WOTAKUマンガ(その14)
作:藤井かおり
画:春吉86%

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性悪説では、人間というものは、そもそも悪いことをするようにできていると考える。
性善説では、人間というものは、そもそも善いことをするようにできていると考える。
もちろん、現実の世の中は、この両極端のあいだのさまざまなグラデーションの人間が蠢(うごめ)いている。
なんで、こんなことを考えているかといえば、高橋洋一さんと夕食をともにし、その席で件(くだん)の「事件」の一部始終をご本人の口から聞いたからだ。(私の口からは、その詳細を語ることはできない。高橋さんは、公に語っても信じてもらえまいと、諦めている。)
前にこのブログで、警察発表が「作文」のようで、非論理的なために理解しがたい、と書いた。あまりにも内容が不自然であり、当日の高橋さんの取った行動が説明できないからだ。(どのような点を不自然だと私が感じたのかは過去ログをご覧いただきたい。)
警察発表が不自然だったのは、そもそも善意から出た行為を無理に悪意にねじまげて解釈したからだ、というのが私の結論だ。
世間の人は、「それでも高橋さんは罪を認めたじゃないか」と言われるかもしれないが、認めたというよりは、顧問弁護士の意見にしたがって、きわめて短時間のうちに「司法取引」をせざるをえない状況に追い込まれた、というのが実際に起きたことだと私は感じた。
「認めなければ、逮捕され、拘留され、裁判沙汰になってしまう」
「認めれば、書類送検と(十中八九)起訴猶予で済む」と言われたら、あなたならどうするだろう? 痴漢の冤罪事件にも見られる典型的なパターンだが、これは、誰にでも起きることなのだ。
高橋さんは、時計や金銭なんて見てもいないそうだ。(ご本人はそもそも時計をつけない人だし、お金も充分にもっている。)また、よく通う施設であり、防犯カメラが設置されていることも知っていたという。
警察は人を疑うのが仕事だから、性悪説にしたがって「事件」と解釈するのは仕方がないが、いったん警察に疑われたら、もう逃げ道はない。それが「冤罪」の構図である。それは、政府の中枢にいて、高度な政治判断をしてきた高橋さんのような人物でも例外ではない。
昔の人は、「李下に冠を正さず」と言ったが、誰でも運命の罠に陥る危険と隣り合わせなのかもしれない。
***
今回、私は性善説をとり、高橋さんは「シロ」だと信じた。犯罪を犯す人には、常に「パターン」が存在する。過去のパターンが全くないことも、私が高橋さんを信じる理由の一つだ。
今後、まったく「パターン」が見られないのであれば、おそらく、「事件」は警察が無理につくりあげてしまったものであり、万が一、同じような事件が起きた場合は、私の目が曇っていた、ということになる。
仕事上のお付き合いがある以上、私は「どっちでもいいじゃない」と判断を保留するわけにはいかない。だから、警察発表と雑誌報道と高橋さんの言葉を比べ、自分にとって「論理的」かつ「自然」と思われる解釈を取った。(残念ながら、テレビと新聞の報道は警察発表そのままなので判断材料にならなかった。)
今後、高橋さんを信じて、微力ながら、書籍の仕事で高橋さんが「社会復帰」する応援をするつもりだ。
追記:私は高橋さんご自身の事情説明を公にすべきだと思うが、現時点では、まだそれは望めないらしい。世の中の趨勢が性悪説ならば、それもいたしかたないことなのかもしれない。
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明日のJ-WAVE JAM THE WORLD、15ミニッツのゲストは天文学者の渡部潤一さん(近著「夜空からはじまる天文学入門」)です。
宇宙に関するさまざまな疑問が氷解するかも?
お聞き逃しなく!
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愛機のMacBook Airは、外出するときは、ほとんど持ち歩いている。猫神亭でも、ソファによっかかりながら検索をしたりメールを打ったりしている。今やiMacのほうがセカンドマシンになってしまった。
最新のMacBook Airは、とうとうSSD搭載の上位機種が20万円を切った。食指が動くが、まだ愛機に不満はないし、9月にはOS X Snow Leopardが出るので、しばらく買い控え。
猫神亭では光ブロードバンドと無線LANで三台のMacをつないでいるが、外出先では主にイーモバイルのD21HWでネットにつないでいる。D21HWは、ベストセラーだけあって、かなり快適な通信環境だ。
とはいえ、理系バカ特有の「スペック病」は健在で、さきほど、UQ WiMAXのお試し利用を申し込んでしまった。
イーモバイルは下り7.2Mbpsだが、UQ WiMAXは40Mbpsという謳い文句なので、是非とも試してみなければ。サービスエリアや電波状況の心配があるので、このお試しサービスは、グッドアイディアだと思う。
ところが、イーモバイルも対抗して(?)、下り21Mbpsの新機種を8月に投入するらしい。
うーん、この飽くなきスペックの追求はなんなんだろう。実際に導入する機器は多くないのだが、スペックと価格の比較検討という遊戯に完全にハマっているオレ。←先週まで病気だったろ!
