本音のオススメ本
書評などでは、必ずしも(分野の問題などで)取り上げられないオススメ本があるので、ブログの右下に「最近読んで良かった本」を載せることにしました。
あくまでも竹内薫が個人的に面白い、と感じた本です。著者や出版社と、一切の利害関係はありません!
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茂木健一郎からメールが来て、どうやらオレと同じ新型MacBookと通信用のDDを導入したらしい。
周三郎も黒マックを買ったようなので、オレの周囲では、すでに3台も売れていることになる。
MacBookとDDの組み合わせは、絶妙なので、かなり売れているのではあるまいか。
13インチの画面はクリアでDVDなど観賞するにはもってこいだ。
(長時間の執筆で目が疲れないかどうかは、これから検証する(笑))
***
「頭がよみがえる算数練習帳」は、(何度も書いたが)一月にはほぼ完成原稿ができていたのだが、九月のちくま新書のフェアに合わせて出版してくれる、ということで遅くなった。
この本は、相当がんばったし、二色刷りにしてくれて、満足のいく形に仕上がってきた。
今、図も完璧に入った再校ゲラの最終チェックをしているところ。
例によって、それでも間違いが残る可能性があるので、数学科出身の間中さんにも最終チェックをやってもらっている。
「文系のための発想法」という側面が強い本。
面白い問題を集めてみたので、本屋さんで、是非、手に取ってみてくださいね。
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これまでK妻はmixiだけで初心者のためのヨガ講座をやっておりましたが(もちろん物理世界ではスポーツクラブで教えています!)、ご要望にお応えして、ココログでも内容を公開することになりました。
ココです。
今年の11月と来年の4月には、東南アジアのヨガのお師匠さんのもとで修行する予定で、かなり本格的。(プロなんだから当たり前か・・・)
K妻は、もともと、バレー、舞台、声優、社交ダンスなど、いろいろな分野の経験を積んできたため、ヨガも、そういったさまざまな表現技術の「総合」になっているようです。
是非、ご覧ください。
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昨日の中村先生との対談(次元の秘密に迫る!)は、教室が満員になるほどの生徒さんに集まっていただき、盛況のうちにおわることができました。
心から御礼申し上げます。
数学と物理での「次元」のとらえかたの違いのようなものを少しでも感じ取っていただけたら私も中村先生も声を嗄らしてしゃべった甲斐があります。
でも、ちょっとムズカシイ内容も多かったかな? 講演後、朝日カルチャーセンターのJさんたちとの雑談で、「全方位が見えているウサギは何次元が見えるのか」とか、対談の「締め」につかえそうな話題が出ました。
機会があれば、また、数学対談をやりたいと思います。
***
明日31日(月)は、横浜において「99・9%は仮説」の講演をやります。
神奈川県在住の方は、是非、ご参加ください。
頭を柔らかくする例題なども盛り込む予定です。
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火曜日はコマネチ大学の収録。
北野武さんは、いつになく元気がよく、休憩時間にタップダンスを披露してくれた。
年齢を感じさせない身体の切れにオレが驚いていると、社交ダンスが得意のK妻が、
「ダンスは、歳とともに衰えるんじゃなくて、熟練の技が冴えてくるものなのよ」
と、教えてくれた。
ナルホド。いろいろ学ぶべき点が多いなぁ。オレも本気でピアノの練習を再開しようかなぁ。
***
木曜は講談社サイエンティフィクのOさん来訪。
「ゼロから学ぶ超ひも理論」の二回目の講義。
暑さもあって、かなり、へばった(笑)
でも、講義自体は快調だ。
次回は、いよいよ「光円錐座標における弦の量子化」を語る。
***
PowerBookG4のハードディスクがカタカタとクラッシュ寸前の音をたてているので、MacBookの13インチのブラックをメモリーだけ2ギガに増設して購入。
昨今は、ファイルがスムーズに転送できるので、快適にデータの「引っ越し」ができた。
ただし、これまでのデータ通信カードは(スロットがないので)使えないから、コレに変えた。
新しいマックもUSBのデータ通信カードもきわめて満足度が高い。
画面の大きさも仕事をするのに全く問題ないことが判明。
スピードもかなり速い。
***
金曜は日立の外村先生と昼食および対談予定。
その後、新宿で打ち合わせをして、夜はカルチャーセンターでファインマン重力を読む。
土曜日も中村先生と「対談 次元の秘密」の仕事があるので、体力温存のため、恒例の金曜夜の宴会、今回はナシということで。
考えてみると、金、土、月(横浜)と連続で朝日カルチャーセンターなのだが・・・。
いよいよ夏男の出番だ!
