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2006年6月の42件の投稿

油断

K妻「気のせいかしら」(居間から)
オレ「なんだよ」(書斎から)
「ナナが爪研いでるみたいなんですけど」
「いいじゃないか、猫が爪を研ぐのは自然の摂理。好きなようにさせておけ」
「いいんですか」
「ああ」
「でも、さっき届いたばかりの椅子の上で研いでるんですけど」
「〠☎♭*※☆♨☃☂@@@!!!」

運送屋さんが、厳重に包装して、二人がかりで運んできたオレのKartini chair。

すこぶる気に入り、悦に入っていたのに。

上の革の部分が、無残な姿に・・・。ううう・・・ううう・・・。すっかり忘れていた・・・ナナが革で爪研ぐの好きだってこと・・・ううう・・・。

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本日の出来事

講談社サイエンティフィクのOさん来訪。

「ゼロから学ぶ超ひも理論」の一回目の講義をやった。

まずは全体像と歴史のような話。
次回は、特殊相対論と量子論と高次元の準備で、三回目には、光円錐座標でひもの方程式を量子化することになる。

数式は絞って、そのかわり、懇切丁寧な解説をする方針を確認した。

***

マレーシアに凝っているせいか、少しずつ部屋もアジアン調に模様替え。

元町のワヤンカルサに頼んでおいたKartini chairが届いた。上はマレーシアでイヴリンにもらった布地。

Kartini








マレーシアといえば、「旅の指さし会話帳戸加里康子(情報センター出版局)がかなり使えて面白い。願わくば、早くパソコン版で発音も聞けるようにしてほしい!

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ソナチネ

DVDを買ってきて、遅ればせながら、北野武監督の「ソナチネ」を見た。

かなり衝撃的だった。

ハリウッドとは正反対で、どちらかというとフランスのフィルム・ノワールを彷彿とさせ、この映画がヨーロッパで絶賛された理由が少しわかった気がした。

この作品の死生観はあまりに深く、中途半端な「観賞」など拒絶している。

世間の作品の評価は分かれるらしいが、どう考えても傑作だ。まあ、評論家なんて、目は節穴なのに、なんでも批判すりゃ、自分の価値が上るなんて勘違いをしている連中が多いわけで。(書評家も同じだね(汗))

13年前の映画だが、まだ見たことがない人は、絶対に見て損はない。

見終わったあと、しばし茫然として、動くことができなくなった。

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算数話

「算数の発想」小島寛之(NHKブックス)を読んでいる。

とても面白いので、おそらく書評でとりあげることになると思うが、ひとつだけ困ったことがある。

なんだか、読み始めたら、コンセプトが、9月に刊行予定の拙著「頭がよみがえる算数練習帳」(ちま新書)と似ているんだよー。

旅人算と相対速度とか、ガウスの解法とか、ニュートン算とか・・・。

ちがうな。似ているのは、同じ「算数」を扱った本だからだな。読み進めていくうちに、経済の話が出てきて、まったくちがっていたので胸をなでおろした。ホッ。

うん、書評向きの本だ。すこぶるよろしい。

***

「頭がよみがえる算数練習帳」は、一月には原稿が完成していたのだが、9月のちくま新書フェアに合わせて発売してくれる、ということで、かなりじっくりとつくることになった。
そのかわり、二色刷りになるのだそうだ。

そろそろイラストが入ったゲラが来るころで、徐々に出来上がっていく過程ほど楽しいものはない。

***

雑誌「現代思想 幾何学の思考」に「超ひも理論の幾何学」を寄稿しました。

わかりやすく解説したつもりなので、お店で手にとってみてください。

サイトにも情報を掲載してもらいますので。

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勘違い

ワァー、ごめんなさい!

「ファインマンの手紙」の覆面算だが、問題にばかり目がいって、朝日カルチャーセンターでも「ファインマンが恋人にあてた手紙」と大嘘を語っていた(汗)

ゆっくりと手紙を読み始めたら、これ、恋人じゃなくて母親あての手紙じゃん。

真夜中に二時間以上かけて問題ばかり解いていたんで、ボーっとしてたんだ、きっと。

生徒のみなさん、嘘言ってごめんなさい!

一応、訂正しておきます。

***

「ビジネスマンのための科学力」(仮題)の二回目のテープ録り。

担当のHさんがうまくまとめてくれるので、かなり進行が早い。

発想法の宝庫みたいになってきた(笑)

***

マレーシアのイヴリンのためにK妻が浴衣を買ったので、それを国際小包で送った。
その足で、ヨドバシに行って、マックを見てきたが、どうにも購買心をくすぐられずにボケーっと見ていた。

うーん、このままでハードディスクとDVDドライブを替えてもらうほうがいいかもしれない。

新品のマックが欲しくならないなんて、実に久しぶりのことだ。

うーむ。

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実存主義

ピンポーン。

ガチャ。K妻、仕事より帰宅。

K妻「ぜいぜいぜい」
オレ「なんだ、そのザマは。暑いときほど、元気でいなければならん。コホン、実はな、今日はいい知らせがあるのだ」
「なんですか」
「ふわぁーはっはっは! とうとう、体重が80キロを切ったのだよ」
「ほんとうに?」

体重計でこれみよがしにデモンストレーション。

「ま、不撓不屈の精神と褒め称えてくれたまえ」
「いいなぁ、ひとりだけずるい」
「ま、戦略の差だな・・・ところで、今日、生協のお兄さんがうなぎの宣伝をしていったぞ」
「うなぎ?」
「美味そうだから、頼んでくれ」
「(不敵な笑み)」
「どうした」
「(小声で)ふ、その気の緩みが命取りになるとも知らず・・・(大きな声で)ハイハイ、来週はうな重ですねー、わかりましたー」

体重をとるべきか、うな重をとるべきか・・・それが問題だ。

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ダイエットのコツ

朝体重が、とうとう79.8キロになった!