こういうのは、物欲というよりも「情報」欲というのかなぁ・・・。
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K妻が読んでいた「ダンナ様はFBI」という爆笑エッセイを取り上げて読んでいる。←ハマった
今どき国際結婚は珍しくないが、結婚相手が元FBIの捜査官というのは、かなり稀なケースだろう。
比較文化、婚活など、さまざまな読み方ができる本だ。
「日本の危機管理は、FBI仕込みの僕に習えばいいんです。悪い芽は摘みますよ。だから僕と結婚しましょう」
これがFBI流のプロポーズの言葉なのかぁ。なんだかスゲエ。
「スカートをはいているときは、自転車に乗ることを禁止するよ」
うーん、まるで軍隊の命令みたいなんですけど。猫神亭でK妻にこんなこと言ったらどんな惨事になることやら(汗)
やはり、病気の後は笑うに限る。←仕事しろよ、オレ
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毎日、夕方と夜の9時台になると、どこからか幼い子供の泣き声が聞こえてくる。
「きゃあ」、あるいは、「ぎゃあ」という感じで、一時間半以上も断続的に続くことがある。
万が一、幼児が虐待されていたら大変だと思って、もう三回も警察に電話をして調べてもらったが、マンションがたくさん建っている地域なので、どこから声が聞こえるのかわからない。
不思議と、毎回、警察の人が来たときには、泣き声はピタッと止んでしまう。今日も夜の10時近くに泣き声が聞こえたので、念のため、向かいのマンションに住んでいる隊長(=父親)に電話して、ベランダに出てもらったら、やはり泣き声が聞こえるという。そこで警察に連絡したのだが、やはり警察が来たときには泣き声は止んでいた。
もう一つ不思議なのは、猫神亭でテレビを見ていても聞こえるのに、誰も警察に通報をしていない点だ。あれだけ毎日、長い間、幼児が泣いているのに、御近所から通報がないのはどうしてだろう。
子供が、もともと叫び声をあげるような病気をもっていて、御近所はその事情を知っているから通報しないのか。
あるいは、今の御時世、子供の泣き声を聞いても誰も気にすらしないのか。
事件性がなければいいのだが・・・。
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仕事復帰第一弾!
明日のJ-WAVE JAM THE WORLD、15ミニッツのゲストは、お笑いの「麦芽」の登場です。
乞うご期待!
(木曜から歩き始めたばかりなので(汗)、ちょいと心配ですが、がんばりますので、応援、よろしく!)
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今回の入院・手術で一番ショックだったこと。
虫垂炎の手術の前に何人ものお医者さんにお腹を触診されたが、三人のお医者さんから、
「そのお腹はいつもそんなにポンポンですか」
と、同じ質問をされた!
うーむ、病気と疑われるほどなのか・・・オレのお腹・・・こりゃあ、マジでメタボ腹解消の努力をしなければいけないな(汗)
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みなさまにご迷惑とご心配をおかけしました。
ようやく復帰の目処がたち、本日あたりからブログも少しずつ更新できるようになると思います。
講演会、ラジオ、テレビの収録、雑誌の連載など、ドタキャンの連続で各方面に多大なご迷惑をおかけしたことを心からお侘び申し上げます。
読者、リスナー、視聴者のみなさまから、多数の応援メッセージをいただきました。本当にありがとうございます。
今回は、肺炎、虫垂炎、腎炎と、一度に3つの「炎症」に襲われ、完全にダウンしてしまいましたが、今後、体調管理に気をつけ、ふたたび精力的に活動を続けてゆく所存です。
本格復帰は今週金曜のJAM THE WORLDからとなる予定です。
なにとぞ、応援のほど、よろしくお願い申し上げます!
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おかげさまで、竹内は大阪船員保険病院を無事に退院し、横浜の自宅に戻って参りました。(病院スタッフのみなさま、ありがとうございました!)
炎症自体はかなり酷かったらしく、まだ腎機能と肝機能が回復していないため、週明けに精密検査が待っていますが、その結果を見て、来週金曜のJAM THE WORLDから本格的な仕事復帰となりそうです。
竹内がベッドの上で戯言(?)を連発しておりますので、ここにいくつか記載させていただきます。
***
「大阪船員保険病院は、お医者さんも看護師さんも、みんな親切で腕がよかったなぁ。変な病院に運ばれてたらどうなってたことか。やはり、オレは強運の持ち主のようだな」←「……」
「手術して丸四日も絶食させられたのに、なんで体重が1キロしか減ってねえんだ!」←無理難題
「一週間も左腕に点滴の管をつけっぱなしにされて、やっぱ、ラジコンより有線のおもちゃのほうが不便なことを身をもって体験した」←意味不明
「考えてみたら、夜中の2時半から10時間以上、ホテルのベッドでお腹抱えて唸っていたんだよな。オレって結構我慢強いよな」←早めに救急車呼んだほうがよかったね
***
明日のJAM THE WORLDは、大事を取って、お休みさせていただくことになりました。リスナーのみなさま、ごめんなさい! スタッフのみなさま、御迷惑をおかけします!