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おかげさまで「ホーキング 虚時間の宇宙」(ブルーバックス)が重版となりました。
読者のみなさま、いつものことながら、本当にありがとうございます。
MAXIMA本のプログラムも、がんばって書いておりますので、夏の終わりには脱稿できる見込みです。ご期待ください。
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トラックバックで削除してしまうものと、そのままのものがありますが、基本的に「竹内薫」の仕事に関係にあるものは、そのままで、関係のない広告宣伝の類いは削除させていただいております。
ですが、広告宣伝でも、気にならなかったり、逆に好感をもったものは、そのままにしています。
厳格な基準もありません。私個人の「感覚」だけですので、どうか、ご了承ください。
なお、残っていても、広告宣伝自体は、竹内薫個人とは全く無関係で責任もとりかねますので、ご注意くだされ。
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7月31日(月)に初めて横浜の朝日カルチャーセンターで講義をやります。
お近くにお住まいの方は、お誘い合わせのうえ、ご参加ください!
(なぜ横浜かって? いえ・・・自宅事務所から徒歩三分の距離なもので・・・(汗))
***
8月から、執筆・翻訳以外の仕事のご依頼は、オフィス・トゥー・ワン、メディア事業部宮下さん宛にお願いいたします。
科学作家として、より幅広く活動をしていくため、プロのマネージメントにおまかせすることにしたものです。
ただし、執筆・翻訳の仕事は、これまでどおり個人で続けます。
引き続き、竹内薫をよろしくお願い申し上げます。
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ヴン、ヴン、ヴヴーン、ゴォー!
一日おきくらいに、私は耳をつんざくような排気音を出しながら、マスクで顏を隠して、ひたすら爆走する。
長いものを「蛇」と勘違いしているのか、伍長も軍曹も、逃げ惑いつつ、いつのまにか塹壕に退避してしまう。
そうだ、私は、この世界の覇者なのだ!
***
力を込めて、寝室の端っこの三角地帯に踏み入ったとき、突然、異変が起きた。
「あ、やべぇ」
私が茫然と立ち尽くしていると、台所からK妻がやってきた。
「どうしたの」
「強く引っ張ったら、ホースが切れちゃった」
***
しかたないので、ホースだけ取り外して、かばんに詰めて、ヨドバシに行った。
いろいろ文句いわれたり、どうしてホースが「取れた」のか、追求されたときのために、脳内シミュレーション回路をフル稼働させて、あらゆる状況に対処できるよう準備をした。
カウンターで、私は、いちばん「与しやすい」であろう若手の従業員と戦うことにした。戦いは、常に勝たねばならぬ。申し訳ないが。
「あのー」
「はい、なんでしょうか」
「5月にオタクで掃除機を買ったんだけど、もう、ホースが切れちゃったんだよ。ふつうに使ってたつもりなんだけどさー。どうするつもり?」
嫌味たっぷりに相手を脅す。これ、常套手段だよね。相手がひるんだ隙に、まくしたてて、「手ごわいクレーマーだ」と思わせるにかぎる。
「はい、申し訳ございません! すぐにお取り換えいたします」
「・・・」
***
数分後、まるで暖簾に腕押ししたかのごとく、すべての脳内戦闘シミュレーションが無駄に終わってしまい、私は、タダで保証してもらったにもかかわらず、正体不明の欲求不満を覚え、この世界で生きることの難しさを改めて感じていた。
(これって、「ナウシカ」で、巨神兵が殺せずに欲求不満に陥ったのと同じ心境かしら)
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昨日はフルキャスト・テクノロジー社長の貝塚志朗さんと渋谷で対談。
ほぼ同い年で、周三郎の二年先輩にあたるらしい。奥様は周三郎の同期(英文科)らしい。
***
今日は「科学力」のテープ録りの3回目。
編集のHさんもオレも、どことなく調子が出なかった。
いいときとあまりよくないときがあるんだよね・・・。次の機会に挽回しよう。
***
IPCCのアインシュタインの会の面々とスイス大使館の科学技術官のメスナー博士とウェンデラーさん、こちらはオレとK妻と周三郎でアインシュタイン本の翻訳の会食。
***
朝の6時まで「風の谷のナウシカ」(全七巻)を読んでいたので、終日、頭が朦朧としていた(汗)
読破・・・という感じ。
ゲド戦記もいいけど、どうして、ジブリは、ナウシカの完全版を映画にしないんだろう?