一時は89キロまでいってしまい、危うく90キロの大台に乗るところだったが、必死の巻き返しにより、目標の80キロに到達した。

おそらく夜体重は82キロくらいになると思う。

半年で9キロの減量なのだから、悪くない数字だろう。

ダイエットのコツ:

1 食べない
・なるべく揚物を食べない
・なるべくご飯を食べない
・なるべくうどんやスパゲッティを食べない
・なるべくジャンクフードを食べない
・砂糖を少なくする

2 食べる
・家での昼食はヨーグルトにミューズリーをまぶしたものにする
・なるべくサラダを食べる
・肉や豆腐は食べるが、なるべく脂は避ける

3 その他
・なるべく歩く
・一日に二回、体重計で体重と脂肪率を測る
・一日一本、ヘルシアウォーターを飲む
・麦茶を飲む
・よく睡眠をとる

あと二キロくらい落として、夜体重もコンスタントに80キロを下回るようにできれば、それを維持する予定。

ダイエットのコツだが、カルチャーセンターやコマネチ大学の収録のときは、それなりに炭水化物も摂取している。でないと、エネルギー切れで仕事ができないから。また、糖分も摂らないと頭が回転しないので、とりすぎない程度に食べている。

複雑になったので、まとめてみると・・・。

・一日一食にして、昼はヨーグルト、夜は野菜や豆腐中心で間食なし。(朝は寝ている)
・体重計に頻繁に乗ってチェック
・ヘルシアウォーターを一日一本飲む
・まめに歩く

こんな感じだぜ。炭水化物や糖分も、仕事に応じて摂取しているから、無理はない。

それにしても、ヘルシアウォーターを飲むようになってから、急にダイエットがうまくいき始めたような気がするが・・・気のせいかしら。

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久々に晴れ

日本能率協会のNさんとコンサルタントの桐野将明さん、横浜猫神亭来訪。

もっとも、猫どもは素早くどこかに身を隠してしまった。
猫のかくれんぼうは、飼い主でも、探せない。

8月の終わりにT電鉄の研修会で「99・9%は仮説」の話をするので、その打ち合わせ。

ビジネス研修で、頭を柔らかくしてもらうのが目的なので、いろいろ工夫が必要だ。

***

晴れたので、掃除と洗濯にいそしむ。(わが家では、掃除と洗濯はオレの分担)

あらゆる所にファブリーズとサイクロン掃除機の嵐が吹き荒れる。

生協の人が来て、マスクをつけたまま玄関に出たら驚いていた。

***

どっと疲れて、床に大の字に寝そべっていたら、急に思いだした。

あ、今日、「ペンローズの量子脳理論」のあとがきの〆切じゃった・・・。

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ウォシュレットとマック

ウォシュレット導入。

引っ越したら、ウォシュレットがついていなかったので、ヨドバシに行って買ってきて、勝手に取り付けた。

それにしても、あんまりたくさん種類があって、迷っちゃったよ。

安くて、基本性能があるのにした。(TCF324)
でも、これって型落ちなのかな。TOTOのサイトには出ていないぜ。

***

これを書いていると、オレのマックが「シャカシャカシャカ」と耳障りな音をたてはじめた。

う、クラッシュ直前のハードディスクの音だよ、コレ。

オレ「妻よ、聞け、この断末魔のハードディスクの音を」
K妻「あのね、ウォシュレット据え付けてる場合じゃないでしょ。仕事道具のほうが先じゃないんですか」

一応、外付けハードディスクにデータはバックアップしたが、そろそろマックも代替わりか・・・。

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コマネチ大学は続く(らしい)

コマネチ大学数学科の収録。

今回の問題は、誰も完全には解けなかった。あたりまえだ、未解決問題なんだから(汗)

解説では、それなりにきちんと計算をして、面積を出したので、見ている人には面白いかもしれない。たぶん。

ホームページに解答を載せてくれ、という要望も多いようだが、いろいろと問題があって難しいみたいだ。

近くに、ちょっとヘルシーな居酒屋(語義矛盾?)をみつけたので、収録後、中村センセとK妻と一緒に1時間ほど飲んだ。

番組は、思いのほか、視聴率がいいようで、1クールが終わったところで、どうやら一年続けることが決まったみたい。
あと9ヶ月、非力ながら、できるかぎり、協力することにした。

読者も視聴者も「草の根」ということに変わりはない。

今年は、自分が草の根の支持で「生かされている」ことを本当に痛感する。

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インタビュー

あ、日経BPのインタヴューが掲載されました。

ビジネス向けの発想法ですが、お暇な方はご覧くだされ。

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マレーシアの写真(ヨガ以外)

