいた。

K妻は、毎日、点滴を受けただけで、ろくに診察も受けられず、このままでは死んでしまうと思い、民間の救急車を呼んで、無理矢理退院させたのである。
(その後、家の近くの病院に通って、K妻は回復。)

私は、科学作家なので、いろいろと調べてみたが、入院患者を、自らが経営する怪しげなリハビリ施設に送り込んだりしていて、かなり問題のある経営だというのが、当時の私の結論だった。

これは私の個人的な見解だが、「脳内革命」というのも、正直いって、怪しげな本である。記述内容をみても、科学的な根拠はきわめて薄く、現代の脳科学との整合性もない。

なぜ、600万部も売れたのか、いろいろと考えてみたが、理由は不明だ。

そして、なぜ、600万部も売れたのに破産するのか、首をかしげざるをえない。

あらゆる意味で、春山茂雄という人物は、不可解なのである。

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ファイヤアーベント講義

昨日のカルチャーセンターは、はファイヤアーベント講義の最終回。

知のアナーキズム、なんでもあり、市民による科学のコントロール、共約不可能性・・・常に先鋭的で攻撃的だった哲学者が、人生の最後に辿り着いたのは、

「気にかかるのは、私が逝った後に残るものだ。それは論文ではなく、最後の哲学的言明でもなく、愛である。・・・われわれの小さな家族ー妻と私との二人の愛ーは永遠に生きることができる。知的に生き残ることではなく、愛が残ること」(Killing Time)

という境地だった。

論文も業績も残る必要などない。「小さな家族」、妻と自分の二人の愛が残ればいい。

脳腫瘍で亡くなったファイヤアーベントには妻が付き添っていた。

「彼はゆっくり、どことなく平和に呼吸していました。数秒後、彼は、もうこの世にいませんでした。私と彼と二人だけで手を握り合っていました。真昼のことでした」(妻グラツィアによるKilling Timeの追記)

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ネット社会

このブログはココログなのだが、システムがトラブっていて大変らしい。

たしか、12月の最初の週に53時間ものメンテナンスをやったはずなのに、さきほどメールが来て、そのメンテナンスは途中で中止したので、もう一度、一月中旬にメンテナンスをやるのだと。

中止と言われても、確実に60時間くらいは、まったくつながらなかったゾ。

かなり不満だなぁ。

BIGLOBEも、ストーカーへの対応に全く誠意が見られず、マネージャーさんの上司のOさんは、プロバイダーを変えた、と言っていたが、ニフティも、度重なる不具合で厳しい状況だ。

不具合といえば、NCTM(数学の先生の協会)に加入して、雑誌のバックナンバーを見ようとするのに、なぜかハネられてしまう。
ブラウザーの設定を確認し、何度も問い合わせてみたが、理由は不明。
さきほど、K妻のウィンドウマシンでつないでみたら、問題なく閲覧できた。

よくもわるくも、ネット社会だねぇ。

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お疲れさん

朝日カルチャーセンターは今年の最後で、ファイヤアーベント講義も最後なので、木曜は、ほぼ一日じゅう準備に明け暮れた。

昼食は目の前のローソンで買ってきて、夕食は下のガストに行ってトンカツ(笑)

疲れもピークに達すると、なんだか泣きたくなるが、こうなると、かえって寝られなくなったりする。
人間の精神とは不思議なものだ。

明日も予定がいっぱいだが、今年も残り少ないので、精神力だけで踏ん張るつもり。

最近、頭にくるのは、極限状態でマッサージをしてもらおうと思っても、リラクゼーションサロンが、軒並み、満員なこと。

明日も、夕方、マッサージに行こうと思って何ヶ所もあたってみたが、六軒目でようやく予約がとれた。

日本全国、みんな、お疲れさんなのか?

***

本間会長辞任のニュースを見ていて思ったこと。

日本には、「特権さん」が実在するんだなぁ。
特権さんは、みんなの税金を食い物にしているんだなぁ。
でも、おそらく、ほとんどの場合、バレないんだろうなぁ。
なんか、嫌な国だなぁ。