「VOICE」(PHP研究所)の来月号の連載は休載させていただきます。読者のみなさま、ごめんなさい!
7月に日経BPから刊行予定だった、「ソニーコンピュータサイエンス研究所、ボローニャシンポジウム本」は8月末から9月上旬の出版になる予定です。御迷惑をおかけします!
「科学の闇」(仮題、祥伝社)も刊行時期が遅れる見込みです。詳細がわかり次第、告知させていただきます。
代筆:K妻
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おかげさまで、竹内は順調に回復し、マイコプラズマ肺炎は、ほぼ完治し、虫垂炎手術の術後の経過もよく、近いうちに大阪から横浜まで車で移動し、自宅近くの病院で抜糸してもらうことになりそうです。
病院の徹底的な検査により、新たに腎盂腎炎にも罹っていることがわかりましたが、こちらは横浜の病院で長期的に治療すればいい、ということになり、本人も、
「さすがはオレ、多面体人間ならではの病気の罹り方だ」
と、ベッドの上で豪語しております。
緊急入院で多方面に御迷惑と御心配をおかけしましたが、同時に三つの病気を抱えていたことが判明し、本人としましては「病気が全部見つかって運がよかった」(本人談)と感じているようです。
昨日からお粥が始まり、本人の食欲は、いつもに増して旺盛です。
また、経過報告させていただきます。
掲示板やメールにて、たくさんの応援メッセージをいただいております。心より感謝申し上げます。
代筆:藤井かおり
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おかげさまで「バカヤロー経済学」と「奇跡の脳」が重版となりました。
読者のみなさまの御愛顧に感謝いたします。
(代筆:藤井かおり)
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金曜日のJAM THE WORLDでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、竹内は体調不良にて、現在、入院療養中です。
出張先のホテルで高熱とおう吐があったため救急車で病院に運ばれ、検査の結果、マイコプラズマ肺炎と診断されました。感染性なので個室に隔離されて治療を続けていましたが、虫垂炎も発症していたことがわかり、昨日、手術を受けました。
手術は無事に終わり、現在、順調に回復中ですが、肺炎と虫垂炎を併発したため、復帰までしばらくお時間をいただくことになりそうです。
***
読者のみなさま、リスナーのみなさま、視聴者のみなさま、仕事先の関係者のみなさまに、多大な御迷惑と御心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
***
本人は一刻も早い復帰に意欲的ですが、週明けになりませんと、具体的な退院の時期が判明しません。時期がわかりましたら、また、ブログにて告知させていただきます。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
代筆:藤井かおり(K妻)
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今週のJAMは月曜日から金曜日まで政治家ウィーク!
金曜日は、共産党の政策委員長で医師の小池晃さんに、ニッポンの医療問題についてお話を伺います。
お聞きのがしなく!
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鈴木光司さんとダタカシマでランチ。途中から仕事帰りのK妻も合流。
今話題の「世界一怖いトイレットペーパー」をおみやげにもらった!
これまでも、トイレットペーパーといえば、ペンローズ卿が無断でペンローズ・タイリングの図柄を使われて裁判になったり、ときまた話題になるけれど、やはり「トイレ」と「ホラー」の組み合わせはハマった感がある。
すでに3万部(個)完売だとか。続編と英語版も出るらしい。世界中のトイレから絶叫が聞こえる日も近い?