Tanjung1







Tanjung Rhuの新しいプール。なかなか快適じゃった。

***

Tanjung2







泊まった部屋からの景色。反対側は内庭に面している。

***

Tanjung3




体長30センチ以上のトカゲ。ちょろちょろとプールサイドを歩いていた。

***

Tanjung4











K妻がやってもらったヘナの入れ墨。二週間ほどで消えるそうだ。FENDIというのはアーティストの名前。

***

Tanjung5



さまざまなイベントがあって、これは、魚カレーのつくりかた。(凄く美味しい!)あまり熱心にレシピを聞いていたら、最終日に、レストランで特別料理を出してくれた。

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強靱さ

ここのところ、いろいろな本を読み返している。

新しい本も読んでいるが。

インパクトがあって、凄いと感じたのは、著者の生き様や芸がそのまま滲み出ている本のような気がする。

北野武「余生」(ロッキング・オン)

の死生観のところなんか、一匹狼の生き様が出ていて、ちょっと震えがくるような感じがする。あとは社会からの(不当な)扱いやファン心理とか。結局、人生は、「死」を中心に廻っている・・・。

すでに書いたが、

「陰日向に咲く」劇団ひとり(幻冬舎)

は、信じられないほど、はずされた。仕事でゲスト出演するので読んだのだったが、あまりの出来の良さに驚愕した・・・というより、完全に著者の術中にはまって、泣かされ、笑わされちゃったよ。

鈴木光司さんもそうだが、ここのところ、一匹狼で、しかも「強靱」(しなやか)に生き抜いている人と出会って、学ぶことが多い。

なにせ、オレは、柔(やわ)でしょうがない。

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怒濤の突き押し

「量子論」(秀和システム)脱稿!

うー、こんなの初めて。

予定では、3月には脱稿しているはずだったのに、大幅に遅れてしまった。

「99・9%」の好調さと「コマネチ大学」の収録が初めての体験だったことが影響したかな。腰を落ち着けて書き始めたら、数日で完成したもんな(汗)

とはいえ、まだ「シュレ猫談義」が完成していないし、かなり編集のTさんに負担がのしかかることになるだろう。ゴメン!

***

今週は、「科学力」のテープ録りと「ゼロから学ぶ超ひも理論」の講義(今回は講義形式になります)がある。

今年後半にかけて、怒濤の突き押しでがんばるゾ。

7月は講演・講義の嵐が待ち受けている。

8月からは、いよいよ「MAXIMA」本と「天才たちの休暇」に入ることになる。そろそろ「7つの思考実験」の最初の原稿もあがってくるだろう。

でも、大丈夫だ。もともと、本が好きで、この仕事をやってるわけだからな。好きなことじゃ、全然、疲れないんだよ。忙しいとも感じない。実に不思議ではあるが。きっと脳内麻薬がバンバン出てんだ。

***

あ”、火曜日のコマネチ大学の収録の予習をせねば・・・。

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友よ

ここ数年、次々と友人を失っていく気がして、孤立感が深まる。

学校に行っていた頃の友人は、みな、いい奴ばかりで、正義感にあふれ、フェアで、腹に一物もったような奴は皆無だった。

そして、誰も教師に媚を売ることもなかった。(恩師と教師はまったく別だぜ)

だが、ここのところ、多くの友人が、巨大組織に「部品」として完全に組み込まれてしまい、その部品化した友人たちが、オレに精神的な打撃を与えるようになってきた。

いつのまにか、彼らの心は(オレから見ると)「洗脳」され、友情やフェアな精神よりも、社会的な利害関係や組織の上司の都合を優先するようになった。

おそらく、彼らも苦しいのだろう。友人であるオレを組織や上司の前で斬らなくてはならない状況で、彼らは大いに苦悩するのだろう。

だが、彼らは、最終的にオレを斬った。

なぜ、一匹狼のオレが、むざむざと斬られたかといえば、それは、友人を信じ、いつもの「敵」に対するような防御体制を一切とっていなかったからだ。

ヤクザのヒットマンが、唯一、心を許していた友に裏切られて、頭をぶちぬかれる・・・そんなシーンを映画か何かで見た憶えがある。

おい! おまえら、いったいどうしたんだよ! オレを忘れたのか? なんで、そんな馬鹿たれの上司に頭下げてんだよ!

***

でもさ、オレは、どことなくわかる気もするんだ。

オレの親父は、一生、組織に身を捧げて、身を粉にして働いて、そして、最後にポイされた。

でも、そうして、オレたち家族を守っていたんだ。

***

最近、どんどん、孤立してゆくばかりだよ・・・オレ・・・。

一人ずつ、むかしの友だちが消えていくんだ・・・。

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Kヨガ(その7)

Yoga21








このポーズならオレも知っている。これは「牛の顏」のポーズなのだ。

両方の肘が耳(片耳は下がっている?)