***

さっき、二時くらいに、いったん寝られそうになったんだけど、また、起きちゃったよ。

明日が辛くなりそうだ。

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いたちごっこ

このところ愛用のMacBookのHDの容量不足に悩まされている。

「容量が足りません」という警告が出て、その度に不要ファイルを削除しまくるのだが、数日たつと、また同じ警告が出るのだ。

うーん、こんなことなら、もっと大容量のHDにしておけばよかったなぁ。

だが、不思議なことに、HDの容量がいくら大きくなっても、オレの場合、すぐに一杯になってしまうのだ。こういうのをナントカの法則というのか。

思い切って、バックアップを取ったうえで、写真と音楽の大半を削除することにした。

データの貯蔵って、現代人の抱える大問題の一つかもしれない。

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クリスマス商戦

クリスマス商戦真っ只中の横浜の町を散策。

取材中にデジカメを(文字通り)潰したので、新たな取材カメラを物色。

昔からカメラ小僧なので、どうしてもデジタル一眼に目が行くが、持ち運びの利便性を考慮すると、コンパクトも必要だ。

ネットで事前に検索して行ったため、コンパクトのほうはすぐに決められたが、デジタル一眼は、なかなか選択が難しい。

なぜか、高級機ではなく、普及機に手が伸びる。
ようするに、カメラは、明るくてシャープなレンズが決め手だと思うし、あとは使い勝手のいいズームレンズが一本あればいい。
本体の機能は、あまり多くても、特撮をやるわけじゃないから、ほとんど使わない。

オレは、もともと、小学校の低学年の頃から一眼レフを使って、マニュアルで撮影していたわけだが、小学校の高学年あたりになるとTTL測光なんて新機能が登場して、あまりに便利さに感激した憶えがある。
その次は、ミノルタのオートフォーカスが衝撃的だったかな。

うーん、目移りして、なかなか決まらないぜ。

候補としては、Nikon D40Olympus E330Pentax K100あたりか。
このラインナップは、少しカメラができる人からすると初心者向けかも(笑)

***

所は変わって、お次は、枕を物色。

どうにも気持ちよく寝られる枕がなくて、あっちこっちをウロウロ。ダメだ、こりゃ。

家に戻ってから、西川エンジェルフロートというのをネットで見つけたので、今週あたり、デパートで探してみよう。

ほんと、枕って、なかなかピッタリしたのに巡り合えないね・・・。

クリスマス商戦、今週は、みんなへのプレゼントを物色する予定。

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本日のダブルブッキング

あー、とうとうやっちゃったあぁぁぁ!

茂木健一郎がダブル・トリプルブッキングで大騒ぎと聞いて、「スケジュール管理がなってないのう」などと、たかをくくっていたら、本日、やってしまいました。

午後2時からK談社のOさんとテープ録りを開始。
調子も乗ってきた午後3時、ピンポーンという音とともにS社のUさん来訪。こちらは新企画の打ち合わせだったが、なぜか、スケジュール帳に書き込んでいなかった(汗)

しかたないので、Oさんには、ソファでコーヒーを飲んでもらっておいて、三十分で打ち合わせ。

その後、ふたたびテープ録りを再開して、調子が出てきたら、今度はN社のHさん来訪。
こちらは、ゲラを届けに来てくれたので、あらかじめ予定に入っていた。
とはいえ、さすがに二度も収録を中止するのは気が引けるので、Oさんのテープ録りを続行し、今度は、ソファにHさんに座ってもらってコーヒーを飲んでもらった(笑)

無事にテープ録りが終わり、Oさんが帰り、続いてHさんからゲラの説明を受け、四時半にHさんが玄関から出た直後に、D社のCさん来訪。
新企画の二回目の打ち合わせ。
マンションの廊下でCさんはHさんとすれ違ったそうだ。

ぜいぜいぜい。

***

打ち合わせ予定が入ったとき、複数の候補日を鉛筆で入れて、気をつけていたのだが、とうとうやっちゃった。
決まった時点で、K妻のメルアドにC.C.で転送しておくのを忘れたので、ダブルチェックが機能しなかったせい。

***

昨日も、オフィス・トゥー・ワンから一月の講演のスケジュールが送られてきて、朝日カルチャーとかぶっていることが判明。
考えたら、マネージャーのMさんにカルチャーセンターのスケジュールを送り忘れていた。

***

今週は、スケジュール上のミスが重なったので、来週から気を引き締め直してがんばるつもり。

やれやれ、人のこと言ってられねえや・・・。

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宣伝です

「コマ大数学科 特別集中講座」の発売が12月28日に決定!

