無防備地域とは
産経新聞で知ったのだが、全国で「無防備地域宣言」という運動が高まっているらしい。
(賛否両論とジュネーブ条約の文面はココを見てくれ。)
これは、不必要な流血を防ぐ目的で制定されたもののようで、捕虜を虐待してはいけない、というのと同じ精神によるものだろう。
無防備な地域だから、攻撃せずに、そのまま占領してくれ、というわけだ。
現在の日本において、自治体レベルで条例化をしても、日本の法律と抵触するから意味はない。
だとすると、これは、宣言そのものに意味があるのではなく、裏があることになる。つまり、別の目的をもった思想運動なのだ。
新左翼の団体が背後にあって、どうやら、憲法九条を守ることが一つの目的らしい。
それはかまわないと思うが、街頭で「平和」をスローガンに、ジュネーブ条約の条文も読んだことがなく、その意味もわからない一般市民に署名させるのは、倫理的に問題だろう。
憲法九条を守りたいのであれば、正面切って、そういった運動を展開していけばいいわけで、こういった搦め手の策はよくないよね。少なくともオレは嫌いだ。
平和ボケの国民(!)の善意を左翼の思想運動が操っている構図が実に嫌なのである。
結構、腹が立つ。
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