すぐ使うのは、もったいないので、まずはラジオ局に持っていって見せびらかすつもり(笑)
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執筆中の本とも関係するので、足利事件と飯塚事件について調べている。
科学技術が進歩するにしたがい、過去の問題点があらわになることもある。足利事件では、1990年代前半のDNA鑑定の結果が冤罪を生み、無実の人が17年という歳月を奪われてしまった。
DNA鑑定に関して、足利事件と共通点の多い飯塚事件の場合、去年の10月に死刑が執行されている。試料が残っておらず、これからの再鑑定はできないようだが、「犯人」とされた人物の家族のDNAを採取して、再審請求がなされる可能性があるという。
驚かされるのは、法務大臣に就任後、初めての死刑執行に、冤罪の可能性のある事件を選んでしまった森法務大臣の判断能力だ。もちろん、自ら選んだのではなく、法務省の役人が選んだのだろうが、飯塚事件では、科学警察研究所のDNA鑑定と帝京大学によるDNA鑑定が大きな食い違いを見せていたのだから、他の事件に先んじて死刑執行を急いだ理由が理解できない。
いったい、この大臣は何を考えているのだろうか。
無論、今後の弁護側のDNA鑑定を待たなければ、飯塚事件が冤罪だと断じることはできないが、法務大臣の勇み足であったことに変わりはない。
90年代の科学警察研究所のDNA鑑定のお粗末さについては、調べていくにつれて、だんだんと怖くなってきた。
科学技術は、使う人間によって、「凶器」になることもある。森法務大臣は、今後、わけもわからずに死刑執行の署名をする前に、「科学的な証拠」について、専門家から初歩的なレクチャーを受けるべきではないだろうか。
万が一、無実の人物を処刑してしまった場合、いったい、どうやって責任をとるのだろう。
(ちなみに、私は死刑廃止論者ではない。ただ、科学警察研究所の古いDNA鑑定のみが証拠とされ、有罪判決が出た事件については、死刑執行の前に再度、現在の技術で再鑑定を行ない、精査すべきだと思う。アメリカでは、「イノセンス・プロジェクト」があり、被告は、刑が確定した後でも最新のDNA鑑定を受ける権利が認められているが、日本でも早急に導入すべきだろう。あたりまえのことだが・・・)
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夜中の三時になって、たまらずマンションの前のローソンに飛び込んで、買ってきてしまった。
一時頃から我慢していたのだが、どうにも気になって、一向に原稿書きが進まない。
結局、二時間かけて書いた原稿は、出来が悪く、送ることができないと判断し、自主的にボツにした。
ああ、ダメなんだ。あれがないと、オレは仕事ができない。
そして今、オレは至福の時に浸っている。600キロカロリーのピーナッツを口いっぱいに頬張りながら。
わかりやすい。あまりにもわかりやすい、デブの法則。
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うーん、ウィキで「カルーツァ=クライン理論」を見てみたら、記述が書きかけのせいもあるんだろうけれど、1921年にカルーツァとクラインが提唱したことになっていて、これはまちがい(汗)
1921年のカルーツァが最初で、1924年にクラインが再提案したはず。
こちらも英語版は正確に書かれている。
日本語のウィキは、かなり、情報がいい加減なんだね。特に科学系の場合。
これだと、新聞記者が引用できるレベルにはない。科学系の大学院生で、オレの批判をしているような暇がある人は、ウィキの自分の専門分野の記述を修正するほうが、よほど建設的だと思うけどな。(税金使って勉強してるんだから、サイエンスライターの悪口ばかり考えないで、少しは世の中のためになることをしろ!)
しつこいようだが、オレは、そもそも「批判」の対象。ウィキの修正なんかしたら炎上しちゃうから、まちがった記述を見つけても、手が出せない・・・。
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最近、ウィキペディアが、どんどん使いづらくなってきた。
自分の項目なんか見てみると、「こいつはいったい誰のことだ?」という印象が強い。
自分の作品も、評価の高かったものや売れたものはほとんど無視されている。マラソンを走ったあとに、そのタイムなどは無視されて、途中でけつまずいて転んだことだけ詳しく書かれているような感じ(笑)
今、書いている本と関係するので、南部陽一郎で引いてみたら、「1970年に後藤鉄男とともに南部-後藤の弦理論(ひも理論)の提案をおこなったが、正しくないことが証明された。」って書いてあって、思わずのけぞってしまった。いったい、誰が証明したんだろう(汗)
超ひも理論のどんな教科書を見ても、「南部=後藤の作用」は載っているし、ちゃんとしたボソンひもの作用だよね。ただ、後にポリヤコフがもっと使いやすい形を提案して、主にそちらが使われているけれど。(南部=後藤の作用は非線形)
1970年当時は、重力理論ではなくて、強い相互作用の文脈で研究がされていたんだろうけれど、今から振り返ってみて、その後の量子重力理論の発展に先駆的な役割を演じたことは明らかだ。
つまり、「正しくないことが証明された」という記述は、物理学の歴史から見て「まちがい」だし、百歩譲っても「大きな誤解を与える表現」ということだ。
オレが訂正すると、また、騒がれてしまうから、書き直さないが、誰か、ちゃんとウィキペディアの「南部陽一郎」の項目を訂正してあげないと、南部先生や、若くして亡くなった後藤先生が可哀想だと思う。
ちなみに、英語のWikiでは、「He is accounted as one of the founders of string theory.(中略)
The Nambu-Goto action in string theory is named after Nambu and Tetsuo Goto」という、きわめてまっとうな評価になっている。
日本語のウィキペディアは、人を貶める記述がちょっと多過ぎるね・・・。
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