相対性の彼方
本日は「時間論」の打ち上げ兼打ち合わせで秀和システムのTさんと会食。
K妻がパエリヤや牡蛎のクリームシチューのゆず詰めなどをつくった。
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酔っぱらって寝ているとNHKで小田和正さんのドキュメンタリーをやっていた。
K妻は前に勤めていたスポーツクラブで小田さんのストレッチなどを担当していたこともあり、今でもカラオケで小田さんの曲を歌うし、本棚にCDも並んでいる。
あるとき、新しいアルバムが売れなくなって、
「みんな自分の生活に忙しくて、オレのアルバムになんか興味がないんだ。だったら、オレは、自分のつくりたいものをつくっていこう」(言葉遣いはテレビどおりじゃありません)
と考えて、作風が変わったら、これまで曲を聴いてくれなかった、同世代の男声がコンサートに来てくれるようになった、というエピソードには、「創る」という行為の深い部分を見せられた気がした。
去年の6月に出た小田さんのアルバム「相対性の彼方」(意味深長な名前だ!)を引っ張り出して聴く・・・。
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仮説本は「99.9%は仮説 思い込みで判断しないための考え方」に題名が確定した。
そういえば、逮捕されたライブドアの岡本容疑者が「99.9%発覚することは無い」と豪語していたそうだが、この題名は、ライブドア事件の数日前に決まったものなので、思わぬ共時性に苦笑。
「飛行機が飛ぶ理由は科学では説明できない」という冒頭の「つかみ」は航空力学関係者を怒らせてしまいそうだが、もちろん、流体力学の原理と計算の話なので、高度なシミュレーション技術や翼理論をなんら否定するものではない。(あたりまえだが)
この本は、絶対に面白いものに仕上がった。
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