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オレは気分で投票した

あらゆるところで自民党圧勝と民主党惨敗の「分析」がおこなわれている。

オレには本当の理由は皆目見当がつかないが、自分の心の中で何が起きたかといえば、驚くほど単純な「印象」の連鎖反応だけであった。

前回の選挙で民主党に投票したオレが、今回、民主党に投票しなかったのはなぜだろう? それは単なる「気分」の問題でしかない。
では、なぜ、そんな気分になったのか。

印象1 民主党の岡田代表の親父はイオンの総帥だから、金持ちすぎて庶民の苦しみはわからない
(あんたも「世襲」かよ)
印象2 イオンが電機会社のサンヨー(だっけ?)を「いじめている」映像を前にニュースで何度も見た
(「この人たち、モノをつくってる人たちをいじめてるんだよねぇ」)

印象3 テレビで特定郵便局の人だけのデモ行進を見て、とても嫌な気分になった
(「オレ、あんたらの利権に関係ないもん」)
印象4 むかし住んでいた家の近くの特定郵便局(数軒)の車庫に高級車があった
(「ちくしょう、世襲で儲けてやがんな」)

印象5 道路公団を民営化したら、いきなり副総裁が嘘をついていたことが発覚して逮捕された
(「民営化すると膿が出るのかぁ」)
印象6 小泉さんは郵政民営化で何も得をしないが、反対している連中は利権がらみで行動しているように見える
(「善玉と悪玉の戦いだよ、コレ」)

もちろん、この印象には根拠のあるものもないものも混じっている。単なる印象にすぎない。でも、オレの投票行動は、こういったとるにたらない印象の連鎖により決まってしまった。

些細なイメージの連鎖。
それだけなのだ。

たとえば岡田代表が、
「私は親父の財産は継ぎません。裸一貫で日本のために尽くす覚悟です!」
とでも言えば、かなり印象は変わっていたにちがいない。
あるいは、自分たちの特権を守ろうとする特定郵便局の人々のデモ行進を目にしなければ、世襲の利権に対する反発心も起きなかったにちがいない。

つまり、世襲とか利権に対する強い嫌悪感がイメージの連鎖となってオレの「投票気分」を決めてしまったのだ。

論理なんかなかった。

政治って怖いよねぇ。

そして、オレは気分で行動してしまうんだから、有識者には属さないってことだな・・・。

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