両足は牛の鼻か口なんだろうなぁ。

ちなみに、背中で両手を握っている(らしい)。

オレもやってみたが、背中で両手の先っちょしかつかないんだよ。肩の関節が堅いのかなぁ。

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おまえはヨガをやめろ

K妻が打ち合わせから戻ってきて、プンプン怒っている。

オレ「どうしたんだ?」
K妻「どうしたもこうしたもないわよ」
「そうか」
「・・・」
「・・・」
「どうしたか聞きたくないの?」(腕組み)

しばらくトラブった後。

「マタニティ・ヨガの打ち合わせに行ったら、<あなた、どこの養成所?>って訊かれたから、<どこの養成所にも行ってません>て応えたら、<あーら、養成所にも行かずにヨガ、できるわけ?>っていうのよ」(長いのでかなり省略)

うーん、たしかにいるよな。こういう嫌な奴。ちなみに、マレーシアで入れ墨をやってくれた人なんか、
「あんたらもヨガやるんか。オレもやる」
なんて言って、いきなり、両足を頭の上から首の後ろまで持っていって、両手でブランコになっちまった。

ふつうに生活に入ってきているわけで、おそらく日本にきたら「達人」なんだろうけど、別に奇麗で高い養成所になんか行ってないぜ(笑)

マレーシアでK妻が教えてもらったヨガの先生だって、別に養成所に通ったわけじゃあるまい。

バッカじゃねえの、このマタニティ・ヨガのインストラクター。
人に権威風吹かせたりして、それって、ヨガの根本精神に反してんじゃねえのか。
ヨガの修業、ゼロからやりなおせよ。

K妻のヨガに文句あるなら、オレのところに来い。
いつでも喧嘩、受けてやる。

(オレと喧嘩すると、みんな、泣くんだからな。オレがキレたら、もう、自己制御利かねえんだからな、知らねえぞ)←K妻に同調して、結構、腹が立っているが、なにせ、相手のことを知らないので、キレることはない

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Kヨガ(その6)

Yoga11







ヨガのポーズって、簡単に見えるけど、自分でやろうとするとバランスがとれなくてさ。(あれ?)って感じだ。あとは呼吸法。どうしても苦しくなって口で息をしてしまう。

***

Yoga14







これは後ろに反り過ぎると腰が痛くなるのでお気をつけください。いや、中年男にとっては、こういうのすらムズカシイのだ。

***

Yoga15







こういう風景のところだったら、オレもヨガをやってみようか、なんて気になる。

***

Yoga19








簡単そうでしょ? その場でやってみて。

***

Yoga20








K妻は週に4回くらい、ヨガを教えているが、やはり、生徒さんのレベルがまちまちで大変らしい。立ったまま、足をまっすぐにして、両手が床につく人もいれば、床上30センチまでしかいかない人もいる。

で、身体が堅い人は、別に無理しなくていいそうだ。(ホッ)

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難問も欲しいけど

コマネチ大学の問題レベルについて、小飼さんが、苦言を呈しているが、同感。

私と中村センセが提案した問題は、難問が多く、時間内に解けないため、かなりの数がペンディングになっている。
だが、放送は、視聴率が好調なこともあり、一年は続く見込みなので、いずれ、そういった難問も登場することと思う。

問題のレベルについては、いまだ、試行錯誤の状況なので、ご意見を番組あてにドシドシお送りくだされ。

時間内に誰かが解ける、というのが、かなり厳しい縛りになっていて、これをどう解決するかが、今後の最大の課題だろう・・・。

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マネージメント

夕方、六本木のオフィス・トゥー・ワンに出向いて、今後の講演・メディア出演等のマネージメントをお願いした。

なにしろ、素人のこととて、相場も何ももわかっていないから、専門家にまかせて、マネージメントをやってもらったほうがいいに決まっている。

教育や科学行政に関しても、今後、「在野の批判的なスタンス」から、厳しく意見を表明していきたい。

***

朝カルは、本日で「算数と物理」が終了。
生徒さんたちと飲み会をやった。

次回は、ファインマンの教科書をつかった「一般相対性理論入門」だ。
ふつう、こんなのカルチャーセンターでやるか?

でも、やるんだよ。

「99・9%は仮説」の新宿講演と横浜講演、ならびに中村センセとの「対談:次元の秘密」もヨロシク!

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旅出

本日、さる番組制作・マネージメント会社を訪れ、正式にマネージメントをお願いすることになりそう。

今年は、転機の年なのだなぁ、と感じる。

狭い科学書界の権威たちは、ひたすら私に意地悪を続けたが、一般の出版界は、私を歓迎した。

学術関係からは酷い目に遭わされたが、テレビやラジオのコンテンツ関係者からは歓迎された。

だから、私は、そういった大きな流れに乗って、別世界へと旅を始めた。

頬を叩かれ、蔑まれる世界よりも、私の活動や存在に価値を見出して、歓迎してくれる世界へと・・・これから私はどうなるのだろう・・・。

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Kヨガ(その5)

Yoga9







「死者のポーズ」海岸編。なんか、空と大地と水と溶け込んでいる感じがしませんか?

***

Yoga10







K妻によれば、これは首が少し曲がっていて、ポーズとしてはよろしくないのだそうで。
でも、絵としては、いいよな・・・ぶつぶつ。

初心者用のレッスンなので、あまりアクロバティックなポーズはないが、かえって心が落ち着いていいかもしれない。(オレに家でやらせた、身体中がねじれるようなポーズはどこにいった!)

