« 花見 | トップページ | セクハラ事件に思う »

「プロセス・アイ」読了

茂木健一郎の「プロセス・アイ」を読了。

あえて感想は書かず、気に入った部分を引用したい。(いまさら技術論とかでもあるまい)

未読の方は、ネタバレになる可能性がありますので、ご注意ください。

***








***

人間のできることは、結局は物理空間の中の移動だけで、どんな場所にも特別な意味などない。目を閉じて、暗闇の中に創造の王国を築いた方が、よほど豊かな旅ができる。

世界という鏡は、粉々に砕け散って、無数の主観性に分裂している。

意識は、人間の脳を含めた、高等動物の脳にだけ宿るのではない、十分な複雑さを持ったシステムならば、どんなシステムにでも、意識は宿る

『自意識』を持つような高度に自律的なエージェントのアーキテクチャーは、そこから簡単にデータを吸い出してコピーをとれるようなアーキテクチャーと、両立しない

我々は、コピーできないからこそユニークなのであって、もしコピーしようとすると、ユニークな存在としての我々も、壊れてしまう

意識というものが成立するためには、脳だけではなく、身体が必要だ

私は、自然の中の全てに意識があるように思います。実際、それを感じることができるのです

君のクオリアが、美しいものでありますように

チベットが独立しました。

(以下、クライマックスになるので、書きません)

***

クオリアと心脳問題のいい入門書だと感じた。

次回作も期待できるだろう。

|

« 花見 | トップページ | セクハラ事件に思う »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136278/9337886

この記事へのトラックバック一覧です: 「プロセス・アイ」読了:

« 花見 | トップページ | セクハラ事件に思う »