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老人化の恐怖

最近、自分が「老人化」することの恐怖を感じることが多い。

それは、身体や外見というよりは、行動や判断や思考といった側面の「硬直化」や「冗長さ」・・・「頑固さ」や「執拗さ」(日本語変か?)といった、自分が嫌いな側面がのさばりだしてきて、いずれは自分を支配してしまうであろうことへの恐怖なのだ。

本来、「老人力」とは、それまでに培ってきた経験にもとづく「智慧」を活かすことであり、あくまでも「ご意見番」として、いざというときに超・大局的な判断をくだす能力だと思うのだ。

だが、そういった、良い意味での年の取り方ができずに、こまごまとした局所的なことがらについて、頑固かつ執拗に、まちがった判断をしてしまうようになったら、周囲の迷惑になるだけだ。

自分が、徐々に、そういう方向に動いていってしまうのではないか、という恐怖が強い。

ここ数年、自らが老人化している自覚がなく、周囲からのフィードバックが失われて制御不能に陥った事例を何件か目撃して、「自分もああなるのだろうか」と考えてしまうのだ。

人から嫌がられること、迷惑がられること、それに気づかないこと・・・自分の脳のエントロピーがじわじわと増大することへの焦り、といってもいいかもしれない。

ごくたまにだが、「いい年の取り方をしてるなぁ」と思う人もいる。でも、そういう人は、本当に稀だ。今度、そういう人に出会ったら、美しく年をとる秘訣を聞いてみたい気もするが、おそらく、「そんなこと気にしてたらダメだよ」と、あっさり、こちらの執着心を指摘されておわるのだろう。

眠られぬ夜に、天井をみつめながら、そんな世迷い事を、つらつらと考えている。

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