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文部科学省の毒にあたった

文部科学省の信じられない官僚主義の「毒」にあたって、きわめて大きな精神的打撃を受けた。

友人と恩師がかかわっているため、詳細は書けない(書かない)が、文部科学省が進めている科学インタープリター、サイエンスライター養成プログラムは、完全にインチキだったのだとわかり、今後、一切、かかわらないことに決めた。

ただし、7月5日と12日に予定されている二回の臨時講義は、友人と学生に迷惑がかかるので、誠心誠意、きちんとやる。でも、それでおしまいだ。次はない。

人を愚弄するにも限度というものがあるだろう。

いや、お高い文部科学省から見れば、オレみたいなフリーの人間など、下界のゴミ屑にすぎない、ということなんだろうな。きっと。

電車に乗っていて、気がついたら、涙がボロボロ出てきちゃったよ。

***

ゴミはゴミなりに、同じ目線の読者(と視聴者)のためにガンバル。
それしかない。

(この件、今後、一切書きませんので、お許しを。でも、オレは精神が柔なので、こうやって日記にでも書かないと、次に進めなくなっちゃうんだよ・・・)

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4.2%だって(汗)

コマネチ大学数学科は、中村センセの美術館定理の回が、とうとう視聴率4.2%になった。
瞬間視聴率は5%を超えていたそうだ。

深夜帯では信じられない数字なのだそうだ。

ヤラセなし、軍団の体当たりシミュレーション、ちょっぴり(深夜帯ならではの)お色気・・・どの要素がウケているのか不明だが、スタッフからは、引き続き難問路線でいく、というメールが来た。(ただし、毎回難問だとマズイので、比較的短時間で解ける問題も入れていく方針らしい)

放送作家の斉藤さんや竹内さんらが問題選定にかかわってくれているので、大幅に負担も軽減された。

解説もがんばりますので、今後もヨロシク!

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Kヨガ(その4)

Yoga7







スコールの中の続き。熱帯の樹木はヨガによく合う?

***

Yoga8







同じポーズの続き。うー、段々、コメントが少なくなってきた(汗)

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Kヨガ(その3)

Yoga5








このポーズは大空に溶け込むようなイメージだが、鳥のようでもある・・・ちがうかな。

***

Yoga6








「半月のポーズ」だったっけ。(自信なし)
熱帯のスコールの中、よくやるよな。カメラをもっているオレは傘の下(笑)

***

しつこいようだが、K妻の「レッスン」は、mixiのK妻サイトに連載中なので、そちらをご覧いただきたい。

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緊張した

渋谷のスタジオで「99・9%は仮説」のiPod版の収録に立ち合う・・・だけでなく、プロローグとエピローグは、自分で吹き込んだ(汗)

いやあ、朗読ってのは、ムズカシイ。

かなり緊張しました。

iTunesでの配信までは、まだ時間がかかりそうですが、期日が決まったらお知らせいたします!

もちろん、本文は、プロのナレーターによる朗読なので、ご安心くだされ。

***

午後は蔵前まで足を運んで「頭がよみがえる算数練習帳」の図版のチェック。
三時間ほどかかったが、いよいよ、9月の刊行に向けて、秒読み段階に入った。

乞う御期待!

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Kヨガ(その2)

Yoga3








やはりポーズの名前はわからん。ウチで実験台にされて、このポーズをやらされた憶えがあるが、オレの場合は、こういうふうに「人」の字にはならない(汗)

***

Yoga4




「死者のポーズ」というらしいが、オレがこれをやると、ただ眠ってしまう(笑)

***

つまり、ヨガは、ポーズではなく、精神こそが重要らしい。
それには呼吸法から入らないといけないのだが、オレは、どうもうまく身体がコントロールできないのだ。

ちなみに、K妻は実際に各地のスポーツクラブでヨガのレッスンをもっているが、マレーシアでは逆にヨガの先生に教えてもらっていた。
うーん、勉強熱心じゃね。

ちっとは見習うべきか・・・。

ちなみに、もっと大変そうなポーズもウチではやっているが、生徒さんがついてこられないと意味がないので、今回は、そういうのはあまり写真に撮らなかった。

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Kヨガ(その1)

10回くらいに分けて、K妻のヨガ・セッションの写真のみアップしていきます。(レッスンの文章はmixiのK妻のサイトをご覧くだされ)

最終的にまとめて写真のところに入れる予定也。

***

Yoga1








ポーズの説明はオレに聞くな。質問もmixiで直接K妻にしておくれ。オレはカメラマンだけ(笑)

これは、むろん、ただ座っているのではない・・・のだと思う。

***

Yoga2








このポーズには、さらに続きがある。動画でないので、そこんとこは許せ。構図なんかはオレの美的感覚によるものなので、文句はいうな。素人にしては少し上手い写真だろう!

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重版御礼!

「ファインマン物理学を読む」の相対論・量子論編と電磁気編が、おかげさまで重版となりました。

いつも竹内薫の物理解説書の応援、ありがとうございます!

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帰国しました

本日、マレーシアより帰国しました!

例によってランカウイ島のTanjung Rhu Resortに滞在。
いつもゆっくり休養できて素晴らしい。
今回はSandsレストランに新しいプールも併設されたので、K妻に教わって、ダンスを踊った。

写真は主にK妻のヨガのポーズなので、ここでも数枚を掲載しますが、あとはK妻のHPでご覧ください。(アップされたら情報を掲載します)

帰りの飛行機は機中泊で、おまけにコタキナバルに寄ったので、かなり疲れた。

行きも帰りもエコノミーだったが、マレーシア航空のエコノミーは、座席の前後の幅も広くて、サービスは世界一なのだそうだ。(航空業界の賞をとっている)

それにしても、コタキナバルから乗ってきた、年配のお客さんたちは、みんな巨大なリュックサックを背負って、実に元気がよかった。
熟年アウトドアはブームらしい。

オレは「柔(やわ)」なので、島リゾート派だが・・・。

***

とはいえ、滞在中も電話とFAXで原稿の直しなどをやったし、「量子論」と「ロバストネス」の原稿も書いていたので、実際には、「缶詰め」になりにいった面もある(汗)