乞う、完全映画化。
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朝の四時だというのに、もう五時間くらいぶっ続けで、量子ポテンシャルを計算するプログラムを改善中(笑)
今日は渋谷で対談の予定なので、さすがに寝ないとやばい。
うーん、好きなことやってると、いつのまにか時間がたっちゃうんだよね。
もちろん、MAXIMA本のためのプログラムで、もう少ししたら、おかやんさんに送って変換してもらう。(オレはマセマティカで書いている)
***
ここんところ、予定が詰まり過ぎて、愛猫のカロアの頭を撫でてやることができないのが辛い。
車で30分なんだから、ちょっと暇をみつけて、好物のえびをもっていってやりたいんだが・・・。
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21日(金)の毎日新聞の夕刊に、先日、羽田空港近くで撮影してもらった写真とインタヴューが出ることになりました。
是非、駅キオスクなどでご覧ください。
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「ウェブ進化論」梅田望夫(ちくま新書)を読んだ。
凄く面白くて、「思想」的にもためになった。
でも、第四章の「ブログと総表現社会」では、かなり、考え込んでしまった。現在、プロの(あらゆる)文筆業の人の数が1万人として、同じレベルに達している(達するであろう)人が1千万人というところは、「そりゃないだろう」というのが正直な感想。
音楽とか絵画とか写真とか・・・野球とかでも、潜在的にプロと同等の実力をもつ人の数は、おそらく10倍程度だというのがオレの実感だ。(いいかえれば、10人に1人だけが、たまたま運が良かった、ということになる)
基本的には、学校時代に、「あいつは凄い」と感じた友人が、どれくらいの割合だったかを考えればいい・・・というところまでは梅田さんに同意するが、数字は、2桁くらいズレてる気がする。
カラオケでどんどん練習して、周囲から「上手い」といわれて、テレビの歌手デヴュー番組なんかに出て、「声が普通っぽい」とか言われて、寂しげに去ってゆく人がいるけれど、あれと同じ感覚だ。
プロとアマの差でいちばん大きいのが、文筆の場合であれば、若いときの読書量の差だと思う。ゴルフのプロなんかにしても、若いころの練習量が決め手みたいだし、音楽も同じだ。
もっとも、子供のころは、いろんな遊びがしたいから、大人になってプロになる可能性なんか頭にないんだけれど。
あ、話がズレてきちゃったよ。
***
とにかく、一読の価値がある本だと感じたが、「あちらの世界」の成功例だけが強調されていたのが読後の不満。
失敗例もたくさんあるんじゃないのか。
また、「あちらの世界」や「ロングテール」というキーワードと、この本自体が物理的な本屋さんで売られて、ベストセラーとなって「こちらのこちらの世界」で大きな収益をあげている現実が、妙な違和感を抱かせる。
「日本の大企業経営者、官僚、マスメディア幹部。いわゆるエスタブリッシュメント層の中枢に坐る、私よりも年上の人たちの大半が、組織を辞めたという個人的経験を全く持たないのである。そのことが日本の将来デザインに大きな歪みをもたらしてはいないかという懐疑」(同書233ページ)
という部分には、完全に共感した。
徒党を組まないと威張れない連中って、本当はひ弱だから、いざというときに馬脚をあらわすものさ。
最後は、本当にWeb.2.0の世界になったら、インターネットそのものが「意識」をもって、オレたちは、ちっぽけな「ほむんくる」になっちゃうんじゃないか? なんて、なかばオカルト的な連想をしつつ、本を読み終えた。
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調子に乗って、3年前にはいていたリーバイスのジーンズを抽斗の奥から引っ張り出してきた。
