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「心理」の問題

ここのところ世相を眺めていて、畢竟、人間てェやつは「心」の動きが決め手なのだと思うことが多い。

その1。
阪神が驚くべき三連敗で30失点、2得点。
あんなに強かったはずなのにいったい何が起きたのか?
外野のオレがこんなことを言うのも申し訳ないが、ここ数週間に起きた「事件」を振り返ってみると、考えられる原因としては、やはり村上ファンドの騒動しかないよ。
ファンも監督も選手も意識していないと言っていても、無意識のうちに、必ず「阪神の行く末」を心配しただろうし、迫っていた最終決戦に向けて集中心を欠くことになったことは否めない。
星野さんが「村上さんがファンだというのなら、なぜ、この大事な時期にこんなことをやるのか」と激怒していたが、あの怒りが全てを物語っている。
戦いの前の心理は非常に繊細なものだ。
そこに金儲けだけの論理が突入してきたのだから、平常心も何もあったもんじゃないだろう。
願わくば、本日の試合では、「開き直りの心」で戦いに臨んでもらいたい。

外野より失礼しました。

その2。
楽天対TBSの攻防戦。
諸井委員長が怒った時点で勝負あった、の感がある。
楽天の今後の展望は(起死回生の逆転がないかぎり)厳しいだろう。
もともと、ホリエモンの計画がことごとく潰されて、それとは対照的に楽天がすべてを掌中にしてきたのは、ホリエモんが一匹狼で三木谷がジジ殺しだからであり、それは単に人間心理の問題にすぎない。
オレはそう見ている。
だって、資金力や企業買収という手法に違いなんかないんだから。
三木谷という人は、むかしからジジ殺しの異名をとり、ようするに上司ウケがよく、上からかわいがられるタイプだったそうだ。(テレビで見ただけだがな)
たしかに、これまで、野球への参入にしても、ジジ様たちは、ホリエモンに辛く当たる一方、三木谷をかわいがっているようにしか見えなかった。
だが、今回、社会を支配しているジジ様の典型である諸井委員長が三木谷に対して激怒したのだから、もはや三木谷楽天の「神通力」は消えた。
同じような事件は前にもあったよね。
偽絵画事件で世間を騒がせた三越の岡田社長が、三井大番頭の小山五郎さんを激怒させて財界から追放されたじゃないか。

***

経済というと「お金」の問題だと思っている人が多いようだが、最終的には人間の「心」の動きで全てが決まる。
あたりまえだ。
これは人間社会の問題なんだから。

***

二つの事件とも、「ゼロからなにかを創造している」人々と「他人が創ったものを金にあかせて買い取る」人々の確執だよね。
オレとしては前者のタイプを応援したい。
でないと、本当にこの国には夢も希望もなくなっちゃうから。

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野球終わって、さあ何を書こうかな、、、 ということで今更ながら楽天&村上ファンドのことを。 私、株価がどうの、上場がどうのと難しいお話しはちっともわかりません。 阪神が上場するといいのか、悪いのか・・・そんなことわかんないです。 だからストレートに野球... [続きを読む]

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