ダイエットを心がけたせいで、体重も維持。
毎日、K妻とふたりでスパのマッサージを受けて、買い物もたくさんしたが、それでも10万円程度の出費で済んだ。
ランカウイ島は全島が免税なうえにマレーシア自体も物価が安いからだ。

うーむ、本気でクアラルンプール移住を考え始めているオレ・・・。(マジかも)

年金生活者が日本を逃れてクアラルンプールに移住しているらしいが、その理由もよくわかる。

***

ともあれ、すでに明日からスケジュールがいっぱいなので、ふたたび日常の格闘が始まる。

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旅に出る

オーストラリア戦は、技術的には、どう見ても相手のほうが下手だったし、やたら大柄で、おまけに乱暴で、最後の最後に相手の執念にやられた気がして、もう、金輪際、オージービーフは食わないことに決めた。(絶対に食わない!)

なんだかドーハの悲劇の再来みたいだが、暑い日の日本は、最後に疲れて集中が切れちゃうんだ。

どへー。

早めに切り替えて、クロアチア戦とブラジル戦をがんばってほしい!

***

試合後、信じられない光景を目にした。

オレ「おい! そこのおまえ、オレたちをおちょくってんのか?」
ナナ「(ころころ、ころころ)」
オレ「おい! 嫌がらせをしてんのか?」
K妻「猫に敗戦の気持ちは伝わらないわよ」
オレ「ううう、なぜ、試合終了とともに、小さなサッカーボールを転がして、これみよがしに遊び始めたのだ」
ナナ「(ころころ、ころころ)」

おまけに、実際にサッカーボール型の球なんだよな。オレが猫のために買ってやったおもちゃなのだが・・・。

ガフッ。←落胆のあまり、机に顏がめりこむの図

***

あんまり疲れたので、ちょっと、休暇をもらって海外に逃避させていただきます(汗)

メールの返信ができないので、そこんとこ、ヨロシク。

行き先は、今回は、秘密です。戻ったら、写真とともにご報告いたしますので、あしからず・・・。

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そろそろ休暇

先週、収録した「ラジオ版 学問ノススメ」は、7月2日のオンエアらしい。

これまでのラジオでは、いちばん長くしゃべったような気がする。
お近くのラジオ局で放送されるようでしたら、ラジオのスイッチを入れてみてくだされ。

***

黒澤先生の「現代漢和辞典」だが、もしかしたら、文庫化が可能かもしれない。
これから各方面と相談してゆくことになる。

***

文庫といえば、ここのところ、自作が三冊続けて文庫化される展開になっているのだが、単行本の版元と文庫化してくれる版元の「調整」が大変で、かなり閉口した。
その際、著作権をもっている著者が、どこに最終的にお願いするかというと、ほぼ確実に「最初に(文庫化の)手をあげてくれた版元」であり、それは利益云々の問題ではなく、完全に「心理学」の問題のような気がする。

著者という人種は、自分の子供のような著作が絶版にされたり品切・重版未定にされたりすると、内心、ものすごく悔しいものだし、「単行本を出してくれた」という恩義など、どこかに吹っ飛んでしまう・・・実に勝手な生きものなのだ。

そんな状況で、死に体となった本を文庫で復活させてくれる、という申し出は、我が子が生き返るようなものであり、まさに「拾う神」があらわれた、と感謝の念でいっぱいになるものなのだ。

***

近々、休暇をとる予定です。
ネットがつながらない僻地なので、その間、ブログが書けないが、パソコンにまとめて保存しておきますので、帰国後に掲載します。

あしからず。

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日本は必ず勝つ(と信じることが大切だ)

サッカーのワールドカップが始まった。

初日の試合を見て感じたのだが、ようするに、ここは、もう世界ランクとか過去の実績がどうなる状況じゃない。
前評判だってあてにならない。

日本はブラジルには負けるが、オーストラリアとクロアチアには勝てる、というような予想も、競馬の予想と同じで、どうなるかわからない。

つまり、世界のトップクラスの国々が出場してきた「決勝」なわけで、みんな同等なわけで、だから、日本が優勝する可能性だってあるんだ。

「勝てる」と信じて戦うか、「負けるかも」と恐れて戦うかで、結果は大きく変わってくる。

よーし、がんばって応援するぜ!

(ちなみに、いつもパットを一緒に見に行く高校の同級生のSくんは、今回も休みをとってドイツに観戦に行くのだそうだ。前は〇泊弾丸ツアーだったようだが、今回も強行軍なのだろう。脱帽)

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六時間ルール

世の中にはさまざまなルールがある。たとえば・・・

・横浜のタクシーは、横断歩道でも(歩行者ではなく)車優先である。また、行き先を告げても、ワンメーターの距離であれば、運転手は返事をしなくてよい。さらに、客をおろしたあとに急発進してもかまわない。

・飼い主に不満がある場合、猫は、飼い主のパソコンの前にうんちをして意思表示をする権利がある。

・六時間以内の空の旅ではエコノミーを使うこと。

***

オレ「あのさー、15年の作家生活で二回目のベストセラーなんだぜ」
K妻「それがどうかしましたか」
オレ「年に一回の海外旅行なんだからさ、ちょっと贅沢して、ビジネスクラスで・・・」
K妻「ウチには六時間ルールがあるからダメです!」
オレ「素朴な疑問なんだけど、どうして六時間なの」
K妻「行き先のマレーシアまで六時間だから」
オレ「それってさ、毎年マレーシアに行くのがわかっていて、その時間からつくったルールだろ」
K妻「そうよ」
オレ「そのルールって、発泡酒にかける税金の論理に似てないか」
K妻「じゃあ、ルールを変更して、七時間ルールにしましょうか」
オレ「あのなー、なんで五時間じゃなくて、七時間に増えるんだ」
K妻「税金だって、上るだけで下がりはしないでしょう。ルールって、そーゆーものなのよ」

思わず納得してしまったオレ。

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重版御礼!

