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消えたマック

久しぶりに横浜の喧騒を逃れて鎌倉・猫神本家に逗留。

昼間、猫神隊長(=実父)は酒を呑みに出ていたが、午後4時ごろ帰宅。

隊長「お? 珍しいな。今日はひとりか?」
オレ「うん、泊まる」
「ちょうどよかった、駅前のマクドナルドでハンバーバーのセットを買ってきたぞ」
「たまにはマックもいいな」
「お?」

赤ら顔の隊長が袋から取り出したのは、飲み物が2つとフライドポテトだけ。

「ないな・・・肝心の本体がない・・・」

そこから延々と隊長の「クレーマー」ぶりが発揮されることになる。
マクドナルドに電話をかけて、責任者を電話口に出させて、
「天下のマクドナルドが廃るのう」
とか、
「かよわい老人の弱みにつけこんで、なけなしの年金から1200円を奪おうという魂胆ですか」
などと嫌みを連発。
しまいに、
「それじゃあ、今からそこに行くから」
と凄んでみせた。

「また駅に行くのか?」
「いいや」
「だって、行くって言ってただろう」
「ことばのあやという奴だ」

そう言って、そのまま寝てしまった。
つまり、悪いのはマクドナルドではなく、隊長が酔っぱらって、途中のどこかに本体の入った袋を置き忘れてきた、ということらしい。
だが、オレたちの手前、引っ込みがつかないから、マクドナルドに電話をかけて散々「演技」していたわけ。

ごめんね、マクドナルド。
オレは、心の中で手を合わせた。

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