K妻「あら、過去にどこかで見たことのあるジーンズ」
オレ「おうよ、もうだめかと思っていたが、いよいよ復活のときが来たのだ」
数分後、顏を真っ赤にして、オレはそのジーンズを再び抽斗の奥にしまっていた。
体重はたしかに10キロ落ちて、ウエストも細くなったが、それでも、3年前はウエスト81だったのであり、現在は84なのであり、差し引き3センチという厚い壁が存在していたのだ。
実際に定規で測ってみたら、本当に3センチぴったりだったので、「コノヤロー」と思って、思い切りお腹を引っ込めて、フライを留めてみたのだが、顏が真っ赤になって「血圧に悪いわよ」と注意されたので、あきらめた。
毎日、腕立て伏せも20回やっていて、腹筋も少しは引き締まったはずなのだが、次なる目標は、「ウエスト3センチ減」と定まった。
まだまだ戦いは続く。
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事務所兼住宅近くの「109シネマズ」にK妻とパイレーツ・オブ・カリビアン2を観に行った。
凄く混んでいたので、2時に行って、5時からの回の券を買って、みなとみらい線で元町まで出てウィンドウ・ショッピングをした。
花火大会だそうで、物凄い人出で驚いた。
GAPで汗だくになったTシャツの替えを買って、その場で着替える。
いい色のジーンズがあったので、試してみたら、なんとサイズが大丈夫だったので、こちらも購入して着替えた。
うーん、一時は体重89キロまで行ったが、とうとう78キロまでダイエットに成功したので、三年ぶりにジーンズがはけたゾ。
(あとは、もう少し腹筋を鍛えて、お腹を凹ませれば完璧だ(笑))
調子に乗って、古着屋さんで男物の浴衣と角帯を買ってしまった。
このお店は、ようするに「アンティーク」の着物を扱っていて、アドバイスも押しつけがましくなく、寸法を直したりもしてくれるので、K妻が前に夏物の着物を買ったことがある。
麻のいい角帯でとても気に入った。
***
映画は、前作よりもパワーアップしていて、非常に楽しめた。
一作目でも、クレジットの後にワンシーン挿入されていて、それが今回も活きていたのだが、観客の半分くらいは、知らないのか、クレジットに入った瞬間に席を立っていた。ふ、最後にお楽しみがあるとも知らないで・・・。
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千葉県で久光製薬が整形外科のお医者さんを150名ほど招いた席で1時間ほど講演。
座長のM先生が、てきぱきと実務的に進めてくれたので、かなり楽にしゃべることができた。
講演って、主催者の司会をやってくれる人が、「こいつ、気にくわねえな」と考えているか、「面白い話を期待してるぜ」と思っているかで、全然、結果がちがってくる。
司会が腹に一物もってるなんて、ありえないと思われるかもしれないが、実際に、かなり頻繁にあるんだよ。
今日は、スムーズにやらせてもらって、気持ちよく帰ることができた。ホッ。
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朝日カルチャーセンターの「ファインマン講義 重力の理論」は、5500円というテキストにもかかわらず、24名の参加者で感激した。
初回は、全体像と特殊相対性理論のミンコフスキー図の説明に終始。
実質的には、次回、第一章の初めからの講読となる。
このぶんなら、10月期は、物理数学の奥義ということで、「微分形式で学ぶ現代物理学 電磁気から重力まで」なんてのも可能か?(冗談です)
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明日から朝日カルチャーセンターで「ファインマン講義 重力の理論」を読む。
カルチャーセンターで一般相対性理論をやるなんて、正気の沙汰じゃない。
だが、やる。
うまくできるかどうかはわからないが、数式が大丈夫な人と、あまり得意でない人の双方にそれなりに満足してもらうには、「数式の意味」を徹底的に解説するしかないだろう。