「99・9%は仮説」は、おかげさまで、10刷り32万部となりました。

みなさまのご声援に、心より御礼申し上げます。

特設ページも天動説・地動説のところが更新されておりますので、是非、ご覧ください。

また、新宿と横浜(初!)で仮説セミナーを開催する予定です。みなさま、お誘い合わせのうえ、ご来場くださいませ。(ビジュアルを駆使し、本とは、また一味ちがった講演になると思います!)

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移動が多くて体重81キロまで落ちた!

水曜はジャパン・エフエム・ネットワークの「ラジオ版 学問ノススメ」という番組の収録で半蔵門へ行ってきた。

パーソナリティの蒲田健さんは、なんと、オレと同じ時期にニューヨークにいたことが判明。なんたる偶然。(1969年から71年までがかぶっていた)

かなりたくさんしゃべったが、地方局に配信しているらしいので、各自、放送日をチェックしてみてくれ!

***

本日は朝一に国分寺の日立中央研究所にお邪魔して所長さんにインタヴューの取材を敢行。

その足で品川に取って返して鈴木光司さんと昼食。

アメリカプロモーションツアーの途中、グランドキャニオンで遭難しかかった話など聞く。

映画「リング4」では脚本もご本人が書かれるのだそうだ。

小説の次回作「エッジシティ」は、もうしばらくお預け。秋には脱稿してほしい。(個人的な希望)

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その後、蔵前の筑摩書房にお邪魔して、「ペンローズの量子脳理論」のゲラと引き換えに、K妻のためにメダカをもらった。

メダカは、卵から孵ったばかりのちっちゃいのやミジンコなどもいっぱいいて、京急でこぼさないよう気をつけながら帰ってきた。

「最近出た本、もっていかれますか?」と言われて、何冊か、本をもらったが、電車の中で読み始めてしまい、今も読書中(笑)←オレにあまり本をくれるな。ついつい読み耽ってしまうから!

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今日も明日も収録が続く

「やぐちひとり」という情報エンタテイメント番組のゲストでタイムマシンについて語ってきた。

深夜帯の番組って、意外と真面目なんだね。

劇団ひとりさんの「陰日向に咲く」(幻冬舎)を読んだが、あまりの上手(うま)さに驚かされた。

好きな作家のイメージで判断するのであれば、短編の意外性はO・ヘンリーのようでもあり、笑いのギャグ性は筒井康隆のようであり、これだけ笑って泣ける小説も、今日日(きょうび)珍しい。

文句なしに五つ星だが、「今週の三冊」の書評ではとりあげられない。科学書じゃないからなー。

絶対に読んで損はないと思う。個人的な超オススメである。(ホント)

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収録後、山の上ホテルで、ある番組企画の打ち合わせ。
こちらは、まだ、かなり時間がかかりそうなので、いまのところ内容は秘密。

企画が実現すれば、二時間のスペシャルのような形態になるかもしれない。

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掲示板への反応。

あ、ロバストネス本は、すでに9割方、原稿は完成しております。
現在、北野さんの学術チェックおよび、私のプロローグとエピローグの完成待ちの状態ですが、秋から初冬には本になるのではないでしょうか。

あと、「量子論」も遅れに遅れておりますが、こちらはマレーシアで最後の仕上げをやります。

今しばらくお待ちください。

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村上氏の事件に思う

村上氏が「みんなが自分を嫌いになったのは、めちゃくちゃ儲けたから」と分析していたが、なんにもわかっちゃいないね。

みんながアンタを嫌いになったのは、アンタが生産性のない金儲けばかりしていたからだよ。

車をつくる人も石油を掘り出す人も広告を打つ人もラーメンを出す人も野球選手も、みんな、「つくっている」。

つくっているものは、機械だったりエネルギーだったりサービスだったりするけれど。

村上氏は、何かをつくっただろうか。

つくらないのに、めちゃくちゃ儲けたから、みんな、アンタのことが嫌いになったんだ。

***

高校の同級生との飲み会で、「どうしてホリエモンは逮捕されたのに、村上は逮捕されないんだ。不公平じゃないか」と話していたのだが・・・ついに逮捕されたか。

村上氏はオレと同い年で、二八年前、同じ講堂で授業を受けていたわけだよな・・・そういえば植草氏もそうだったよな・・・うーん、困ったものだ。

K妻「先生の東大の同級生って悪いことする人ばっかなんだー」
オレ「同じクラスじゃなかったから同級生じゃない」
K妻「でも、同じ学年で同じ専攻だったんでしょ?」
オレ「ふ、何百人もいるんだぞ。オレの知ったことか」
K妻「ふーん、次は誰がしょっぴかれるのかしらねぇ」(意味深長な視線)
オレ「あのなー」