放映した問題解説も含め、かなりお得な内容だと思います。

本屋さんで是非手にとってみてください。

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乗り切った

コマネチ大学の特番の収録は、午後二時半にスタジオ入りし、打ち合わせの後、ホワイトボードに解答を書き込んだりして、本番そのものは、午後四時に始まって、七時半に終わった。

中身についてはここでは言えないが、かなりの盛り上がりを見せたことだけは確かだ。

数学オリンピック金賞・西本君の「秒殺」も見物だったし、ナベプロ軍団・アンガールズとシャカ植松の参入も面白かった。マス北野の「直観」も凄かったし、コマ大チームの「死闘」にも驚かされたし、ダメだったのはオレの解説くらいか(笑)

とにかく、1月4日は、絶対に見て損はないと思います!

***

NEWS ZEROは、そういったわけで体力ギリギリだったが、毎日ヨガをやっているせいか、それなりにがんばれた(気がする)。

重い話題が多かったので、あまり笑顔がなかったかもしれないが、もしかしたら、少し疲れが出ていたのかもしれない。

当初はトランス脂肪酸について解説する予定だったが、ノロウィルスが世界的に話題になっているので、急遽、話題が差し替えとなった。

ノロウィルスについても、前日から、友人の専門家たちに取材していたので、なんとかこなせた。

あらためて、事前の準備の大切さを実感。

***

生放送が終わると同時に気が抜けたせいか、控室に眼鏡を忘れてしまい、今は、ほとんど何も見えない状況だ(笑)

もう寝る。

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明日は体力勝負だ!

明日は午後二時半からコマネチ大学の特番の収録。

いつもの倍の緊張感にあふれることだろう。
出演者も錚々たるメンバーで、これは、1月4日の放映をご覧いただきたい。

これまでは自前だったが、明日は、特番用の衣装を用意してくれるらしい(笑)

***

その後、すぐにNEWS ZEROのために移動して、生放送が終わるのが午前〇時なわけだが、途中でエネルギーを補給しないと身体も頭も、もたないかも・・・。

ただ、ここのところ、毎日欠かさずヨガをやっているので、かなり体力はついているはずだ。インナーマッスルが鍛えられて、関節も驚くほど柔らかくなった。うん、大丈夫にちがいない! いや、大丈夫だ!

オレが独りでガッツポーズを決めていると・・・。

K妻「でもね、持久力があるかどうかは未知数じゃない?」

・・・自己暗示崩壊。

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笑うアムンゼン

コマネチ大学の新年特番の問題チェック中。

放送日は、当初、12月28日の予定だったが、どうやら1月4日になったらしい!

おせちを食べ疲れたころにテレビで数学三昧(笑)

乞う御期待。

中村先生との解説の分担をどうするか相談しないと。

***

昨日はシュレ猫文章倶楽部の忘年会。
一時間ほど、提出作品の講評をやってから、北京ダックを食べた。

二次会は元町に場所を移して横濱人で日本酒を呑んだ。だが、北京飯店から横濱人までは、歩いて5分程度のはずが、本体と別動隊に分かれてしまい、本体のほうは40分近くも寒空を行軍するはめに。

K妻の別動隊が同撥でお土産を買うことになり、オレが本体を率いて歩き始めたはいいが、もう酔っぱらっているので、気がついたら横浜スタジアムに着いてしまった。

野球、やってねえだろ!

その後、周辺をグルグル歩き回り、ふたたび同撥まで戻ってしまい、再スタートとなった。

ブルブル震えながら横濱人に着いた。

K妻「どうしたの? 本体が遭難して、まるで八甲田山みたいになっちゃったじゃない」

オレ「ああ、南極探検のスコット隊の気持ちがわかったぜ」

***

三次会は、自宅にてMちゃんとK村さんとO田さんを含めて5名で徹夜(笑)

オレは朝の5時にダウンしたが、Mちゃん、O田さん、K妻の3名は朝の10時まで飲み明かしたようだ。(K妻はノンアルコールだが)

ちょっと早いが、年忘れ、大笑いの忘年会と相成った。

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コントラスト

水曜日は鈴木光司さんと昼食。

いつも同じレストランで、二時間くらい、食べてしゃべっている。
教育問題なども話すが、「エッジ・シティ」関連の科学の話も断続的に話す。
専門外の質問は、友人のK氏にメールで訊ねることにした。

***

その後、表参道で北野宏明さんと「ロバストネス本」の最終打ち合わせ。

北野さんも大の猫好きで、殺処分の問題点を話し合う。

「猫殺し作家」の坂東真砂子は頭がおかしい、という点で意見が一致した。
おかしいものはおかしいのであり、おかしいものを屁理屈をこねて擁護する連中もおかしい。

それだけのことだ。

頭のおかしい連中は相手にせず、動物のアウシュビッツをなくすよう、北野さんとも連携して、がんばっていきたい。

***

本日は「天才本」のテープ録りでカントについて話した。

現代科学から見たカント・・・って、哲学者が聞いたら激怒するんだろうなぁ。

***

その後、「透明本」の打ち合わせ。

GripenさんとK妻と駅のレストランに向かっていたら、青信号で横断歩道を渡っていて、危うく車に轢かれそうになった。しかも直進車に。
女性の運転手は、ボーっと虚ろな目をして、時速30キロくらいで、そのままオレの数センチ前を通り過ぎていった。