無論、解説としてとりあげる数式は厳選せざるをえない。
10月からは月一回に減らしてもらう予定なので、今後、こういった高度な内容の授業ができるかどうか、わからない。
一回目は「概要」なので、ヘビーな数式は出てこない予定・・・。
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ココログのメンテナンスが48時間にわたっておこなわれたので、しばらくご無沙汰。
月曜日は毎日新聞の夕刊のインタヴューで、羽田空港の近くまで行って、着陸する飛行機を背景に撮影してもらった。どんな記事になるか楽しみだ。(掲載日が判明したら書きます。)
火曜日は「たけしのコマネチ大学数学科」の収録。
いつもの時間にスタジオ入りしたが、ホワイトボードの解答を書くのに苦戦して、時間ぎりぎりになって焦ったよー。(というか、オレだけ顏のメイクをやってもらいに戻って、遅れてしまった)
意外と図を描くのに時間をとられるんだよな・・・。
水曜は東大で科学インタープリター養成講座の2回目の授業。(これで最後です)
6時から7時半の予定だったが、質問が続出して、8時くらいまで延長。
学生たちの好奇心と熱意に驚いたが、当面、文部科学省が表に出ている仕事は一切受けないつもり。(それだけ立腹している)
文部科学省は解体してゼロからやりなおさないと、この国の教育の将来はない。
ようするに、改革が必要なのは、道路公団や郵便局だけじゃないということだ。(一般国民は何も知らされていないんだよ・・・早大松本教授の事件なんて、氷山の一角にすぎない・・・)
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久々に読書三昧。
「ユダの福音書」(日経ナショナルジオグラフィック)は、ビジュアル保存版のDVDを見たあと、福音書の翻訳を読んで、それから「ユダの福音書を追え」まで読了。
実に面白い。夜中なのにやめられるに読み切ってしまった。これは、絶対に「ダヴィンチ・コード」の十倍くらい面白い!(というより、ダヴィンチ・コード自体が、そもそも、グノーシス派の影響を受けているわけだし)
ユダが裏切り者ではない、という衝撃的な物語も、新約聖書を読んだときに感じた、いくつもの素朴な疑問を解いてくれるし、そもそも「仲介者はいらない」と主張したグノーシス派が、仲介者そのものである教会から締め出されたのも納得がいく。
1700年の長きにわたって封印されてきた古文書は、炭素測定法などの科学的な検査(とコプト語の専門家たちの検査)により、紀元300年頃の写本であることが判明した。
一線級のミステリーとサスペンスと冒険談を味わった気分だ。凄いぞ、この発見! 絶対にオススメです。
***
その後、調子に乗って、「邪馬台国はどこですか?」鯨統一郎(創元推理文庫)の「奇蹟はどのようになされたのですか?」も読んでしまった。
この作家は、この作品の後、試行錯誤をくりかえしているようだが、この一冊は、実に面白く、もっとこういうノンフィクション的なものを書いたほうがいいのではないかと思った。実にもったいない。
***
「世田谷一家殺人事件 侵入者たちの告白」斉藤寅(草思社)(「さい」の字がちがうのだが、なかなかワープロで出ない。失礼)を読了。
未解決で、いまだに世間を震撼させ続けている事件の真相を追った一ジャーナリストの記録。
外国人留学生の犯罪ネットワークがあり、犯人たちの顏写真まで存在するのだという。
ただ、2003年には、指紋も顏もわかっていたのに、それでも日本の警察が犯人を捕まえられない理由は、いったいどこにあるのだろう。
大分や大阪での殺人事件と密接に関連しているのだとしたら、警察は、そういった情報を「公開」しないと、もう永久に犯人は捕まらないのではないか・・・そんな気がした。
日本版のFBIが本格的に始動しないと、インターネット時代の犯罪には対処できないよ。ロサンジェルスの「人種」を念頭に組織された特捜部とか・・・日本の警察には「日本人」しかいないんじゃないのか・・・。
