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グレーゾーン

「うーむ」(オレ)
「なに唸ってんの」(K妻)
「この子さ、意外と上手いよ」
「そう」
「もしかしたら合格するかもしれん」
「ふーん」
「優勝するかもな」
「そうかしら」
「だって、かなり上手いよ」
「その人、出場者じゃなくて、プロの歌手よ」
「・・・」

あまり歌手とかを知らないので、テレビの歌合戦なんぞ見ていると、よく勘違いすることがある。

昨今は、歌手だけじゃなく、とかくプロと素人の力量の差が見えなくなってきた気がする。
実際には、下手に見えてもプロには、プロとして十年も二十年も生きているだけの「何か」があるから、歌を一曲歌えばいいってもんじゃない。
だが、歌一曲、小説一本という単位で見せられると、本当にグレーゾーンが拡大しつつあるよね。

カラオケとかパソコン(ワープロ)の普及により、素人でも、プロと見まがうような結果が出せるようになった。
もちろん、その一曲、その小説以外のところを見ていけば、差は出てくるんだろうが。

歌手も作家も、一発狙いでデヴューさせて、派手に売ったりするから、受け手のほうは、もう「質」を見極める目がなくなっちゃってるよ。

テレビの芸人を見ていると、才能があって芸人を「張っている」親分たちが何人かいて、それから実力で生き残っている一匹狼がいて、その他に、才能はないのに「一発」でデヴューしてしまって、すぐに飽きられて、親分たちの配下に入って細々と仕事を廻してもらっている人たちがいることに気づく。
この最後のタイプの人たちは、たしかに見ていても全然面白くないし、芸人が向いていないのがよくわかる。

そうやってオレの業界を見渡してみると・・・う、ここら辺でやめとこ。口は災いの元っていうからのう。

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