 

Gripenさんが、怒って、車を追いかけたが、そのまま逃走してしまった。

夜だったのでナンバーも確認できなかった。

いったい、何考えてるんだろう。

***

Gripenさんが薬を買うというので、さる洋服屋の前で待っていたら、通りすがりの若い男が「どけよ」と小さな声を吐きだして、店に入っていった。

面と向かって文句を言われたわけでもなく、まさに、捨て台詞のような感じ。

この男、自分が気にくわないことがあると、いつも、こんな中途半端に文句を呟いているのか?

いったい、何考えてるんだろう。

***

最近、まともな人間と、不気味な人間のコントラストがやけに激しい。

危険を感じる。

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無情の国

在留イラン人家族の国外退去に長勢法務大臣は「お引き取り願いたい」と冷たく言い放った。

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006120501000409.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061121k0000e040046000c.html

非人道的とは、このような対応のことを言う。

日本語しかしゃべることのできない二人の子供の立場に、どうして、思い至らないのか、不思議としか言いようがないが、しょせんは、これが安倍政権の正体ということなのだろう。大きな失望感を抱いた。

私は帰国子女であるため、「言語」に関しては、過敏なのかもしれないが、18歳になってから、いきなり日本語以外の環境に追いやるのは、残酷な仕打ちでしかない。
長勢法務大臣は、御自分が、同じ目に遭ったらどう感じるのだろうか・・・いや、残念ながら、そういった人間的な感覚など、もはや、お持ちでないのであろう。

いじめが頻発し、年間3万人の自殺者があり、毎日1000匹もの犬や猫を二酸化炭素で殺し続けている国なのだ・・・この日本という国は。

私は、毎週、ニュースでコメントしながら、この国の「無情」を変えようと必死なのだが、この国を動かしている政権・大臣の心が「無情」のままならば、何も変わることはないだろう。

いじめによる自殺も、動物のアウシュビッツも、今回の強制退去も、すべて根っこは同じだ。
すべて、「相手の身になって感じる・考えることのできない、<無情>という病」から来ているのだ。

このような無情発言を閣僚が続けているかぎり、この国は、全然よくならないよ!

か弱き者をくじくのが安倍さんのいう「美しい国」なのかと、失笑せざるをえない。

情のないところに美しさなどないんだよ。

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帰国しました

昨日、帰国しました!

取材活動で、いろいろと事故があり、持参していたカメラは大破してレンズがもげてしまった(汗)

また、食事中に奥歯が欠けてしまい、本日は歯医者さんに行って、応急手当をしてもらう始末。

***

帰国いちばん、気がついたのは、日本の空港の酷さ。

検疫の係官が無愛想で、おまけにヌケていて、オレがちゃんとパスポートを出して、戻されたのを受け取っているにもかかわらず、黄色い紙をくれなかったのだ。
入国審査の前に気がついて、その係官のところに戻って、紙をくれるように頼んだら、「ちゃんとここを通りましたか?」と嫌味ったらしく追求されてしまった。

おまえの前を通らずに、どうやって、背後に廻れるというのだ? 自分のミスを一般市民のせいにするなよ!

いかにもやる気のない三十代前半とおぼしき男性係官で、非常に嫌な気分になった。

外国から成田に到着した乗客が、最初に接するのが、この仏頂面の嫌味男なのだ。これが、日本の印象を決めてしまう「顔」なのだ。

なーんて、一般市民のオレがいくら心配しても、なんにも改善されないことはわかっているが、つくづく、空港の役人は嫌な奴だと思ったんだよ。

あらためて「笑顔」の大切さを実感。(取材先で、常に笑顔に接していたせいか、帰国直後のギャップが大きかった・・・)

***

帰国早々、日テレで勉強会があり出席。

雑誌の原稿を二本仕上げて送ったが、今現在は、単行本の〆切と格闘中。引き続き、深夜ではあるが、「コマネチ大学 特別講義」のゲラの〆切があるので、そちらのチェックに入る。

さあ、再び戦線復帰だ!

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