この作品を読んで、カポーティの「冷血」を思い出した。
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「原子力文化」という雑誌で行動生態学者の長谷川眞理子さんと対談。
3年にわたるアフリカの電気も水道も野菜もない生活のお話が面白かった。
アフリカでの部族間の争いや政治の腐敗がふつうの人々を苦しめている話。
その経験から導き出される地球環境や科学文化への教訓。
それから、昨今、迷走中の科学インタープリター講座のウラ話なども聞かせてもらって、どうしてあんなことになってしまったのか、納得できた。(もちろん、ウラ話はオフレコだ)
学者には、頭デッカチのワカランチンが多くて、いつも閉口するのだが、長谷川眞理子さんは、非常にバランスがとれた知性の持ち主で、楽しく対談できた。
ようするに、狭い学者の世界の「外」をどれくらい経験しているかで、人格のバランスがとれてくるんだよね。
***
その後、八重洲ブックセンターをうろついて、たくさん本を買ってしまった。
あー! これだから、本好きが本屋に長時間入り浸るといかんのだ。てなわけで、「ユダの福音書を追え」を読書中・・・。
***
明日は朝日カルチャーセンターの「99・9%は仮説」の日なので、ただいま、鋭意準備中。
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癒着といえば、ここ数年、教育・科学界の癒着が目についてしかたない。
すでに引退した国立大学教授が、ふたたび(ある特殊な仕組みによって)復活して、税金を無駄につかっている例とか、かなりメチャクチャなことが横行している。
不思議と、マスコミもだんまりを決め込んでいる。なぜだろう?
(いまや、インターネットしか批判精神をもたなくなった、ということなのか?)
外国の例では、低迷していたハーバード大学が飛躍的な発展を遂げた時期というのがあって、そんな事例を東大なんかと比べてみると、何が悪いのかが、一目瞭然なんだが、税金意識のない東大(および他の国立大学)の指導者たちには、そもそも自分たちの大学を世界レベルに引き上げるつもりなどまったくないらしい。
昨日、二十年ぶりに東大のキャンパスに足を踏み入れて、科学インタープリター養成講座の授業をやったのだが、かえって、「この大学は大改革が必要だな」という思いを強くした。
まずは、ろくろく仕事もしないで、政府委員なんかばかりやって、甘い汁を吸っている妖怪教授どもから退治しないと、東大を含めた国立大学の「ぬるま湯」体質はなくならないよな。
国民は、いったい、どれくらいの税金が妖怪教授どもによって無駄遣いされているのか、知っているのだろうか・・・。
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インドネシア家具の輸入話だが、さきほど日通から電話があって、やはり「扱えない」のだそうだ。
となると、実際に東南アジアから家具を輸入している業者は、どうやっているんだろう。不思議だ。
ニュアンスでは、「めんどくさいし前例がねえから、断っちまえ」てな感じだったが、こりゃあ、なんか、裏のからくりがあるパターンだよな。
「輸出許可証がないとダメ」とか「到着後に商品に傷があったり、ちがう商品だった場合に責任がとれない」というのが断りの理由なのだが、料金後払いだし、日通の責任は問わない、とこちらが言っているのに断るなんて妙だぜ。
「杓子定規の説明で変だな」って思ったときは、なんらかの組織的な利益構造とか癒着みたいなものがあって、それを正直にこちらに伝えないから、すぐにわかる。いわゆる建前ってやつだ。
現地の業者は売るって言っているんだし、インドネシアの空港倉庫まで運び込むって言ってるのに、それを運ばないって、どーゆーことよ。
家具業界の談合とかあんのか? この不透明さはなぜだ?
