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やはり反骨で

今日はブルーバックス編集部のAさんと渋谷で打ち合わせ兼会食。

科学出版賞は、惜しくも最後の二冊まで残って、受賞を逃したのだそうで、「どうして、いつもいつも、最後の最後で落とされるんだろうね」と酒を呑みながらの残念会。

夏に執筆予定の本をどうするか相談した。

落選の理由が「文章は巧いけれど、やはり難しい」だったそうで、それなら、もう一歩譲歩して、優しく柔らかくするのかと思いきや・・・オレは、はたと思い至った。

そうだ、オレは、大切な何かを忘れかけていた。

オレは、もともと、トップダウン式に偉い人々に引き上げてもらって出世するタイプではないのだ。

オレはボトムアップ式の草の根の読者の支持だけで、これまで生きてこられた。

だから、ブルーバックスの物理書のコアの読者がオレに(かつて?)期待していたような、もうバリバリの物理書に回帰する決意を固めた。

残念ながら、「熱とはなんだろう」は、さすがに物理ファンにも難しかったようなので、その反省点を踏まえて、今度は、MAXIMAを使って、物理学の「真髄」を「見る」ことに記述の焦点を合わせることにした。

そう・・・お小遣いの中から貴重な千円を出して、いつも本を買ってくれている読者のことを忘れたら、何十年も反骨精神で戦ってきたオレの存在価値なんてゼロになっちまうぜ。

というわけで、今回の落選は、皮肉なことに、オレの心の迷い(過ち)を正してくれた。

コアの物理ファンのみなさま、お待たせいたしました!
夏は、みんなが泣いて喜ぶような、バリバリの物理CG本を書くぜ!(すでにCGは作成開始していたりして・・・)

迷いが吹っ切れたので、やる気まんまん(笑)

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受信: 2006年4月 7日 (金) 17時02分

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