しかし、今年は、税金とか、気をつけて、きちんと払うようにしようっと・・・。あと、階段とかエスカレーターではカメラ付き携帯を出さないようにして、株にも手を出さないで、ひたすら、みんなに頭を下げて歩こうっと・・・。

李下に冠を正さず、というからな。

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明日発売

サイトのKaoru newsでもお知らせしましたが、明日発売の週刊現代(6月17日号)に竹内薫のインタヴューが掲載されます。

中学受験講座/竹内薫「理数脳トレーニングが柔らか頭をつくる」(172ページ)

ペンローズの三角形から無限大の話まで、かなりよくまとめてくれていて、「99・9%は仮説」で言いたかったことの補足にもなっています。

是非、キオスクか本屋さんの店頭で手に取ってみてください!

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コマネチ大学「3.7%」達成!

制作会社のMさんからメールがきて、「たけしのコマネチ大学数学科」は、深夜帯にもかかわらず、前回の「必勝法」は、3.7%という高視聴率をマークし、同じ時間帯ではトップだったそうだ。

3.7のうちの3くらいが北野武と軍団とタカさんと番組スタッフの分で、0.4がアナウンサーの戸部さんと東大女子チームで、オレと中村さんの貢献度が0.2くらい・・・などと勝手に分析しているのだが、なんとなく、番組の一員として嬉しい。

今も、次回収録の問題の出典を調査中!

読者のみなさま、番組の応援もヨロシク!

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附属高校講義

金曜日は附属高校に行って、恩師の黒澤先生と同級生の秋葉くんと寿司を食ったあと、光文社の柿内さんも含めて、いろいろな話をして、とても楽しかった。

校舎は、昔と変わらず、雰囲気がそのまま残っていて驚かされたが、心が若返ったような気がして、実に清々(すがすが)しい気分になった。

黒澤先生の「現代漢和辞典」には、いろいろな裏話があって、当初は、完全にあいうえお順に並べてしまう、というさらに画期的なアイディアだったのに、世の漢文の先生方が「部首」による配列に固執したため、大修館が腰砕けとなり、大幅な妥協を強いられたんだって。

大修館の腰砕けは、それではとどまらず、「漢語林」の廃止を検討していたのに、存続を決めたうえ、「現代漢和」と完全にかぶってしまう別の辞書を出したりして、結局のところ、「現代漢和」は、飼い殺し状態となり、もはや改訂もできないのだそうだ。

黒澤先生によれば、「漢語林」は実に立派な辞典だそうだが、漢文が専門でない一般の人間は、その三分の一の語彙については、一生、出会わない。
だから、そういった言葉を省いて、そのかわり、「引きやすく」て「説明が丁寧」な「現代漢和」のような辞書には、それなりの意義がある。

そこでオレは考えた。

「現代漢和」のいちばんの売りは「熟語索引」にあるわけだが、それも出版社側からの圧力による妥協の産物なのであれば、この際、別の出版社で文庫化してもらって、その際に完全に「あいうえお順」にしてしまえばいいのだ。
そうすれば、国語辞典としても使えて、なおかつ部首その他の漢文としての構造もビジュアルで理解できる「国語漢和ミックス辞書」ができるではないか。

今後一年くらいかけて、オレが各出版社をまわって、「国語漢和ミックス辞書」の文庫化をはたらきかけるつもり。

「現代漢和辞典」がでたときの出版記念パーティーには、教え子だった新潮社社長の佐藤さんも来ていたように思うが、社長になってしまうと、もはや、恩師の辞書を復刊する手助けなどできないのだろうな・・・。

あまりにもったいないので、こうなったら、出版社を百社くらい回っても、絶対にどこかで「国語漢和ミックス辞書」の文庫での復刊にこぎつけたい。

義憤にかられて、文化の伝道師が行動開始だ!

(いつのまにか、科学インタープリターが文化インタープリターになっておる)

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秋葉くんからは、附属高校がシンガポールの高校と提携した話を聞いたが、なんと、こちら側は予算がないので、生徒どうしの交流や交換留学などの費用はシンガポールもちなんだって。

おまけに、シンガポール航空が割り引き券を発行してくれるのだと。

天下の国立大学附属高校が、外国の援助で交流をしているという現実を目の当たりにして、思わず絶句。

うーん、OBは、この現状を知っているのだろうか? 少しは寄付して文化交流を援助してみたらどうだ?

資金集めに動き出さないといけないな。

(6月にマレーシアを訪れる予定だが、東南アジアの教育・文化・科学技術に対する姿勢には大いに学ぶべきところがある。日本人として恥ずかしいかぎりである)

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理系コースで物理をとっている生徒と秋葉くんのクラスからの参加者を含めて三十名ほどの生徒に「物理講義室」でアインシュタインと四次元の話をした。

この前の芸大講義と似た内容だが、今回は、芸術とか視点よりも、「考え方」に重点をおいて高校生向けに話をしたつもり。
教科書は「アバウトアインシュタイン」。(芸大講義のときもそうだった)

「アバウトアインシュタイン」から数枚のコピーをとって、それを見てみらいながら講義をした。

最後に別のページに載っているアインシュタイン語録を3つばかり紹介して締めた。

***

なんだか、三十年もタイムスリップしちゃったなぁ。

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