もっとも、6万円のダイニングテーブルなので、運賃が10万以上になるから無駄だ、という可能性もある。でも、最初から運送料の目安を訊いているだけなのに、答えないってのは、やはりおかしい。
日通という巨大組織を信じたオレが馬鹿だった。
どなたか、業界のからくりをご存知だったら、教えてください。
結構、腹が立ってきた。
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茂木健一郎と昨日の巨人ー中日戦を観戦。
野球観戦は数年ぶりだ。
かなりいい席で、バックネット裏の一塁より、前から29番目。
ビールを飲んで弁当を食いながら、かなり楽しく観戦できた。
ただし、巨人はいいところがなく、結果は0対4で完敗。
***
巨人人気の低落が叫ばれるが、東京ドームは、相変わらずの満員状態で、親子連れやカップルも多かった。
数年前までと比べて、少し変わったな、と感じたのは、巨人の負けゲームでも、それなりに球場の雰囲気を楽しんでいる人が増えたこと。
あくまでもオレの感じ方の問題だが。
われわれの後ろに座っていたグループも、9回になって、敗色濃厚なとき、
「負け試合には負け試合なりの楽しみがあるんだよ」
なんて言っていた。
***
テレビの視聴率は、考えてみると、巨人戦だけでなく、紅白歌合戦だって、大相撲だって、のきなみ「マンモス視聴率」が存在できなくなってきている。
それが大問題と考えるか、単に日本人の価値観と余暇の多様化が進んだ、と考えるかで、対処法も変わってくる。
***
「そこに行かないと味わえない雰囲気」というのが大切なことを再認識しちゃったよ。
オレも数年前までの巨人熱烈ファンじゃなくなったけれど、ふたたび巨人を応援する気になった。
誘ってくれた茂木に感謝。
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マレーシアで知り合った家具屋さんが、商品到着後の後払いでいい、なんていうもんだから、その気になって、インドネシアの家具を個人輸入することにした。
ホテルから荷物を日本まで送ったら、横浜の自宅までDHLが届けてきたので、そこに電話をしてみたら、「弊社は個人のお客様と取引をさせていただいておりません」だと。
なんだよ、DHL、使えねえなぁー。
それで、どこに頼んでいいかわからないので、海外の引っ越しのイメージで日通に電話したら、家具の個人輸入なんて考える奴が少ないらしく、何人か担当者が代わったが、インドネシアの日通に問い合わせて、だいたいの運賃を連絡してくれることになった。
やっぱ、むかしからある日本の会社がいちばんなのか・・・妙に感心したような次第。
(あんまり高かったら断念することになるだろうが)
***
本日は、これからジャイアンツの試合を観にゆく。(熱狂巨人ファンの復活なるか(笑))
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昨日は母方の叔父が結婚祝いの会食に招いてくれたので、辻堂の「車屋」というところに行った。
久々の鉄板焼きステーキで、たくさん食べてしまった(汗)
K妻は元町で買ったアンティークの着物を着て行った。(ようするに古着ということだが)
ふたりの従妹弟は、ともに結婚して子供がいる。オレたち夫婦はどうするのかと訊かれて、「まあ、そのうちに」と、言葉を濁す。
***
今日はK妻の用事に付き添って南青山を歩いていたら、前から、「たけしのコマネチ大学数学科」のプロデューサーのYさんが歩いてきた。
身体がデカいので、さすがにわかった。
オレも髭が特徴なので、わかったらしい。
通常は、仕事関係だと、会うと思っていない所で、いきなり会っても、相手を認識できないことが多いものだが。
***
明日は茂木と野球を観に行く。
球場に足を運ぶのは久々だよ。
ブログでご報告いたします。
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