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通好み

書評を二つ書いて送った。

最初のほうは完全に通好みの本で、読むのに1週間かかった。
もう一冊は完全に一般向けの本で、1時間で読んでしまった。

後に残った感想や知識や感動や疑問・・・も、だいたい、読むのにかかった時間に比例している。

二冊とも、ほとんど同じ値段だが、部数は、後者のほうが数倍から(下手すると)十倍なのだろう。

ここに単行本の世界が抱える大いなる矛盾点があらわれている。

前にも書いたが、自動車だって、フェラーリもしくはジープ(あるいは大型トラック)と、ベストセラーの大衆小型車を同じ値段で売る馬鹿はいない。

本が売れないのにもいろいろ原因があるだろうが、内容に応じて、もう少し柔軟な価格設定はできないのだろうか。

***

一般向けの本の書評では、「通」の観点と「一般」の観点を分けて書いた。
この本は、ピグモンΦさんが「全然面白くない」と言っていたのだが、たしかに、オレが読んでも「読後感ゼロ」だった。なんにも残らない。
でも、ベストセラーになることが運命づけられているから、単に「面白くないから読むな」では書評はなりたたない。

ホント、難しいやね。

***

「怪盗紳士ルパン」の新訳が出ていたので本屋さんで買った。
三十年ぶりにルパンを読み返しているのだが、面白いのなんの。
もともと、泥棒好きで、映画なんぞ、片っ端から泥棒映画を観ているくらいで、高校に入ったばかりの自己紹介でも「泥棒映画が趣味です」と答えた憶えがある。

「ルパン三世」は原作も全部読んでいるが、アニメも大好きだ。(原作も読み返さないといけないな。あのエログロナンセンス調が実にいい)

そっか、オレって、探偵小説よりも泥棒小説のほうが向いているんだな。
どおりで、探偵小説がうまく書けないわけだ(笑)

とはいえ、9月に公開された映画は観損ねたので、DVDが出たら見るつもり。

うん? オレは泥棒通なのか?

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