なんとかプチ鬱から抜け出そうと必至にがんばっているのだが、そんな情況で、神経を逆なでするようなメールが立て続けに何通もきて、本当に嫌になる。
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まずは、「究極理論を発見したので論文を読め」という事例。
これについては、もう何度も書いたので、もういいだろう。ふー。
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次は、「あなたの政治的な発言は稚拙で状況判断が甘い」というもの。
あのさー、オレは政治家じゃないし、政治・経済アナリストでもないし、ここは、「放言日記」なんだよ!
オレは神様じゃないし、政治・経済音痴かもしれないし、それでも「放言しますよ」というスタンスの場なんだ、ココは。
オレが公の政党に属していて、そこで世界情勢を勘違いして、国を破滅に向かわせるような発言をしていたら、いくらでも非難してくれよ。
でも、そうじゃないんだ。
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9・11のときは、世界の貧困やアメリカ資本・軍事主義がどうであれ、ビン・ラディンが悪いと結論したし、イラク戦争のときは、ブッシュが悪いという結論に達した。
また、小泉改革についても、ブレーキを踏んで、改革してからアクセルを踏む、という順番ではなく、アクセルを踏みつつ改革をしてくれ、と願ったし、今でも、どちらでもうまくいっただろうと考えている。(植草氏と同じ意見だったわけだ。それは今も変わらない)
あるいは、新古書店のことについても、サラ金のことについても、いまだに前に書いたことと同じ意見を持ち続けている。
世の中、みんな、ちがう意見をもっていて、それが許される社会に生きているんだから、「あなたの意見は稚拙でまちがっている、悔い改めよ」というような説教調のメールを送り付けるのやめろよ。
特に、人がプチ鬱で苦しんでいるときには。
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もう一度、確認したいのだが、ここは「毒舌・放言御免!」の場所であり、オレが気に入らない意見を吐いていたら、「ああ、竹内の奴、また、やってら」と暖かく見守ってくれ。
それとも、「検閲済み・優等生の意見」のヌルヌル日記に変えたほうがいいのか?
いちばん狡いと感じたのは、そのメールの送り主が、「以前には竹内さんの本を愛読していましたが、あなたの政治的に稚拙な失態発言に触れて以来、本を買わなくなりました」とい書いてきたことだ。
オレを本当に支えてくれている読者って、そういうことは言わない気がする。
だいたい、最近、政治的な発言なんか、ほとんどしてねえじゃねえか。
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う・・・まさか、送り主は、K妻のスポーツクラブのマネージャーじゃねえだろうな・・・(笑)
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あーあ、これで、また、アマゾンで「一つ星」つけられて、「この本は買うな」式の書評が増えるのか。
まったく理解しがたいことが多すぎるよ。
ある意味、ネットのストーカーにまとわりつかれているような気もする・・・。ふう。